蕎麦屋的MOON SHINER

Moon Shinerとは米国西部開拓時代に禁酒法の中、月明かりの下で密造酒を作っていた人々の事です。

モーリス W-30(04)

2016年06月11日 | Morris W-30

リペア完了♪

昨日注文した弦とクリップチューナーが今日の午前中に届いてました!
あまりの対応の早さ&良さにびっくり!!!(ありがとう@サウンドハウス)


今回購入した弦は2種類で、ひとつはマーチンの廉価版のライトゲージで012-054、もうひとつはギターの生き字引=橋本さん推薦のLIFEAPAN SPってやつ011-052(*^_^*)
ネックの状態チェックで、もしかしたら数日で弦を交換する可能性もあるので、今回は廉価版の弦を張りましたがエレキ弦慣れしてしまった指にアコギの012-054は久しぶり過ぎて太いわ(-。-)y-゜゜゜

指板がかっさかさだったので昨夜オレンジオイルをたっぷりと含ませましたが、今日も上から塗り重ねしておきました。
その後磨きあげたペグを装着して弦を張り完成ヽ(^o^)丿
数日テンションかけっぱなし(張りっぱなし)でネックの折れた個所や反り修正の様子を見ます。

  張りたての弦のシャラシャラとした音が気持ちいいです(*^_^*)

続いてハードケースリペア!

アコギは一応の顛末を迎えたと思いますが、ハードケースがばばいw


取り敢えず数本のねじを外して錆取りしてみました。
外せない部品はリューターで磨いてみたり・・・他にも


少しだけでもまともになればと数日やっつけ作業ではありますが、美化運動実施中であります(*^_^*)

ハードケース美化運動がいつの間にかハードケースレストア運動になってしまいましたw

表皮の剥がれた個所はかちかちに硬化し、しかも縮んでいるのでドライヤーの温風で柔らかくしてから引っ張りつつボンド貼り、マスキングテープで固定!


内側は掃除機を入念にかけて30年分の何かを吸い出しました。
その後剥がれているところや歪んでいるところを形状修正しつつWクリップとボンドで固定していきました。


これで上手い事いってくれるとよいのですが!

そしてこのプレートがマーチンのケースのレプリカの証!

・・・ハードケースの修正はこれにて終了の予定です。
明日にはニューカマーのストラトキャスターがやってくるのでヽ(^o^)丿


モーリス W-30(03)

2016年05月26日 | Morris W-30

折れたネックのリペア!(続き)


昨日圧着したネックのクランプ類を外しました。
まぁ、まずまずの状態でついたようです♪

その後耐水ペーパーの800~2000番をサンディングブロックにつけて磨き段差を目立たなくなる程度まで減らしました。

段差を完全になくすところまでサンディングすると全体の再塗装が必要になるので、ほどほどのところで止めておきましたw

強烈なストローク傷があるピックガードは800番サンペで水研ぎ!


この時ベースに使っているブロックは30数年ものの指板用黒檀の切れ端です。

持ちやすい大きさに切ってからガラス板にサンペを貼って面出ししてあります。

この黒檀ブロックに幅の広い両面テープで好きな番手のサンペを貼りつけて使うのがお気に入りなんです(*^_^*)

番手を2000番まであげて磨いた後、コンパウンド2種とピカールで磨きました。

 

次はフレットにマスキング(フレットを磨くため)しましたが、ネックが反っているのが気になり修正!

ネックの反りはLアングルのアルミ押し出し材(2mm厚)を定規にしてチェックしながらロッドを回しますが、結構順反りの程度が大きかった(ーー;)

フレットもピカピカ♪

そして昨夜ウィスキーをやりながら磨いていたペグも仕上がりました。

こいつは状態良しであります(*^_^*)

そしてラスティなペグを留めていたねじは木材(1X4SPF材)にねじ込み固定してスチールウールとピカールで磨きました・・・当然こいつもピッカピカですwww


弦とチューナーも発注済み!


