ちょっとぶりです。
バレンタインということで…長い時間パソコン向かうと、
腰が痛くなってしまうためブログでバレンタインネタを。
躯から、「正直になるチョコだ」と言って、小さなチョコを渡された蔵馬。
怪しい…怖い…あの躯からチョコだけ使い魔で渡されるなんて不気味。
おもいながらも、
飛影の本音を知りたい、聞きたい蔵馬は、バレンタインに飛影
来ないかなと期待をする。
なんの偶然か、ちょうど14日に飛影が訪れる。
あのね…去年もあげたけどバレンタインなんだ、あなたからも、
告白でもらったことあるよね、
好きな人にあける日だから…これ…。
と言って、躯から貰ったチョコを渡す。
見た目は何も変わらず、普通の飛影。
少し、違うなと思ったのは、
夕飯に作ったオムライスもしっかり食べて…、
「いつも……いい味だ」
と言ったこと。
飛影に見られないように、背を向けて、蔵馬は頬を薄く桃色に染める。
今日は素直で…。
夜も…。
「きれいだ、お前は」
と言って口づけを落としたり、蔵馬の肌を舐めるときも
「お前が、離れていかないように…魔界で想っている」
とか言う。
飛影から甘い言葉が漏れるから、蔵馬も敏感になって、
はあはあと荒い息を漏らす。
せっかくだから、いつも聞けないことを聞いてみたい…思う蔵馬。
「前に…」
幽助に八つ当たりみたいに睨んでいたのはなんで…。
「当たり前だ…」
飛影はひとつ息をついて蔵馬の髪を取る。
柔らかな髪を撫でて、飛影は囁く。
「お前の指、触ろうとしただろ」
早口で、飛影は続けた。
「俺以外がお前に触るのが…気に入らない」
言いながら愛撫は激しくなって…。
「そんなに…」
「いつも…お前がいることが力になってる」
飛影から漏れる優しい、熱い言葉が、蔵馬を熱くする。
蔵馬は、飛影の首に手を回した。
好き…。
甘い夜を過ごしたあと、飛影はハッとする。俺は昨日…蔵馬に何を…。
今まで言わなかったことを言ってしまったような…。
そばを見ると、幸せに満ちた表情で抱きついている蔵馬。
幸せそうなら…いいか、と思いながらも恥ずかしくて、
蔵馬のからだを少し離した。
みたいな話。
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