蕎麦屋的MOON SHINER

Moon Shinerとは米国西部開拓時代に禁酒法の中、月明かりの下で密造酒を作っていた人々の事です。

Dino206GT(16)

2012年04月03日 | 03:DINO206

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 ボディに色がつき、磨き終わったので、デカールを貼りました。
フロントマーカーは、色々と悩んだ末にシルバー→ラッカークリヤー+ホワイト+色々という組み合わせで表現してみました。
真っ白ではどうも感じが出なかったので、こんな風にしてみましたが、思ったよりもクリヤー感が出なくて・・・
もう少し工夫出来ればよかったのですが、現時点での私のスキルではこんなものです(笑)

デカールは友人に製作をお願いしました。
いつも無理なお願いばかりしているのですが、今回も快く?引き受けてもらえました。
この場で改めて感謝したいと思います。

この後はウレタンクリヤーを吹いてから、しっかりと研磨して、バンパーやインテークなどを筆塗りで塗装します。
その後、サイドウィンカーやバックランプ、マフラーなどを接着してシャーシとフィッティングすれば、いよいよ完成となる予定です。

う~む、自分でも楽しみです!!!

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 昨夜のうちにウレタンクリヤーを吹き、乾燥機を回しっぱなしにして、しっかりと硬化させました。
その後コンパウンド2種で磨きこみ、脱脂→洗浄→乾燥の工程を経てメッキ部分の塗装まで行き着きました。
画像を撮るついでにヘッドライトレンズも接着して、それなりの顔にしてみました。
あとはテールレンズとマフラーをつければボディは完成となります。

 付けようと思っていたサイドマーカーですが、手持ちのものではどれも大きすぎてかっこよくないので、今回は見送りにしました。
2次原型ではこれとドアのシリンダー、それからバックミラーなども再現する予定です。

さて、これからもう少し作業をしようと思います。

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 2月2日に製作をはじめたDino206GTがやっと完成しました。
完成したといっても1次原型の完成品ですが・・・
今後は、今回複製や塗装をしてみて問題と感じた箇所を修正&改良して、自己満足に浸れる原型にしようと考えています(笑)

製作開始から1次原型の完成→塗装で2ヶ月半かかりました・・・そして疲れましたwww
でも完成までは未だ作業が残っています。

まっ、とりあえず・・・完成です\(^o^)/


Dino206GT(15)

2012年04月03日 | 03:DINO206
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 さて、試験複製の成功したので、こいつも試しにですが、塗装をしてみようと思います。
完成させてみるとまたまたダメな箇所が見えてくるかもしれませんからね!
勿論、上手くいって「ニコニコ」の状態がありがたいのですが(笑)

 そんな訳で3台のボディと別パーツになっているエンジンフードを用意しました。
今回はコレだけしか複製できませんでしたので、失敗しないように慎重に塗装してみたいと思っています。

・・・っで、現在作業しているのは複製時にできたパーティングラインやそれ以外のバリを取り除いたり、シャーシとフィッティングしてみてタイヤのクリアランス調製なんかです。
サフを吹く前に出来ることは全部やっておきたいですからね!

 あと、エンジンフードが現段階ではドンピシャの状態なのですが、これもしっかりとクリアランスを取っておかないと塗装したらはまらなくなってしまいます。
ナイフで粗方調整をしたら、400番の耐水ペーパーでざっと仕上げます。

1台に1時間程かかりますので、合計3時間程の作業ですね!
今夜はこんなところです。
明日は・・・勿論サフ吹きです。
あっと、言い忘れましたが、ボディ色は赤と黄色の予定です。

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 いよいよ塗装へと進みます。
本当は前日にサフを吹く予定でいたのですが、「霜注意報」が長野県全域に・・・
とても気温が低くてサフを吹ける状態ではありませんでした。

・・・っで、本日1回目のサフを吹きました。
今回の塗装ではサフは2回吹く予定です(いつもそうしていますが)
1回目は非常に薄く吹いてピンホールやキズのチェックなどをしてタッチアップ。
その後1000番くらいの耐水ペーパーで磨ぎ、殆どを落してしまいます。
今回はサフを吹いた後にマフラーのフィッティングをしていないことに気付いたので、併せてこれも作業しておかねばなりませんね!

