蕎麦屋的MOON SHINER

Moon Shinerとは米国西部開拓時代に禁酒法の中、月明かりの下で密造酒を作っていた人々の事です。

エピフォン ドット 07

2016年04月29日 | Epiphone Dot

暫定的ながら、とりあえず完成ヽ(^o^)丿

前日フレット磨きの為に貼ったマスキングテープを剥がして、仕上げに入ります。

まずは3点留めのうち、ヘッドがわの1個所が欠損しているロッドカバーですが、新品を購入しようとするとビックリするほど高価でした(ーー;)
自分としては、とりあえず留っていればOKなんですが、ネックが折れた時に大きな力がかかったようで、かなり反ってます!
直し方がわからなかったので、まずは熱をかけてみることに・・・
ドライヤーで直接加熱をと思いましたが、最初は熱湯に漬けてみることにしました。

するとどうでしょうw・・・見事にふにゃふにゃになったので平らな所で冷ますと何事もなかったのようにまっすぐになりました。

こいつはこのまま装着しておきます。 

その後ボディとヘッドをポリッシュしてからピックアップも自分が持っている中でいちばん細かいコンパウンドで磨き、今回手に入れた時点で装着されていなかったテールピースはポストボルトごと制作中のレスポール用のやつを借用しました。

弦も手持ちがないと思っていたらキットパーツの中に怪しそうな弦も同梱されていたので迷わず借用してセットアップ!
一応完成です♪ 

今回はこのまま暫くネックの状態をチェックしてみようと思っていますが、試奏するためには弦高セットやらオクターブチューニングをしないといけませんね!

デフォルト状態として弦高は1弦1.8mm、6弦3.0mmでセットしてみました。

次にオクターブチューニングを始めたのですが、3弦と4弦が全然合わないんです(ーー;)
そいつを弄っているうちに6弦も合わなくなってきて・・・さっきは合ったのに???

そんなことを何度か繰り返して気付いたのがペグの締め付けねじ(回転側)が緩んでいたという事!
そして怪しさ満載の弦が、どこまでも伸びていくって事www
全然合わないので諦めてフラットワウンドの011-048を2セットオーダーしました。

ついでなのでフレットに塗るオレンジオイルも注文!
ゴールデンウィーク明けには到着するでしょう。

そしてその頃には、ネックがOKなのかの判断も出来るでしょう(*^_^*)

エピフォン・ドットNatはこれで伊藤の完成としますが、ついでなのでこいつの素性を調べてみました。

シリアルナンバーを検索サイトで打ちこむと直ぐに判明!
made at the Qingdao Plant(Epiphone) China August 2009

中国の山東省青島市にあるギブソンの工場内のエピフォンプラントで2009年の8月に製造されたものだという事でした。

約7年前に製造されたものでしたが、殆ど弾いた形跡がないので店頭に長いこと留まっていたのか、又は購入後すぐに折ってしまったのか?

まぁ、いずれにしてもおいらは安い買い物が出来て満足です(^◇^)


エピフォン ドット 06

2016年04月28日 | Epiphone Dot

仕上げ磨き!

塗装したところを磨きました。
今回は塗膜が薄いので#1500でさらっと磨いた後はコンパウンドを布に付けて木片に巻いた状態で磨きこみました。

色目が多少違うのは素人のなせる技とご容赦w
その後クリヤーも薄く吹いて硬化後に同様の工程を!!! 

ペグも付けてヘッド部分は終了です(^◇^)

本来ならばネックのつないだ部分も作業するのですが、今回はこのままです。

弦を張ってみて強度に不安を感じた場合は埋め木作業をする予定なので2度手間は避けようと・・・しかしこのままで終了の予感がひしひしとwww

んで、次はフレット磨きの為にマスキングです。

この作業を嫌いな方も多いようなんですが、元々モデラーの自分は好きな部類の作業です♪

しかしこのギターのフレット・・・全然弾いた痕跡がありません。

フレットに製造時のフレットやすりの痕がうっすらと残っているくらいで弦による傷やへこみが全くないんです。

不思議だわ(-。-)y-゜゜゜

経年変化で曇ったフレットを最初は00番のスチールウールで磨きます。

右の2フレット分が未だ磨いていない状態!

