『幻の終戦工作 ピース・フィーラーズ1945夏』(竹内修司)文春新書 2005
かなり難しかったのだが、有名なルート以外にも動いていた人がいたのだな。
自国が集団ヒステリー状態になっており(ヒステリー状態の集団に率いられてしまい、の方が適切かな?)、情勢を冷静に見ればもう降伏する以外に国の破滅を避ける道はない。ところが、何度意見具申しても本国ではまともに判断できる状態ではない・・・。
といった場面で、国際情勢を良く見て判断できる立場の在外公館の駐在武官ら(情報活動は主要任務のひとつ)がどう考え、行動したか、という興味深い記録。
すべての終戦工作は幻?
作り話だけれど、これを思い出した~『ストックホルムの密使』
絶賛の声の一部:
同書を取り上げた個人ブログその1
同その2
そのヒントになったと思われる実録モノ:『バルト海のほとりにて―武官の妻の大東亜戦争』
その後、ドラマにもなった、と。
百合子さんの絵本~陸軍武官・小野寺夫婦の戦争~
さらに話は逸れる...
『幻の終戦工作』の著者は、編集者としての長年のご経験をもとに大学の先生:
竹内修司研究室
死んだ友人が思い描いていた将来像だったかもしれない、という気がしてきた。
50有余歳で旅立った友人は、病気が発覚した次の年度(現在から見ると昨年度になってしまうのだが)にある大学に講師として出講する予定だったが、入院でそれがかなわなくなり、残念がっていた由。
フルタイムの教員まで考えていたかどうかは詳らかではないものの、案外こんな余生をイメージしていたかも...
彼が最後に入院してから1年。
かなり難しかったのだが、有名なルート以外にも動いていた人がいたのだな。
自国が集団ヒステリー状態になっており(ヒステリー状態の集団に率いられてしまい、の方が適切かな?)、情勢を冷静に見ればもう降伏する以外に国の破滅を避ける道はない。ところが、何度意見具申しても本国ではまともに判断できる状態ではない・・・。
といった場面で、国際情勢を良く見て判断できる立場の在外公館の駐在武官ら(情報活動は主要任務のひとつ)がどう考え、行動したか、という興味深い記録。
すべての終戦工作は幻?
作り話だけれど、これを思い出した~『ストックホルムの密使』
絶賛の声の一部:
同書を取り上げた個人ブログその1
同その2
そのヒントになったと思われる実録モノ:『バルト海のほとりにて―武官の妻の大東亜戦争』
その後、ドラマにもなった、と。
百合子さんの絵本~陸軍武官・小野寺夫婦の戦争~
さらに話は逸れる...
『幻の終戦工作』の著者は、編集者としての長年のご経験をもとに大学の先生:
竹内修司研究室
死んだ友人が思い描いていた将来像だったかもしれない、という気がしてきた。
50有余歳で旅立った友人は、病気が発覚した次の年度(現在から見ると昨年度になってしまうのだが)にある大学に講師として出講する予定だったが、入院でそれがかなわなくなり、残念がっていた由。
フルタイムの教員まで考えていたかどうかは詳らかではないものの、案外こんな余生をイメージしていたかも...
彼が最後に入院してから1年。