それらが済んだら2回目のサフを吹きますが、1回目よりは、やや多めに(ホントに少しだけ余分に)吹きます。
乾燥後1500から2000番の耐水ペーパーで磨いて下地処理は完了予定です。

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 2回目のサフ吹きをした状態は、画像でみても1回目とさほど違いが見られなかったので割愛し、ホワイトを吹いた状態の画像です。
使っている塗料はラッカー系で、メーカーは忘れてしまいましたが隠ぺい力のあるベースホワイトだったと思います。
塗装は全てエアブラシで行っていますので、塗料も購入と同時に3倍程度に希釈して大きな密閉容器に移してしまいます。
・・・そんな訳でメイン使いのクレオスの塗料以外だと、結構曖昧になってしまうのです。

 画像ではライティングの加減でそれなりに光沢があるように見えますが、梨地の部分も結構あります。
表面硬度を上げるため、乾燥機に後数時間入れた後に1500番程度の耐水ペーパーで磨きます。
この辺りからは耐水ペーパーを使っていても水を使わずに空研ぎです。
水を使うと磨ぐ量が多くなりすぎてしまうので、色を載せた段階からフィニッシュまで空研ぎで磨いています。

 明日はボディとエンジンフードに黄色を吹きます!・・・自分でもかなり楽しみです(^^)v

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 ボディに色をつける前に窓の塗装をしておかねばならない事に気付きました。
フロント&サイドの窓はボディを塗装する前でも後でもかまわないのですが、リアはここで塗装しておいた方が良いと判断しました。

エンジンフードを別パーツにしたのもリアガラスの塗装を考慮してという意味合いもありました。
当初から
塗装の順序を決めていたはずだったのに、いざ塗装段階にきたらすっかり忘れてしまっていましたwww
今夜は残り2台のマスキング、そして窓の塗装までは終わらせておこうと思っています。

・・・それにしても、このマスキングはとっても面倒だゾ(笑)(T_T)

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 窓の塗装がほぼ無事に終わりました。
サフを吹く前の段階での洗浄が足りなかったのか?、真ん中のDinoのボンネットの塗装の一部がマスキングテープに持っていかれてしまいました。
まぁ、このくらいならなんとかリカバリーできると思いますので、このまま進めていきます。

次は色をいれた窓部分にマスキングをして、ボディ色を載せるつもりなのですが、もうちょい塗幕の硬度を上げたいので乾燥機の中に数時間入れてからの作業となります。
今夜はマスキングだけで終わってしまいそうです。

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 いよいよボディに着色する段取りです。
まずは・・・またまたマスキングですね!
前回は窓を塗装するためにボディにマスキングをしましたが、今回はその反対で、窓部分のみにマスキングをしていきます。
窓のマスキングをする時の注意点としては(あくまで私の少ない経験からですが)、マスキングテープの幅と長さの選択に留意して作業しています。
ボディをマスキングする際には色々は幅のテープを重ね貼りしていきましたが、窓部分だけをマスキングするときには一箇所につき1枚のテープで貼るように心がけています。
エアブラシで塗装しているときにテープとテープの間から塗料が入り込まないようにする訳です。
勿論マスキングゾルを併用すれば大丈夫なのかもしれませんが、私は殆ど使っていませんので、このようにしています。
カットする際の大きさも、大きすぎないようにしています。
小さなチョロQサイズの窓は、実際かなりの曲率がありますので、端から順に押さえながら曲面に併せて貼り込んでいきます。
その後綿棒、爪楊枝などで面や線をなぞった後にピンセットとけがき針を使って、しっかりと密着させます。
最後にデザインナイフやカッターで筋彫りに沿ってカットすればマスキングは終了です。

そしてマスキング完了後に分割してあるエンジンフードを接着します。
これも再度調整しながら瞬着で・・・

 今日はオフを取りましたので、しっかりと作業を進めようと思っていたのですが、生憎の雨!
塗装をしようか・・・悩んでしまいます。
せっかくの休みなのに、なかなか上手くはいかないものですね(笑)

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 やっと車全体に色がつきました。
えっ、3台あった筈なのに、なんで2台しか写っていないのかって?・・・
もう1台は塗装後、乾燥機から出すときに落してしまい、ちょっとチップしてしまいました。
なのでタッチアップを少しずつ繰り返しながらリペア中なんです。

