花粉・黄砂・宇宙磁場変動・ホコリ・カビ・ダニ・アルカロイド・自分
早咲きの河津桜が遅かったせいか、ソメイヨシノはあっという間に咲いて、あっという間に散っていきそうですね。
個人的には青い空と濃いピンク、そして菜の花の黄色のコントラストがきれいな河津桜の方が好きですが、ソメイヨシノが一斉に咲くさまは、日本中を華やかに、そしてしばし心を穏やかにしてくれますね。
桜は毎年当たり前のように咲いて私たちを楽しませてくれますが、植樹から50年以上がすぎて倒木の危険性から伐採される木も増えていると聞きます。
桜の植樹にしても、ひとりひとりの体調にしても、みな生き物ですから何事も計画的に進めていかなければ、良い状態を維持するのは難しいということですね。
100年前、昭和元年の日本人の平均寿命は42歳(明治時代は35歳)でした。
現生人類(ホモ・サピエンス)の出現が
40~25万年ですから、40万年という期間を100%とするなら、この100年間は0.025%にすぎないのですから、この間に寿命が倍になっていること自体が人体にとっては異常事態と言っても過言ではないでしょう。
ということで、この時期の注意点を知って、自分の体調と生活の管理に活かしていただければと思っております。
花粉アレルギーは花粉自体だけにとどまらない
3~4月は宇宙磁場変動が大きくなりますから、その結果として季節が移り変わります。地域・時期によって飛ぶ花粉の種類は変わってきますが、これからはスギからヒノキ・シラカバ・雑草の花粉と移り変わっていきます。
それら花粉自体にアレルギーのある方は花粉の構成要素である基本的な栄養素、それから各種花粉に対するアレルギー除去を進めることで不快症状を一生にわたり軽減・消失させることができるでしょう。
それでもまだ不快症状が残る場合、というかこちらの人が多いという印象なのですが、大豆・果物・トマト・セロリなど花粉に交差性を持つ食物や、ヘルペス・歯周病菌・腸内細菌といった常在潜在感染源に対するアレルギー性の除去によって解決できます。
花粉症の問題を次の問題に移行させないために
もちろん食事が摂れない、眠れない、仕事や勉強に集中できないなど不快症状が強い場合は、効果のある消炎剤・抗アレルギー薬を使っておく必要がありますが、花粉症という現在の問題を引き起こしている「引き金」と「犯人」をきちんと取り除いておかなければ、その酸性体質の線路は未来の自分の、若い人なら自分の子供のアレルギー問題・不登校・不妊・過敏症・自己免疫疾患・精神疾患・がん・脳卒中・認知症…といった病理に繋がっていく可能性が高いのです。対症療法も時に必要 でもずっとそれだとカンニング
今は薬や一時的な処置といった対症療法で軽くしておけばいいかもしれませんが、症状=結果に対する対応を安易に続けていても、様々な心身の健康問題に続く道は残したままです。その結果としてレッドカードである本物の病理が出現してくるのです。
対症療法を続けるだけでは、時間もお金も、場合によっては自分が望む人生をも奪われる未来を自分自身で選んでいる、という自覚が必要です。
自分の人生・運命に対するハンドルを握っているのも、アクセル・ブレーキを踏みこむのも、全て自分自身ですからね。
カンニングしてその場は答えられても、それは自分の本当の実力ではありませんから、将来の自分を苦しめることになるのと同じようなものですね。
黄砂の問題は、その中身!
