何もなかった空間に夢の花の芽が出た。
ひとりになるけど離れているだけ、
猫に会いたくなったら会いにいけばいい、
なんなら分けてもらえばいい。
体に負担をなるべくかけずに治そう。
治ったらまた元の生活に戻るといいな。
余り、物はないけど、頑張って生きていこう。
自分にできる精一杯の生活をして自分の花を咲かせよう。
でも夢の花は別のところで咲くことになった。
今頃一生懸命、ついて来た猫に葉を食べられないように
芽を育てていることだろう。
自分が行く頃にはどんな夢の花が咲いているだろうか。
そして芽はなくなり、また元の空間になった。
次に芽が出るまで静かに時が流れる。

本日でアパートの部屋を引き払いました。