塗装後に1500番耐水ペーパーで軽くサンディングした後、中目と細目のコンパウンドで磨きました。
勿論、磨いた後に脱脂→洗浄→乾燥も行っています。

この後はフロントのマーカーランプ(白)の筆塗りとデカール貼りをしてからウレタンクリヤーを吹きます。


 ところで今回使った色は、赤がモンツァレッド、黄色が純色の黄色にオレンジと自作ストックのクリームを混色したものです。
メーカーはいずれもクレオス・・・住んでいるところが田舎過ぎて、このメーカーの塗料しか近所では売ってませんから^m^
もう少し塗装が上手くなったら色々なメーカーの塗料も試してみたいとは思っているんですけど・・・

 塗料は調色した後、約3倍にラッカーシンナーで希釈してフィルムケースで保管しています。

 裏技(なのかな?)としては、このケースの中に大小2個のベアリングを入れているところですかね(笑)
ベアリングを入れてあるので、ケースを振るだけで、攪拌の手間が省けます・・・コレ結構オススメです!
実は使い切ったサフの缶を開けたら入っていたので、最初はこれを流用していましたが、昔弄っていたバイクのやら自転車のやら、ベアリングの手持ちが沢山あったので全部の塗料に入れてしまいました。
大きな容器で保存しているサフ、ホワイトなどはビー球を入れてあります。
ビー球の場合も1個ではなく2個(ビー球とベアリング)の方が攪拌力が圧倒的に増します。

もひとつ必殺技(笑)!
私が塗装をする場合、サフや下地塗装も含めて、全ての塗装→乾燥のあとには洗浄をしています。
サンディングの粉を完全に除去することと、静電気も併せて除去するのが目的です。
洗浄をすると埃がホントにつきませんからね!!!
・・・っで、洗浄に使っているのが眼鏡用の超音波洗浄機です。
こいつの中にポイッとボディを放り込んでスイッチON!・・・これだけですから(^^)v
あ~、必殺技には程遠かったですかねぇ^m^


Dino206GT(14)

2012年04月03日 | 03:DINO206
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 1回目のサフを吹きタッチアップをした後に磨き落して、本日は2回目のサフを吹きました。
1回目は800番の耐水ペーパーでしたが、2回目は番手をあげて1000番→1500番→2000番と磨いていきました。
1回目の場合は耐水ペーパーに水をつけて磨きましたが、今回は空研ぎ(水をつけずに)で磨きました。
特に2000番のペーパーでは目詰まりした後にも研ぎ続けていきましたので、現在原型はピッカピカの状態です。
但し、今回もピンホールはある程度残った状態なので(非常に小さいものばかり)、これで仕上げてよいのか、それとも更にタッチアップしてから仕上げるのか非常に迷っています。
 この小さなピンホールが複製段階でどのようになるのか?・・・コレ次第なんですよねぇ!

 ケペル先生(古すぎか!)に聞いてみよっと(笑)

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 修正を何処までも繰り返していると何時までたっても終わりが無いので、一旦複製をしてみることにしました。
本来ならば、もう少し煮詰めるべきなのでしょうが、ピンホールが問題になるのか?とか分割したパーツ(リアエンジンフード)の開口部分は問題無く複製できるのか?とか・・・色々とやってみないことにはわからない部分がありますので・・・

んでもって、シリコン型を作るための最初の作業である粘土埋めをしました。
この作業如何によって、シリコン型の良し悪しが決まってしまうのですが、どこにパーティングラインをもってくるか等は経験が物言うところでなのです。
このDinoの原型ではバンパー付近を分割ラインにすべきなのでしょうが、今回は、敢えてボディの一番下を分割ラインにしてみました。

 今後正規の型を作るときにこれでも複製できるのかを確認してみるためです。
今回は練習と思っていますので、数個の複製を作ることが出来ればOKと思っています。

 これから型枠を組んでシリコンを流し込んでみます。
シリコンの硬化時間(脱水時間)は24時間ですので、明日の今頃には反転させることが出来るはずですので・・・


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 現在左手が不自由で殆ど使えない状態なのですが、コレは何とか出来ました(^^)v←粘土埋めの翌日スノボで大転倒して左腕骨折しました^_^;

