前回のブログで9月29日の医療者ワンディセミナーについて書きました。
その翌日、30日は、一般の方向け(患者さんや家族)の勉強会でした。
午前中は「自分研究勉強会・ベーシックコース」2回目。
午後は初めての方対象の体験型「自分研究ワークショップ」 。
こちらの勉強会は、主催がNPO法人「自分文化―安住村」 です。
講師は同じく伊東聖鎬先生 。
午後のワークショップには、様々な動機で参加なさった方が13名ほど。
Youtubeの動画 やHPをご覧になった方が九州外からお見えになりました。
多くは、何年も、あらゆる病院や治療法で良くならず困っている人です。
ブログやフェイスブックをなさってる方ならお分かりの方も多いと思いますが、
「病気が良くならない」とは一体どういうことでしょうか?
反対に、「病気が良くなった」とはどういうことでしょうか?
病気を治すのは病院ですか?薬ですか?手術ですか?再生医療ですか?。
○○ホルモンが減少してきて、神経の伝達物質が阻害されて、○○の機能不全がおきて・・・
そのような仕組みで病気が起こっていると、心から思いますか?
では、それを知っている医者は、あなたの身体の中でそんな変化が起きている
様子を確認したうえで診断、治療していると思いますか?
ホルモンが減った人が皆発症するわけでもなく、
同じ症状の人が同じ薬や手術で同じように良くなるわけでもなく、
良くなった人が皆それっきり完治するわけでもなく、再発(と言っていいのか?)することも。
調子が悪く医者に行ったものの、受付スタッフの顔を見たら良くなっちゃったとか
折角痛みがとれたのに、帰りの電車に乗ったら痛みがひどくなってきたとか
散々精密検査を受けたのに全く異常がなかったとか
・・・医者も患者さん(皆さん)もそんなこと経験あるでしょう?
経験がなくとも、そんな話、あちこちで聞いたことがあるでしょう?
人と人は、複雑に影響を与えあう存在同士なのです。
折角の治療効果が、電車の隣に座ったおじさんの影響で台無しになったり、
辛かった頭痛が、台風が近づいてきて軽くなったり、
昨日買った赤いマフラーの影響でぶり返したり、
365日、24時間、そんな影響をずっと受け続けている我々人間なのです。
そして、生まれてから死ぬその時まで、地球の重力という影響から
逃れることができない、そんな地球人であり、宇宙に生きているのです。
現代社会は、「痛み」「発熱」「腫れ」などの生活上不都合なものを
「健康を害するもの」「寿命を縮める恐怖」「命を脅かすにつながる忌事」
に結び付け、それを一般人にわからないように複雑化させ、崇高な医学というものにし、
早く消しさる事こそ全ての国民が目標にするべきと言わんばかりに
幼少から教育に折り込み、その施設と従事者の育成に莫大な国家予算を
つぎ込んできました。
そう、私もその中で懸命に勉強してきた(つもり)の一人です。
しかし、幸いにも私は、鍼灸師の祖父祖母、歯科医師の父をみて育ちましたので、
医学がそれほど威張れるような存在でないことはなんとなく知っていました。
最近では医学界の事情もわかってきました。
患者さんは、ずっと患者さんであり、医者になることはまあありませんが、
医者は病気をした時は患者さんになるのです。
どうぞその時には、存分に患者さんの気持ちを噛みしめ堪能してほしいと思います。
・・・患者さんはずっと患者さん・・・と書きましたが、
それでいて、間違いなくどんなスーパードクターよりもすぐれた「自分の主治医」です。
ただし、「医学の上で」ではなく「あなたの」ですよ。
それには、自分研究、読脳法の勉強をするのが一番です。
ウソ、ごまかしのきかない「自分の脳の情報を読む」ことができれば、
スーパードクターどころか、スーパーティーチャ‐、スーパーカウンセラー、
スーパーマンにだってなれるかも?
午前中のベーシックコースは、そんなワークショップで奮起した方が
5回の入門コースを経て参加している勉強会です。
病院に任せられない理由・・・
それは、「病院は信用できん」とおっしゃってる友人に聞いた方が早いですね。
「病院は素晴らしい」と言ってる方は、それはそれで素晴らしいと思います。
誤解なきように言っておきますが、私が問題だと思ってるのは、
患者さんの為に一生懸命に医学を勉強する医療者の姿勢ではなく、
その気持ちを間違った方向に引っ張ってきた歴史と政策と体制です。
わたしの知る限り、患者さんを見ると「お客さん」に見える医療者よりも
本当に何とか良くしたい、と考える医療者の方が多いと感じます。
だから、なおさら医者が治せないものは患者さんが自分で良くできる、
病気に不安が無く、症状におびえ振り回されないで済む、
そういうことが認知され、
患者さんの方から医療をより良い方向へ導いてほしいと思うのです。
なーに!難しくはありません。
医学部でてなくっても、読脳法で自分で良くできるんですから。
医者だって、始めはド素人ですよ。
要は求める気持ちと、楽しんで自分研究することです。
ちなみにこの日、8年間ジストニアの症状で悩んでいた方、5分で改善。
耳の難聴で悩んでいた方、10分で聞こえるようになり。
身体のあちこちの倦怠、不快感、頭重感、解消。
落ち着いて座ってられない(多動傾向)、10分で改善。
ほとんどの方は、ポカーンとしてしまいます。
・・・しかし、ここは治療の場ではありません。
人任せ、医者任せをやめ、自分に責任を持った生き方ができるように
積極的に自分研究をしましょう!という場です。
そのための読脳法を勉強する場です。
そのために病気を使ってデモンストレーションを行うにすぎません。
今の自分に病気症状がある意味を本人が知らずして消してしまう・・・
今の医学が目指そうとしているのは、そんなおせっかいなことなのです。
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