ネックの調整は数日おいて再チェックの予定ですが、こきたないハードケースもリペアしようか思案中でありますw
モーリスのギターが入って送られてきたハードケースですが、東海楽器のメタルシールが貼ってあった。
しかも「このハードケースはマーチンのレプリカです!」って英語で書いてあるヽ(^o^)丿
そのまま放置の予定だったんだけど、なんかレストアのやる気スイッチ入るよねぇ~(^◇^)


モーリス W-30(02)

2016年05月25日 | Morris W-30

リペア開始!

まず最初はしっかりとした現状把握からですね!
打痕は割と少なめですが、トップの下側にやや大きめなやつが一か所・・・これは修正できないなぁ~

ピックガードは強烈にストロークやってたのが一目瞭然・・・こいつの販売当時の音楽の流れだとそうなるわな(^◇^)

ネックは塗装痩せが一か所!

本格的に修正するなら塗装を一旦剥がして全塗だけど、今回は磨いてワクシングで済ます予定です。

 ネック折れの他はこれと言って致命的な個所は無い模様(経年の諸所諸々はあるけどねw

まずは弦を切っちゃいましょう!

ちょっと心配していたブリッジピンもすんなり抜けてくれました♪

次はペグのねじを外してしまいます。

ペグ自体のコンディションは悪くなかったけどねじは結構ラスティでした!

弦を切ってペグ外して現状確認!

このままでは接着出来ないので手でヘッドを傾けて折れた個所を広げてみましたが、ちょっと無理そうでした。

そこでくさびを2本作って割れた個所にじんわりと挿入、順々に奥に入れて割れた場所を広げました。

タイトボンドを奥の方まで押し込んでからハンドパワーで仮圧着し、余分なボンドを拭きとりました。

その後クランプをこれでもかとかけて徐々に締め込み、このまま24時間放置で完全硬化させる予定です。

何度もネック折れギターを修復していると現状把握と対策がすぐに思い浮かんでくるようになりますね♪
・・・と言っても修復しているのは連続3回だけだけどねw


モーリス W-30(01)

2016年05月25日 | Morris W-30

ついにアコギもゲット♪

ホントに欲しいやつは遥か彼方の金額なので、とりあえず練習用!
モーリスのW-30というやつで初モーリスです(*^_^*)

因みに過去アコースティックギターはヤマハFG280→FG500→Sヤイリの10万円のやつ(品番忘れたw)→マーチンD28という変遷でした。
モーリスには何故か縁がありませんでしたね♪

モーリスは元々ホタカギターブランドから1972年にモーリスギターになったそうです。
作っている会社もギターを弾いていた当時は遥か彼方だと思っていたのに現在は超近所=松本なんでよねぇ~(*^_^*)
発売当時の価格は30000円、販売期間は1972年~1999年。
材はトップがスプルース、バックがローズウッド2Pcs、サイドがローズウッド、ネックがナトー、指板がローズウッド、ブリッジもローズウッドで指定弦がライトゲージでした。

今回のギターですが、1970年台後半~1984年頃のものなのですが、ヤマハと違ってシリアルナンバーからは年代特定が出来ないそうです。
しかし同じギターを買った方の記録などを調べていくと、このモデルの中でも、かなり初期のものだという事がわかりました。
そして更に調べて80年製という事が判明しました。

1980年と言えば、ちょうどおいらがギターを置いた時期なんですな!
36年のブランクを36年前に作られたギターで埋めていく・・・ちょっと感慨深くなってしまいましたw

これから一旦全バラにして磨きと調整をしてから実戦投入の予定です。
また暫く遊ぶおもちゃが出来ました(^◇^)

そんでもってギターの現状ですが、いつも通りネック折れてます(^◇^)

ネックの折れた部分は表まで逝ってます!
バインディングもその衝撃で剥がれてます。
しかしネックは結構まっすぐ(ちょい順反り)・・・後にちゃんとチェックしたら結構反ってました(ーー;)

ペグは健康状態良し!
サドルもブリッジもノープロブレム!・・・こちらも後のチェックでサドル割れてる事が判明!


早く弾きたいので早速リペアに取り掛かります(*^_^*)