ほぼ片腕で粘土埋めをして型枠を組み、シリコンを流し込みました。
シリコンが硬化後に粘土を除去しポストを立てたのがコレです。

これから離型剤を塗布した後に、もう一度シリコンを流し込んで硬化させます。

上手くいくと良いのですが・・・片腕でwww

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 シリコン型の片側を作っているところは画像アップしましたが、飛んで、一気に複製してしまいました。
通常PCを弄っているのが1Fで、シリコンやレジンなど工作に関することは3Fで行っているため片手でカメラを持ち歩くことが出来ずに途中画像が欠如してしまいました。

・・・でも、とりあえずボディ3個だけは複製できました。
3個目であちこちにシリコンを噛んでしまい、今回の複製は3個で終了してしまいました。
原因はシリコンの劣化です。
今回使用したシリコンは購入してから1年以上経っているものでしたので、正式に複製する時にはまた新しいものを注文するつもりです。

あと少しだけ残っているのですが、コレは別パーツになっているエンジンフードを試複製するのに使います。
ボディとエンジンフードのフィッティングがOKならば、いよいよ正式の複製をして塗装に進みたいと思っています。


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試しの複製が完了(ボディのみ)したので、当初の計画通りに206→246改造計画をはじめました!
アルミボディ・ハンドメイドの206に対し、スチールボディ・プレス加工の246は全体としては、ほぼ同じ形状をしていますが、実際はかなり異なった点もあります。
206と246ではホイールベースが60mm延長、全長も11cm(本によっては9cmの表記もありますが)長くなっています。
それに伴ってサイドウィンドウやドア、リアタイヤより後ろ側などの形状も違っています。

・・・っで、無謀にもチョロQサイズのこのDinoでもそいつを再現してみようと(笑)
全長とホイールベースの違いをチョロQのシャーシ変更でやってみることにしました。

まずは複製したボディを真っ二つに切ってロングホイールベースシャーシに乗っけてみました。
チョロQのショートとロングのシャーシではホイールベースが2mmちょっと違います。
今回製作している自作チョロQDinoの全長は45.5mm、実車の206は4150mmなので、1/90スケールくらいになります。
これから換算するとショートからロングへの変更で、ホイールベースが20cmくらい長くなったことになってしまいますが、このへんはデフォルメ次第では何とかなるかなぁ!っと思っています。

しかし、実際にこうしてみてみるとそのまま延長すると、キャビンがとてつもなく長くなってしまうので、またまたキャビンも切って位置をずらさないといけないようです。

これから暫く眺めてみて、この辺かな?っといった美味しい場所が見つかったらキャビン後ろ側の位置決めをしようと思っています。

あっ、この画像とは関係ありませんが、206のエンジンフードもシリコン型を作り始めました。

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 別パーツになっているエンジンフードの複製用シリコン型の片面ができました。
この画像は粘土をはずしたところです。

 水洗いをしたので、これから乾燥機に投入してしっかりと乾燥させた後に離型剤を塗布し再度シリコンを流し込みます。
・・・しかし、加圧までしたのに細部にシリコンが流れ込んでいません。
う~む、失敗の予感が・・・^_^;

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 ちょっと心配していたシリコン型(初の2面取り型)でしたが、何とか上手くいきました。
かなり細い部分が多かったので、特にレジンの流路と流速を考慮した上でランナーの形状と配置をしてみました。
貫通している穴も、全てしっかりと再現できていますし、自分としてはほぼ100点の出来栄えです。

次回本番用のシリコン型を作るときには(今回は試験段階)、貫通穴部分の粘土埋めをもっと丁寧にやれば、ある程度耐久性のあるシリコン型を作ることが出来そうです。

今回の型では貫通穴部分の雌雄シリコン型の分割ラインが余りきれいに出来ていませんので、あと数個キャストすると、多分レジンと噛んでしまうと思われます。

 今回のシリコン型製作で得たノウハウは、自分としては、かなり大きなものだと思っています。

・・・これでアレもコレも複製が可能になったぞ(笑)


Dino206GT(13)

2012年04月03日 | 03:DINO206
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 本日もん太さんより、お願いしていたパーツが到着しました。
テールライトの大きさが最後まで決まらずにいたのですが、直径が2.5mmと2.0mmのものを実際にフィッティングしてみたところ、やはり2.0mmの方が断然良い感じでした。
 これなら「Dino gt」のロゴを入れるスペースも確保できそうです!

