本日、北本市の解脱錬心館に於いて開催されました「第3回埼玉県剣道道場対抗優勝大会」ならびに「第3回埼玉県小・中学生女子個人選抜剣道錬成大会」の模様をお伝えします。
まずは「第3回埼玉県小・中学生女子個人選抜剣道錬成大会」より。この大会は10月12日に富山県で行われます「第26回 全日本小・中学生女子個人選抜剣道錬成大会」の埼玉県予選となっています。
小学生、竹紫館より松下こずえ選手が先陣を切って出場。


初戦、東部地区選出の選手との対戦では、3分間で勝負がつかず延長戦へ。
何とか面を決め勝利。
続く2戦目、西部地区選出のシード選手との試合でも延長戦へ。
約10分間に及んだ延長戦も引き面を決められ残念ながら惜敗。

敗戦後の号泣と先生方からのお言葉で彼女も一皮剥けたことと思います。
中学生は竹紫館より2名出場。1年生の田島いずみ選手と3年生の竹内咲選手。


田島いずみ選手。4月より三芳町から竹紫館へ入館後初めての個人戦。
初戦、東部地区選出の選手に開始早々面を決められ目が覚めました。すぐさま相面で1本取り返し延長戦へ、延長戦でも豪快に面で決め初戦突破!!。
2戦目も東部地区選出の選手と対戦。開始早々面が決まり2本目も豪快な面で2本勝ち!!
初戦の1本取られてからは、面白いように田島選手の面が決まります。
ベスト8を賭けた西部地区選出の選手との対戦は、残念ながら惜敗。
しかし初出場でベスト16!!

榎本先生からも自信をもっていけ!とのお言葉を戴きました。



昨年のリベンジに燃える竹内咲選手が17試合目に登場。
初戦、東部地区選出の選手を面と胴の2本勝で快勝!!
幸先のいいスタートで今日は気合も十分。
ベスト8入りを賭けた南部地区選出の選手との対戦も豪快な面で決め快勝!
準々決勝に弾みをつけます。
ベスト4入りを賭けた準々決勝。お相手も竹内選手と並ぶ優勝候補の1人。気合十分の素晴らしい試合展開でしたが残念ながら惜敗。しかしながらベスト8入賞でした!!
個人戦に出場した3人の女流剣士達。一瞬たりとも目を離せないとても素晴らしい試合展開でした。彼女たちの今後がとても楽しみです。
個人戦終了後に行われた「第3回埼玉県剣道道場対抗優勝大会」も個人戦同様、富山県で開催される全国大会に通じる、埼玉県予選の位置づけとなっております。
昨年ベスト8で涙を飲んだ大会。今年は全国大会出場を狙います。
【選手】
先鋒 安藤 玲 (小学生)
次鋒 山本 芳樹 (中学生)
中堅 竹内 佑樹 (25歳以下)
副将 沖田 大輔 (26歳以上)
大将 榎本 弘文 (35歳以上)





初戦シードで迎えた2回戦。お相手はわらび剣友会を破った、松原剣道スポーツ少年団。
初戦の硬さからか動きに硬さが残るものの副将沖田先生までに勝負ありの快勝!!
昨年のベスト8をこの時点で確保。次戦宿敵桶川戦にいい弾みをつけます。

長~い待ち時間の後迎えるは、昨年涙を飲んだ桶川剣友会戦。昨年のリベンジと
選手・応援団ともに力と気合が入ります。



先鋒安藤選手が試合の流れを作るべく奮闘します。面を先制されますがすぐさま
抜き胴で取り返し応援団もヒートアップ!
つづく次鋒山本選手、お相手は先の県大会個人戦覇者。果敢に攻め入りますが
引き分けで中堅竹内選手に繋げます。
後輩の頑張りに先輩が奮起します。見事な面で試合を振り出しにもどします。


沖田先生の逆胴に見事に旗3本!榎本先生も果敢に攻めます。あっという間の
4分間が過ぎ去り、2対2の同点も昨年同様僅差の本数負け。
残念ながら今年もベスト8で涙を飲みました。
小学生の館生から普段指導をしてくださる先生方と同じチームで団体戦を戦う。
まさに道場の威信をかけて勝敗にこだわる試合だと感じました。昨年も応援団として参加させて頂いておりますが、各選手の素晴らしい戦いにただ感銘するばかりです。
選手の皆さん先生方本当に有難う御座いました。
ブログをご覧の皆様も是非一度試合会場に足を運んでいただき素晴らしい試合を
観戦してみて下さい。きっと剣道の素晴らしさに今よりずっとはまりますよ!!
(記事 5ジラ)