1カ月近くブログが止まってしまっていました。
怠慢と言われればそれまでです・・・。
にもかかわらず、その間もブログを覗いていただいた方に
あらためてお礼申し上げます。
「○○の秋」とは、使い古された言葉ですが、
今年ほど秋の気配を感じにくい年は無かったです。
涼しげな風が吹いてきたな・・・と思ったら連日の30度越え。
虫の声が良い感じ・・・と思ったら台風連続発生。
体調管理が難しい毎日です。
しかし、体調管理が難しい、体調を崩しやすい季節は
ある意味身体のセンサーが敏感になってるとも言えるわけで、
そういう意味ではありがたい季節でもあります。
「俺ってこんなことくらいで風邪引く体調なんだな」とか
「この野菜って、こんな味だったか?結構好きになったかも」とか
去る9月29日、4か月振りに医療者ワンディプレセミナーが
福岡市都久志会館にて行われました。
これは、「非歯原性歯科疾患」「非患部原性疾患」に取り組もう とういう
医師・歯科医師・治療家の方対象のセミナーです。
つまり、「歯に原因がない歯科の病気」や
「患部に原因がない全身の病気」という意味です。
「そんなの当り前じゃん!」と言う人と
「歯が悪いのに歯に原因が無い・・・って、どういうこと?」って言う人と
いらっしゃるでしょうね・・・。
このブログでも以前から書いてますように
タイヤがパンクするのは、タイヤだけが原因ではないですよね。
車軸のわずかなゆがみでタイヤに変な負荷が
かかってたのが原因かもしれないし、
車軸のわずかなゆがみはギアやブレーキ、エンジンの影響かも。
それの発端は電気系統の通電不良化かも。
その原因は、荒いくせのある運転のせいかも。
荒い運転は、性格ではなく、車内のビニールシートや内装の
科学物質や芳香剤の影響かも。
それに影響受けやすいのは自律神経の乱れかも。
その原因は・・・・・。
・・・屁理屈に聞こえますか?(苦笑)
しかし現実には、「そんな、症状とかけ離れたことが原因で」
どこに行っても良くならない病気症状で悩んでおられる方がたっくさんいます。
そして、そんなことに気付かずに「患者さんを治せない」と
落ち込み行き詰っている医療者がたくさんいます。
タイヤのパンクを治すのに、持ち主の家庭環境や日常生活に口を出す
整備士の方やディーラーがいて困りますか?
困る方はそうでないところで修理すればいいですが、
そこまで求める、いや、求めざるを得ないオーナーさんだっていますよ。
そして、その問題が人生において大きなマイナスになって、
本当に行き詰まりになってるとしたら・・・。
そのセミナーの主催は、「生ーシステム研究会」 といいます。
医学云々ではないのです。
人が生きて行く上でのシステム。
それは医学もあり、社会学もあり、自然科学もあり、人間学(?)もあり。
人と最も密接に関わり、命や健康に関与する立場の一つである「医療者」。
痛み・不快感を取り除き、快適に生活でき、長生きできれば
人は幸せになれるのでしょうか。
医者とはそういうものでさえあればいいのでしょうか。
ましてや、副作用や医原病を持ってして
市民を更に振り回している、と認識されたままでいいのでしょうか。
いや、そういう認識さえ持っていない市民の方がまだまだ多いと思います。
(特に、ここ久留米市はそういう街のようで・・・苦笑)
今までの60年とは、明らかに違ったスタンスを問われはじめています。
これからが医療の本領を求められる時代だと思います。
そんな期待を胸に多くの方が受講されました。
講師は伊東聖鎬先生 。
「社会人生研究家」です。
医療分野も得意ですが、本当の専門は「人」です。
次回、福岡は11月の予定です。
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