 これで残すはマフラー部分のみとなりました。
しかし、このマフラー部分はマフラーの太さを選択したのちにマフラーがフィットするように欠き込む作業が残っています。
上手くいくと良いのですが・・・

そしてその後は、本当にやっとと言う感じですが、1回目のサフ吹きとなります。
大きな欠点が露呈しないことを祈りつつも、早く吹いてみたいと思っています。

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 先日電話でお願いしてあったマフラーが本日到着しました。
早速仕事終了後に試しのフィッティングをしてみました。
ステンレス製パイプを正確にカットしたマフラーは、一度使うとアルミパイプには戻れない程「イイカンジ」です!

 今回は直径をどれにしようか決められずにいましたので、数種類の太さのものを送っていただきました。
1.3mmから0.1mm刻みで1.8mmまで6種類をフィッティングしてみたところ、Dino206には一番細い1.3mmを選定し、この後製作予定のDino246には1.7mmを使うことにしました。
 実車でも206にはマフラーカッターが無く、タイコから同じ太さでエンドまできているのに対し、246ではタイコのすぐ後で太くなっています。
画像で比べる限りには、この差が大きく後姿の印象を変えている様に思えましたので、今回はなるべく細いものを選んでみました。

 マフラー取り付け部の彫り込みは、当初実車と同じようにカットするつもりでいたのですが、チョロQサイズではマフラーをきれいに4本揃えて接着するのが難しくなりそうなので、マフラー取り付け部分のみの彫り込みとし、あえて実車同様な形を再現することは止めました。
・・・まぁ、大抵上からしか眺めませんからね(笑)
 今後の予定は、もう少しチェックをしてサンディングをしたのちにサフ吹きをしようと思っています。

そしてついにサフを吹きました♪

 シャーシにマスキングテープを貼ってから56日目にしてやっと1回目のサフを吹くことが出来ました\(^o^)/
欲を言えば、「あそこはもう少しこうしたい!」とか「ここはこういう風に表現できればなぁ!」なんて箇所もあるのですが、製作技術とデフォルメセンスがあってこそできることもありますので、1次原型はこの辺でOKを自分に出しました(^^)v
 そうは言っても、昨夜フロントウィンドウのおでこの位置が気に入らずに、またまた削り落として作り直したりもしましたが^m^・・・何度目なんでしょうね!

↓ これがその画像です。

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後方、やや上から見るとこんな感じです ↓
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 サフを吹いて改めてビックリしたのは、パテの巣穴の多さでした。
サンディングをしている途中でも、あちこちに巣穴がありましたので、ある程度以上の大きさのものは、その都度穴を拡大してから光硬化パテで補修をしていきました。
穴が余りにも小さかったり最初に硬化したままの状態だったりすると、光硬化パテを盛っても整形の際に剥離してしまいます。
それで毎回補修箇所をえぐってからパテ補修をしていました。
今回は従前よりも慎重にチェックを重ねていたおかげで、このピンホール以外には大きな修正箇所は現在のところ見つかっていません。
心配していたボディサイドのプレスラインもそれなりな雰囲気に表現できたように思います。
 今後は、このピンホールを徹底的に修正しながら磨きこんでいきます。
そして再度仕上げのサフを吹いて1次原型は完成となる予定です。

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 さて、やっとのことでサフ吹きまで到達したのは嬉しいのですが、予想以上にパテのピンホールが多かったので、早速ピンホールをひとつひとつ埋めていきます。
以前は溶きパテでタッチアップしていましたが、今回は缶スプレータイプのサフを容器に移したものでタッチアップしてみました。
 実はこの方法、「もん太流」なんです!

