夏の穂高は華やかだ。
登山者の数は勿論、夏-最盛期の涸沢だけが持つ明るさがある。
当然人は多い。
でもそれを割り引いてもこの華やかさは何時来てもわくわくする。

入山日は雨だった。
下着までびっしょり濡れて疲れた身体に涸沢の朝は応える。
でも今日は快晴になりそうだ。

黎明の雪渓を登る。
5・6のコルはまだ遥か上だ。

こんな劇的な快晴で初めて山と出会ったら一遍で山の虜になってしまうだろう。
乾いた風が吹き抜けるコルで身支度を調える。
今日の北尾根はトップで取付けそうだ。



穂高の岩は良い。
多少もろいことに注意すれば、固くフリクションの効く岩肌はどう掴んでも安心感がある。


北尾根終了点より懸垂下降


遥か下に見える涸沢。
早くビールが飲みたい一心で先を急ぐ。


黎明の前穂高岳

北穂東稜に向かう
他パーティも無いので気兼ねなく歩ける

取り敢えずザイルを使う
乾いた岩肌が心地よい

「穂高よ、さらば
また来る日まで…」

登山者の数は勿論、夏-最盛期の涸沢だけが持つ明るさがある。
当然人は多い。
でもそれを割り引いてもこの華やかさは何時来てもわくわくする。

入山日は雨だった。
下着までびっしょり濡れて疲れた身体に涸沢の朝は応える。
でも今日は快晴になりそうだ。

黎明の雪渓を登る。
5・6のコルはまだ遥か上だ。

こんな劇的な快晴で初めて山と出会ったら一遍で山の虜になってしまうだろう。
乾いた風が吹き抜けるコルで身支度を調える。
今日の北尾根はトップで取付けそうだ。



穂高の岩は良い。
多少もろいことに注意すれば、固くフリクションの効く岩肌はどう掴んでも安心感がある。


北尾根終了点より懸垂下降


遥か下に見える涸沢。
早くビールが飲みたい一心で先を急ぐ。


黎明の前穂高岳

北穂東稜に向かう
他パーティも無いので気兼ねなく歩ける

取り敢えずザイルを使う
乾いた岩肌が心地よい

「穂高よ、さらば
また来る日まで…」
