1弦のペグがぐらぐらで使うのには不安な状態でした。
この際全て新品に交換も考えましたが、取りあえずオーバーホールしてみてダメだったら交換することにしました。
早速本体から取り外して分解→洗浄→グリスアップ→組み付け!
まずはパーツクリーナーで洗浄後CRCを吹いて磨き、過年度の汚れや初期に塗布されていただろうグリスの残骸を取り去りました。
その後ウレアグリスをごく少量指先につけて塗布しました。
ペグのカバーを被せる前にスプレーグリスを吹いて全体をコート!
まずますの動きになり使えるレベルまで復活ヽ(^o^)丿
次は磨き終えたフレットなんですが、乾いた布で何度磨いても汚れが出てくるんです。
そこでルーペでフレットを観察すると原因が判明!
指板の塗装(クリア)がフレットに乗っていて、磨いたところとの境目に汚れが積層していました。
普通は指板にクリア塗装をしてからフレットを打つと思うのですが、当時(44年前)は違ったようですね(-。-)y-゜゜゜
全てを除去するのは大変なので、ある程度の部分だけですが、30度の鋭角なカッターの刃先をクリア層に入れてフレットに乗った塗料を剥がしました。
これで少しはまともになるでしょう!
あとは弦を張ってネックの反りをチェックし、ガリが出ていた電装品が改善してるかを確認!
暫く弾きながら調律も含めて煮詰めていきたいと思います。
今回は良い買い物だったと思ってます(*^_^*)
そして翌日ですが、ストラト用の弦がやってきました♪
ギターの師が仕事帰りに持ってきてくれましたヽ(^o^)丿
アイスコーヒー1杯と交換なんてステキ過ぎるw
銘柄はダダリオで09-46という変則構成なんだけど、何故ストラはこの構成が良いのか説明を聞いて納得( ..)φメモメモ
ウンウンなるほどねぇ~!!!
後ろのはアコギ用とジャズ弾き用1セットずつに弦切れ対応用の合計3セットだけど、フラットワウンド以外は結構頻繁に弦交換するのが好み=張りたての音がスキスキ(*^_^*)
もうちょいストック要るなぁ~・・・使った事が無いメーカーのやつも買ってみるか!
ストラは明日弦を張って試奏予定だけど、今回のオーバーホールで
ピックアップキャビティに導電塗料が塗って無いことが気になりました。
マツモクほどのまともなメーカーがこれなので、70年代はこれがデフォだったのだろうか?
ノイズの原因はこれの可能性も捨てがたい・・・今回はそのまま弦を張ってみますが、要改善の場合はここから手を付けるのが最短の道カモしれないな(-。-)y-゜゜゜
どうせ自作ギターで使うので導電塗料は買ってしまいましょう!!!←備忘録代りw
再リペア!
さて本日は午後からオフでした(*^_^*)
もっとも午前中も大した仕事してないんですがw
昼食後にストラトの最終仕上げに取り掛かったんですが、やはりフレットと指板が気にくわん!!
8倍のルーペで再チェックするとデフォルト状態の指板の上に更にクリヤ層が重なっているように見えるんです。
これが原因なのか?と指板をサンディングすることにしました。
硬い黒檀のサンディングブロックに耐水400番を貼って水研ぎしましたが、拍子抜けするほどあっけなく研げました!
どうやら水性塗料な模様です(推測ですが・・・
下からは元々の塗装膜が出てきました。
結局ネック全体を研ぎ落としましたが、44年前のネックですから状態が悪いところも出てきます。
それでもペーパーで2000番まで、その後コンパウンド磨いてそれなりの状態に(*^^)v
最低限ではありますが納得して弦を張りました。
早速チェックしながら弾いてみましたが、ガリは全くなくなってヽ(^o^)丿
ペグのぐらつきも許容範囲内♪
とりあえず問題なく弾ける楽器として復活しました!
・・・ケースも磨こうかなぁ~(-。-)y-゜゜゜