 今までやったことの無い方法で、ちょっと不安はあったのですが、やってみたら案外上手くいきました。
但し、溶きパテと違ってかなり痩せるので、タッチアップも一箇所につき数回が必要でしたが・・・(もん太さんに言われた通りでした)

 これからサンディング→タッチアップを数回繰り返して、ボディ表面を平滑な状態にしてみようと思っています。


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 サフ(1回目)を吹き、ピンホールなどにタッチアップをした状態から平滑な表面を作るべくサンディングしました。
こうしてみると「パテの状態」でも「サーフェサーを吹いた状態」でも見えなかった歪みやキズがはっきりとしてしまいますね!
ピンホールに関しては、殆どのものが消えたと思います。

もう少し磨いてから洗浄、乾燥の過程を経て2回目のサフ吹きとなります。

 今回は800番の耐水ペーパーを使いましたが、サフを吹いた後に問題がなければ、次回は1200番~2000番のペーパーで仕上げ磨ぎをするつもりです。


Dino206GT(12)

2012年04月03日 | 03:DINO206
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 ボンネットやウィンカー等、フロント周りの筋彫り終了後は、ドアの筋彫りとインテークリセスを彫りました。
ドアの筋彫りも後ろ側は、フェンダーと干渉する事無く(ギリギリでしたが)彫れました。
流石に前側は無理でしたが(笑)
インテークリセスは彫る場所に制約がありましたので、大きくデフォルメをすることは出来ませんでしたが、それなりの形に仕上げることが出来ました。
 自分としては、もう少し大きく掘り込んで、「ここについてるぞー!」って感じにしてみたかった思いもありますが、他の部分との関係を考えればOKの部類かな?っと思っています。
 また、「エンジンへのダクトはどーするの?」&「当然掘るよねぇ!」というカキコをいただいていましたが、複製時に問題になりそうなので、この部分は塗装で表現することにしました。

 まぁ、どうしても掘りたい時には、レジンに複製したものに穴を開ければいいので、シリコンに優しい原型を作ることも重要かなと思っています。

 今後は前後のバンパーとテールランプを製作すれば、1次原型は、ほぼ完成となります。
その後、やっとサフを吹くことが出来るというわけです。

完成を目指して、もうひと頑張りします!!!

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 1次原型の全体像がどんどん見えてきてとても楽しく作業できる、ここ数日ですです。
全体のデフォルメ・フォルムを形作るときも、なかなか形が決まらず苦労しましたし、エンジンフードに至っては、たった1センチくらいのところに10日間も要してしまいました。
製作時間全体では、従前に作った車より短いのですが、これは製作に慣れてきて同じことの繰り返しが随分と減ったおかげで、そいつを除いて考えると一番時間がかかった車になってしまいました。

 とは言っても、完成までにはまだまだやらなければいけないことが沢山ありますが(笑)・・・

 今回はフロントバンパーを作りました。

今回のバンパーは今までとは違った方法で製作してみました。
従前はボディにパテを盛り付け整形したり、洋白棒を曲げてやすりで整形してから接着したりという風でしたが、今回はパテ板から削りだして接着という方法で作ってあります。
 過去に製作した車たちのバンパーは何れもボディのプレスライン上にあったり、またはプレスラインが無かったりしたのですが、今回のDinoはプレスラインをはずして、ちょいと下側にバンパーがあるのです。
しかも206に至ってはフロントインテークの中にまで入り込んでいる始末で、別整形してから接着しないと、今までに作ったラインを崩してしまうので、止む無くこの方法をとりました。

・・・結果としては、それなりの形を作れたと思いますが、とにかく非常に面倒な作業でした!
直線部分が全く無い、このバンパーはテーパーもかかっていますし、左右をそろえるのもなかなか大変で、前後を一度に作業する予定が、前部分だけで精一杯でした。
画像では接着剤(瞬着)のはみ出た跡が残っていますが、画像を撮った後に整形し直してあります。

 次はリアバンパーですが、こいつも一筋縄ではいかない予感が(笑)
どのように作りこむか、これからじっくりと考えてみます!!!

