恋人ではないけれど

大好きな人がいます。
同性の幼馴染みです。

歩いて３分の距離に
住んでいます。
誕生日も２日違いで
生まれたときから近い存在。

近くにいるけど
頻繁に会ってるわけではないのです。
たまに食事に出かける、
それ位。

特別なことなんてないのに
一緒にいると
しょうもないなーってことも
何故か昔から楽しくて
不思議なくらい笑っている時間が多いのだ。

たまに
散歩で姿見かけたり
車を見たりするだけで
何だかホッとする。

色々な時間を共にしたから
色々なことを見てきた。
幸せでいてほしい人。
大好きな人なのだ。
幼馴染みなのだ。

自分って

馬鹿だな。

自分が傷ついて
ようやく
自分が傷つけた人に
気づくなんて。

馬鹿だな。

大切に思ってくれた人を
大切にできなかったのだから。


…