猫まんま

猫といっしょの 笑える毎日。

体にやさしいご飯 は やっぱり美味しい~

あーのんびりしたいねぇ  

黒白猫

2018年11月24日 | 猫ちん
父ちゃんがぽそっと言った・・・

「 のぞいちゃうんだよ・・ いないんだけどさ 」




昨日  つち に 返してきたんだ

黒白猫の男の子。







この夏ごろから 家の周りをパトロールしてくれる 輩が‥ 増えていた。


どの子も 外での厳しい生活が想像できてしまう


テラスから品のない 罵声ともとれる うちの子の鳴き声になんて 耳もかさず


すすすーと 通り過ぎていく。



夕方 小屋の前で 横たわっている姿を見て 思わず声をかけた

「 家で ごはん食べてく? 」



無言ではあったが お代わりして 食べるだけ食べて・・・ すぐさま消えていった。




猫の集会があったならば 

「 あそこは ごはん出るぞ 」 って 申し送られているんだろなぁ~って にんまりするほど

違う猫が 家の玄関の前で待っていた。



代わる代わる 交代で数匹の猫が 家の食堂に通ってきていたのだったが

いつ頃だっただろうか

一匹の にゃん太郎のような 黒白猫が 家の畑に ポツンと座りはじめたのは。

昼間は 小屋の前の板場で横になり・・・ 食事を済ませると パトロールに出かけ 朝には戻る

そんな平凡な猫の日々のように一瞬は見えたが

この冬は厳しいという 現実にすぐさま変わってしまっていた・・・。




外で暮らす猫の毎日は 厳しいだろう

それでも 決して媚びはしないその猫姿勢。


時間になれば 食べ物を配膳し食事量をチェック

時間になっても 寝床にいなければ 夜遅くまで何度も 心配で見に行った。



「 のぞいちゃうんだよ 」 



父ちゃんも 家に入る前に必ず覗いていたんだね・・・。


朝もテラスから 黒白猫の姿が見えると


「 ご飯 先にあげてきなよ 待ってるから 」 って・・・。



玄関ドアの前で 出待ちされてたこともあったっけ ( *´艸`)



最後は 飯と寝床の恩義で世話することを許してもらったと思っている。

本当は 人にも触られたくなかったでしょう

医者にも行きたくなかったでしょう


それでも 最後の最後まで ご飯を食べてくれてありがとう。

ささみ 美味しかったんだねー 

少しでも 幸せを感じてもらえただろうか・・ そうであったなら猫好きとしては ありがたい。。。



外猫にとって 寒い冬が 始まってしまった。


明日は 黒白猫が使っていた寝床を掃除して、また新しく作り直そうね


ちょっとでも 外猫が暖かい寝床で寝られるように

お腹が ひもじくないように・・。








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