次に柔らかい布にピカールを付けてひたすら磨きます。

今度は逆に右2フレットが磨き済み状態っす!

もう最後は根気との戦いになりますが、なんとか終了(*^_^*)

満足ですwww


エピフォン ドット 05

2016年04月26日 | Epiphone Dot

接着部分の修正!(続き)

これで磨きは、ほぼOKかな?と思ったのですが、結局気に入らずパテを盛りましたw

硬化を待って水研ぎ・・・因みに反対側も同様にパテ盛ってます(*^_^*)

サンディングは#400→#800→#1500→コンパウンドでちょっと手抜きですw

研いだ粉を拭きとってから塗装の為にマスキング!
まっこんなもんか! 

ラッカースプレーを40度くらいで5分ほど湯煎(缶の内圧をあげるため)
途中何度も缶を振って中身を攪拌しながらなのは言うまでもありませんが・・・

あまり塗装膜が厚くならないようにささっと吹いて終了!
その後表面が硬化を始めたころを見計らってマスキングを剥がし、明日まで放置です(*^_^*) 

焦らないで作業しようと思うのですが、どうしても早く仕上げたくなってしまいますね!
早く弾きたいヽ(^o^)丿 


エピフォン ドット 04

2016年04月25日 | Epiphone Dot

接着部分の修正!

夜は作業がし辛い(おぢさんなので見難いのよw)ので、就寝前にヘッドの表側の付き板欠損部分にエポキシ接着材に黒檀カスを混ぜたものを充填しておきました。

そして翌日硬化しているのを確認してからサンディング!

最初は空研ぎペーパー#320を小さなサンディングブロックで面出しを心がけながら研ぎました。

次に水研ぎに替えて#400→#800→#1200→#1500→コンパウンドの順に磨いていきました。

 

まぁ最後まで追い込まず、適当なところでやめましたけどねw

次にひっくり返してつき板部分の修正です。

盛ったエポキシは流れることなく硬化してくれましたが、もっと黒檀の粉を沢山混ぜるべきでした・・・半透明な仕上がり(ーー;)

こちらも先ほどと同様に#320から始めて#400→#800→#1200→#1500→コンパウンドの順に磨いていきました。

こちら側の方が大変でしたけどね・・・結局両面で2時間くらいかかりました(^◇^)

これで磨きは、ほぼOKかな?

次はつき板補修部分の塗装です。

そして埋め木をするかどうかですが、結構強度が出ているように思えるので、今回は一旦このまま組んでみようと思います。

弦を張って弾いた時に最終判断をする予定です。

不安が残ったら再度バラして埋め木作業に舞い戻るカモ!!!

明日は休みなので塗装に行きます(*^_^*)


エピフォン ドット 03

2016年04月24日 | Epiphone Dot

折れたネックとヘッドの接着(続き)


翌朝、クランプやゴムなどを外しました。

まぁそれなりにちゃんとくっついたようですな(-。-)y-゜゜゜

前の持ち主の折れた後の処理方法に問題があったようで、結構隙間がありますね(ーー;)

表裏共に開いている穴はねじ留めの痕ですが、流石にねじ留めじゃぁ強度が足りないって思わなかったんでしょうか?w

そのおかげでこいつが手元に来てるんではありますが(^◇^)

次は隙間を埋めていきます。

まずはマホガニーの端材をサンペでごしごし削ってかすを集め、エポキシの接着材に混ぜて練りました。

次に割り箸からへらを作成・・・今回は上手く出来ました♪

これをヘラで隙間に押し込むようになでつけ、再度硬化を待ちます!
夜には触れるかな?