蕎麦屋的MOON SHINER

Moon Shinerとは米国西部開拓時代に禁酒法の中、月明かりの下で密造酒を作っていた人々の事です。

GRECO ストラトキャスター(02)

2016年06月13日 | GRECO ストラトキャスター

1弦のペグがぐらぐらで使うのには不安な状態でした。


この際全て新品に交換も考えましたが、取りあえずオーバーホールしてみてダメだったら交換することにしました。
早速本体から取り外して分解→洗浄→グリスアップ→組み付け!
まずはパーツクリーナーで洗浄後CRCを吹いて磨き、過年度の汚れや初期に塗布されていただろうグリスの残骸を取り去りました。
その後ウレアグリスをごく少量指先につけて塗布しました。
ペグのカバーを被せる前にスプレーグリスを吹いて全体をコート!
まずますの動きになり使えるレベルまで復活ヽ(^o^)丿

次は磨き終えたフレットなんですが、乾いた布で何度磨いても汚れが出てくるんです。
そこでルーペでフレットを観察すると原因が判明!
指板の塗装(クリア)がフレットに乗っていて、磨いたところとの境目に汚れが積層していました。
普通は指板にクリア塗装をしてからフレットを打つと思うのですが、当時(44年前)は違ったようですね(-。-)y-゜゜゜
全てを除去するのは大変なので、ある程度の部分だけですが、30度の鋭角なカッターの刃先をクリア層に入れてフレットに乗った塗料を剥がしました。


これで少しはまともになるでしょう!
あとは弦を張ってネックの反りをチェックし、ガリが出ていた電装品が改善してるかを確認!
暫く弾きながら調律も含めて煮詰めていきたいと思います。
今回は良い買い物だったと思ってます(*^_^*)

 

そして翌日ですが、ストラト用の弦がやってきました♪

ギターの師が仕事帰りに持ってきてくれましたヽ(^o^)丿
アイスコーヒー1杯と交換なんてステキ過ぎるw
銘柄はダダリオで09-46という変則構成なんだけど、何故ストラはこの構成が良いのか説明を聞いて納得( ..)φメモメモ
ウンウンなるほどねぇ~!!!

後ろのはアコギ用とジャズ弾き用1セットずつに弦切れ対応用の合計3セットだけど、フラットワウンド以外は結構頻繁に弦交換するのが好み=張りたての音がスキスキ(*^_^*)
もうちょいストック要るなぁ~・・・使った事が無いメーカーのやつも買ってみるか!

ストラは明日弦を張って試奏予定だけど、今回のオーバーホールで
ピックアップキャビティに導電塗料が塗って無いことが気になりました。
マツモクほどのまともなメーカーがこれなので、70年代はこれがデフォだったのだろうか?

ノイズの原因はこれの可能性も捨てがたい・・・今回はそのまま弦を張ってみますが、要改善の場合はここから手を付けるのが最短の道カモしれないな(-。-)y-゜゜゜
どうせ自作ギターで使うので導電塗料は買ってしまいましょう!!!←備忘録代りw

 

再リペア!

さて本日は午後からオフでした(*^_^*)
もっとも午前中も大した仕事してないんですがw


昼食後にストラトの最終仕上げに取り掛かったんですが、やはりフレットと指板が気にくわん!!
8倍のルーペで再チェックするとデフォルト状態の指板の上に更にクリヤ層が重なっているように見えるんです。
これが原因なのか?と指板をサンディングすることにしました。


硬い黒檀のサンディングブロックに耐水400番を貼って水研ぎしましたが、拍子抜けするほどあっけなく研げました!
どうやら水性塗料な模様です(推測ですが・・・
下からは元々の塗装膜が出てきました。
結局ネック全体を研ぎ落としましたが、44年前のネックですから状態が悪いところも出てきます。
それでもペーパーで2000番まで、その後コンパウンド磨いてそれなりの状態に(*^^)v


最低限ではありますが納得して弦を張りました。
早速チェックしながら弾いてみましたが、ガリは全くなくなってヽ(^o^)丿
ペグのぐらつきも許容範囲内♪
とりあえず問題なく弾ける楽器として復活しました!

・・・ケースも磨こうかなぁ~(-。-)y-゜゜゜


GRECO ストラトキャスター(01)

2016年06月11日 | GRECO ストラトキャスター

Greco ストラトキャスター着弾♪

 

先日アコギを買ったばかりだというのに、またまた買いましたw
今度はグレコのレスポール!
昔欲しかったやつが出てきたのでついポチっとなしてしまいました(*^_^*)

半年以上の間、ず~~~~~っとチェックはしてたのですが、ついに決断しました。
ジャンクで出品されていたので画像から見るコンディション以外に問題があるかもしれません。
しかしそいつも修復のタノシミということで(-。-)y-゜゜゜
72年製でスーパーサウンドのシリーズになる直前のやつぢゃないかと思われます。


製造元はマツモク(フジゲンぢゃないのだ)なので、廉価版~中級版のどれか!
高い方のケースに入っているので中級版と予想してます。
ストラトのカラーは、このサンバーストだけが欲しかったので、当時人気が高かったジミヘンのクリームやクラプトンのブラックは除外して探してました。
本物は無理だし、中学生の時に欲しかったやつを60手前で買ってるおいら・・・これも中2病なのかwww


1回目の音出し時点での問題点!
・弦がサビサビで終ってるw
・フレットもサビサビでもう大変!
・シールドをさすジャックにガタがあるのか?ノイズが入る(結構大きい)・・・半田落ちかも?
・金属部分にくもりが出てきている

良いところ
・ボディの打痕が少ない
・目視ではネックの曲がりが確認できない
・フレットの減りも少ない


・たぶん磨けば綺麗になるヽ(^o^)丿

今回は珍しくネックも折れてない良品(普通かw)なので、早速こいつの再生をやりたいと思います(*^_^*)

・・・っと言いながら翌日w、仕事は午前中のみでした♪
昼食後はストラトリペアに取り掛かりました(*^_^*)
ガリがでていたのでジャックもピックアップもポッドもスイッチも接点復活剤を吹いてから磨きました。

ばねは割り箸に串刺し状態でスチールウール&ピカールでそれなりに(*^_^*)

そして結局ほぼ全バラにしてパーツ単位で洗浄→磨き→組み付け!


最後にネックにマスキングをしてフレットの磨き出し!!!


この作業、毎週やってるような気がするwww


明日も朝から蕎麦打ちして蕎麦打ち体験の予約があるので講習会して、午後は1件のみ仕事をすれば終了です。
その後は今日の続きをやる予定っす(*^_^*)
こいつ用の弦を購入しなければいけないのですが、何を張ろうか悩み中!・・・へたくそなので何でもいいんだけどね(^◇^)

んで翌朝!
5時過ぎに起きて仕事の前に仕上げ!


ん~満足(*^_^*)