今まで、TV番組を録画してDVDにするということが
それほど意味があると感じたことがありませんでした。
後で見ようと思って落としても、見なかったりするので
ここ数年はよほど大事なもの以外はやめていたのですが…
いま、何年も前のものをDVDにしていることが、意味があるんだと、深く感じています。
フィギュアスケート全日本選手権。
浅田真央さんがまだくるみ割りをやっていたころの試合…、
そのころの貴重な映像、中野友加里ちゃんの演技…。
まだあどけなさもあり、今ほど濃密なステップではなかった真央さんのプログラム…。
一つ一つが、
円熟味を増した真央さんの演技へつながっている道なのだと思うし、
一つ一つの試合での
色々な表情、その演技に込められたもの、何と闘っていたのか、
それを考えて心に大きなものが埋め込まれたような感じでした。
真央さんにたいして、
もっと連盟が出来ることはあったんじゃない…、なんでこうしてくれなかったのか
もっとマチコが出来たこともあったはずなのになんで!と思ったりすることも
今は多い。
美しい瞬間で綺麗に終わりを迎えることが出来なかったのは
周りに責任がないとは言えないのでは…。
本当は措置の直後にプロ転向をしてほしかった、とか思うけれど。
真央さん、ありがとう。
色々なものを背負わせてごめんなさい。
でも、心に穴が開いたようでうまく言葉にできません…。