黄砂も最近多いですね。常に車が汚れています。いつも見えるはずの富士山にレースカーテンがかかったら花粉、遮光カーテンがかかって全く見えなくなったら黄砂と判断しています。
黄砂には毒性の高い重金属・大気汚染物質・感染源、そして今年は山火事のすすなどを含みます。
屋外に出ると調子が悪い、という人は花粉か黄砂にやられていると思って間違いありませんので、外出を控えるなど対策をしっかり講じておかれるといいでしょう。
プラスイオン=帯電=花粉黄砂埃の引き寄せ
宇宙磁場変動は、宇宙天気予報や月の満ち欠けでも知ることができます。その結果地球上に起こる現象として、地震・火山・大潮・強風・気圧変動などがあります。
春には強風の日が多くなりますから、空気中のプラスイオンが増え、より花粉・黄砂・ホコリなどを引き寄せやすくなります。
またさらに電子機器などによってプラス帯電することで心身に異常をきたしますから、寝ている間や電子機器を使っている間は必ず放電(アーシング)をしておきましょう。
またホコリ・カビ・ダニはセットで春先以降、注意しておけるといいです。
屋外よりも室内において調子が悪い場合、まずこの3つを確認します。
カビにおいては各種カビとカビ毒、ダニにおいては屋内外の各種ダニ、ホコリにおいては各家庭の洗濯機や掃除機のホコリ実物を確認し、反応するものに対してアレルギー除去していきます。
これらも引き金ですから、引き金だけでは症状が解決できなければ、犯人である常在潜在感染源の除去を加えます。
「居てもいいけど邪魔しない」を実現する
感染源の除去といっても、NAET®においては「居てもいいから邪魔しない」という共存の状態を作り出すことを意味しています。当院においては、感染源数を減らすために抗生剤をおすすめすることもありますが、これはあくまでも有効度・必要度が高く、患者さんの身体が必要と言ってきたときだけお勧めしていますので、ご安心ください。
もちろん使用の最終判断は、患者さんご自身です。
自分軸をぶらさずに判断・行動できることが、後悔しない秘訣ですからね。
ナス科野菜にひそむ「アルカロイド」「レクチン」という問題
またアルカロイドの反応も増えてきます。ナス科野菜(ナス・トマト・ジャガイモ・ピーマン・唐辛子・タバコなど)、カフェイン、ニコチン、有機酸(リンゴ酸・クエン酸・シュウ酸)などがありますが、特にナス科野菜はアトピー・喘息・関節痛・うつの引き金として有名です。アルカロイドはOKでも、ナス科野菜のレクチンタンパクに対するアレルギーが残っていれば問題は残りますので、細部まで確認して確実にアレルギー性を取り除いておくことが重要です。
適性をチェックすれば、こんなことには・・・
4月になるとここ数年よく耳にするのが「退職代行」ですね。初めての社会人なんてどこでも同じじゃないかしらと思う昭和の私にはよくわかりませんが、行ってみたら条件が違った、なんだか自信がない、うまくできそうにない、厳しそう…、皆それぞれに譲れない理由があるのでしょう。
一人一人の価値観は違って当然ですから、正解もひとつじゃありません。嫌なら無理せず辞めたらいいのです。
ただ何もしないうちに辞めるというのはちょっと違うな・・・と個人的には感じます。
そうなる前に雇う側も雇われる側も「適性」の意義を理解していればそんなことにはなりえないからです。
AIによる適性検査を採用に用いている企業もあるようですが、こちらでは自分の体の声=筋力検査で適性を調べ、自分に合った内容・場所・人などを探し出します。
適性が10段階評価で8以上あれば、辛くても頑張れます。
だからこそ、結果に繋げることができるのです。
逆に適性が低いと頑張れない、もしくはいくら頑張っても結果に繋がらないのです。
それは学校・習い事・職種・会社・役職・住所・国・結婚相手・かかりつけ医・担当医・術者など、いろいろと応用できます。
どんなことでも自分に合っていなければエネルギー的にマイナスとなり、適性が高くなければ努力が報われない、それは辛いことです。
スポーツ選手はわかりやすいですね。
例えば、野球適性が高くても、海外適性が低ければ100%の力を出すことができません。国内では一流の野球選手でも海外で同じ結果を出せるとは限らない現実があるのです。
適性を合わせることも可能
こちらでも自分の居場所(学校・職種・職場・家族など)が合っているか、合っていないかは、心身の健康問題に大きく関わりますから、初診の時点でお伝えしています。今の仕事があっているか、職場があっているか、ということです。
主婦適性のない人が、結婚を機に仕事を辞め家庭に入ることで体調を崩すことはよくあることです。
また人間・他人・自分自身といったストレス源に対するアレルギーは通年性のことなのですが、日本では切り替え時期である3~5月に表在化しやすく、NAET®で取り除いておけると、「信じる・認める・許す・受け入れる・乗り越える」ことがより容易になり、自分の中にある壁がいつの間にかなくなっているのがわかるでしょう。
自分の敵は・・・
自分にとっての最大の敵も、そして最大の味方も、自分以外の人や物ではなく、結局は潜在感染源を含む「自分自身」なのです。基本的な土台を創り上げてから、ここに関わる施術も進め、どこで誰と何をしても何をしなくても問題のない状況を創り上げることができますから、自分の人生の質を高めることに繋がることでしょう。
NAET®によってまず「身体」を作る。身体ができたら「仕事・勉強」ができる。仕事・勉強ができれば「心」ができる。
年賀状にも書きましたが「体・技・心」、この順番が本物の健康に繋がる唯一の道であり、進み方なのです。
静岡はちょうど満開です。日本の宝物である桜を楽しみ、皆さんの明日の力に繋げていけることを願っています。