映画評論家逝去の報に接して。
先人の邦題命名センスに比べて最近の映画配給会社はなんだ!というよくある話題に。 . . . 本文を読む
6月4日付の続き:徳岡翁の昔の本から、昔話の続きへ・・
「王様はホントは裸ではないか?と思っていても言えなかった子供が、大人になってからそれを言うようになる」は順序として逆であり、悲劇かも。 . . . 本文を読む
「外国からやってきて日本に10日弱滞在して会議等に出る傍ら何箇所か訪問する」人たちのお世話をすることがある。
ソボクなギモンを承ることがあって、興味深い。
外:夜の9時というような遅い時間に、どう見ても小学生という子供たちが電車からゾロゾロ降りてきたりするが、彼らは一体どこへ行っていたの?
南:私立中学の受験のために学習塾に通っている小学生ですね。
公立中学には自動的に行けるのだけれど、それで . . . 本文を読む
「民主主義」を疑え!徳岡孝夫2008年
http://www.shinchosha.co.jp/book/380403/
南面堂は雑誌「フォーサイト」が来ると巻末から1ページ遡って徳岡氏のコラム「クオ・ヴァディス」から読む。
毎月第3土曜発行の同誌は、一時発送方法を変えたとかで、土曜までに届かずに週を越えてしまうことが何度かあったのだが、その後郵政との契約を変えた由で、週内に届くようになって読者 . . . 本文を読む
『拒絶された原爆展 歴史のなかの「エノラ・ゲイ」』
マーティン・ハーウィット 1997年
http://www.msz.co.jp/book/detail/04106.html
原題は
An Exhibit Denied: Lobbying the History of Enola Gay
戦後50年の機会に歴史をきっちりと見つめようとした著者らの努力が、政治的圧力に翻弄された挙句・・・、とい . . . 本文を読む
『それは私です』柴田元幸2008年
http://www.shinshokan.co.jp/shoseki/info-sorehawatashi.html
「現代アメリカ文学」にはとんとご縁がなくて、本書に出てくる作家名も、スティーヴン・ミルハウザーくらいしか認識がない。
師のお名前も珠玉の翻訳作品群(大量にある!)やエッセイについても全く知らなかったのだが、どこかの書評で激賞されていたので読 . . . 本文を読む