Dino206gt053

 フロントバンパーに続き、リアバンパーも作りました。
どのように作ったら良いのか・・・考えた挙句、結局光硬化パテで製作しました(笑)
最初は、こいつも別パーツで作ってからと考えていたのですが、テール部分は曲がって、尖って、凹んでと、フロントよりも厄介そうだったので早々に諦めました(笑)

 制作方法としては、まず最初に自作トースカンでバンパーの上側のラインを引き、その上側にマスキングテープを貼ります。
さらにバンパーの厚みだけ間を開けてマスキングテープを下側にも貼りました。
 そこに光硬化パテを盛り付けますが、当然はみ出します。
これを硬化後にデザインナイフで慎重に切除してからマスキングテープをはがします。
当然ですが、高さが足りませんので(光硬化パテは1回に最大3mmまでしか硬化しないと説明書に書いてありましたので)、何度か盛り足して目標の大きさにしました。
その後はフロントと同じようにラインを見ながら削っていき、このような形となりました。

 未だラインがずれているところなどが残っていますが、光硬化パテの弱点で「強い光にあてながら作業をすると、透けて見えてしまうのでラインが非常に見難い!」ということで夜間作業ではこの辺が精一杯のところでした。
この後の修正は、昼間又はサフ吹き後にしようと思っています。

 さぁ、次はテールランプ、マフラー部分、フューエルキャップなどですが、何れも使用予定の部材が手元にありませんので、到着までの2~3日間、作業の手を止めてみようと思っています。
 その間にナイフマーク等を消すために800~1200番でサンディングをしてみようと思っています。

 今更ながら気づいたのですが、今回のDinoはサンディングを殆どしていません!
毎日毎日薄皮を削るようにナイフで作業を繰り返していたら、サンディングの必要性が無いくらい平滑な表面が勝手に出来上がってしまいました。
 それでも流石にナイフマークの残る場所はありますので、サフの準備段階としても、この辺でサンディングをしておく方が無難かな?と考えています。

 今回テールランプは「もん太さん」に、マフラー用パイプは「スターだ~さん」に、そしてフューエルキャップはホームセンターに(笑)それぞれ提供をお願いしてあります。
 勿論全体の監修は「とびうおさん」と「もん太さん」ですがね!

 製作をしていく度に毎回感じるのですが、仲間がいればこそモチベーションを維持し続けることも出来ますし、困ったときには助言等もしてくれます。
5センチにも満たない(45.3mm)、こんなちっぽけなものが人と人を繋いでくれています。

 いやぁ、趣味ってホントにいいですね!
 それでは、さいなら・・・さいなら(笑)

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 部品調達までの時間はサンディングをしていく予定なのですが、たまたま2.5mmと2.0mmのクリアパーツが手元にあったので、どちらが良いのか試しに置いてみました。
結果としては2.0mmの方が大きさとしては実車に近い感覚になりました。
しかし、このテール部分は結構デフォルメを強調してあるので、違和感も多少残る感じした。
・・・っで、この画像のものが直径2.5mmのものです。
テールライト自体の収まりは、こちらの方が良い感じなのですが、デカールのスペースがかなり制限されてしまうと思っています。

 どちらが良い選択なのか判断がつかないので、またまた悩みが(笑)

とりあえず磨きながら考えることにします。

Dino206gt055

 製作が段々と大詰めに近づいてきました。
今回は、Dino206の特徴のひとつであるフューエル・フィラーキャップを作りました。
Dino246との差異を明確にするためには、この部分が欠かせないものと製作当初より思っていました。
 この206では丸く突き出た形をしていますが、246になると現代の車と同様なフラップ式になって、ボディと面一になっています。

 ・・・っで、どのようにして作ろうかと考えていましたが、問題になったのは大きさ(直径)でした。
画像を見ていただければおわかりと思いますが、この狭い場所に装着するには限られた大きさのものしか入りませんでした。
手元にある材料を使って試しに作ってみましたが、どれもダメでした。
結局1.2mmアルミパイプを0.5mm程にカットして接着、その後穴の部分にパテを盛り整形しました。

 出来としては、まずまずのものと思っています。

 次はマフラーの再現ですが、そのためにはせっかく製作したテール部分を一部切除しなくてはなりません。
これも現在マフラーとなる材料が手元にありませんので、それの到着を待っての作業となります。
それまでの間は、眼鏡、ルーペ、デジカメなどを駆使して、以降に問題となりそうな箇所やナイフマークなどをチェック→修正という作業を繰り返しています。
 コレがまた、なかなか地味で根気のいる作業なんですが、「ここをしっかりとやっておくと、サフ以降の作業が相当楽になるよ!」と自分に言い聞かせながらやっています(笑)

 サフ吹きをして全体の最終チェックをするまで、あともう少しです!!!