L様ではありません・・・(これが通じる人は果たしているのか?)
- 乳酸菌は身体によい
- 乳酸菌は善玉菌
- 腸の弱い人はどんどん摂ろう
- お腹の中で良い菌と悪い菌が闘っている
万人にそれが適用されるのか・・・という、いつものNAET的なアレルギーのフィルターを通すと、どうなるのでしょう。
謎の痛み
増田カイロのスタッフは毎日自分たちの施術を続けています。
患者さんより施術が進んでないと、施術者は患者さんのことを正確に見られないし、代理の人間は代理作業をしているときにうっかり自分に影響がでるからです。
先日毎日恒例のように、患者さんと患者さんの間が数分空いたときに、スタッフ治療を少しずつ進めてました。
一つの項目には何回かかかるので、施術の合間に患者さんの代理をして、続きはまた空いたときに施術して・・・の繰り返しです。
ところが、代理をしている私の
黄金の(笑)左肘関節に激痛が走り始めました。
代理の筋力検査で、押される度に顔をしかめたくなるほどの激痛。
必死に隠すけれども、筋力検査の度に痛いのなんの・・・脂汗をかき始める私はまさにガマのあぶら状態。
何とかしなくては、と思い、数分の間に対処すべく動きました。
・・・が、効果はなく。
などとドラクエ(ファミコン限定)風の言葉が頭を駆け巡るなか、仕事に影響するので困り果ててました。
も、もうこれ以上は代理無理・・・!
と思って斉藤先生に「すみません、左腕が痛くて・・・」と報告。
斉「どのくらい前から?」
桐「30分くらい前からです」
斉「でしょう?これよ」
といって開いた斉藤先生の手のひらには、あるバイルがありました。
その名は・・・乳酸菌!
そう、斉藤先生が「これよ」と私に見せたのは、先ほどまで自分が施術してもらっていた
L.(ラクトバチルス)カゼイ菌
先ほどまでスタッフ治療で使ってたバイルですが、代理の合間にしていたため治療途中。
しかもしかも、一回の治療につき、
桐井だけものすごく時間がかかったラクトバチルス・カゼイ、その人(菌)だったのです。
ラクトバチルス・カゼイのうち、特に日本で有名なのは、ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株です。
こういうとわかりにくいかもしれませんが、
ヤクルトに入ってる乳酸菌です。
ヤクルト配達員はよくヤクルトを飲む
さて、何故私だけがカゼイ菌に施術時間をたっぷり要していたかというと、理由があります。
時々患者さんでも「今回妙に時間かかるなぁ」と感じる時ありますよね。
それは、その項目が自分にもの凄く染みついてしまっているからなのです。
自分に関係が深い項目と言えるでしょう。
実は桐井は
かつてヤクルト配達員でした。
20代前半の頃の話です。
ヤクルトというのは、完全に個人事業主でして、自分で自転車を買い、制服はどうだったかおぼえてませんが、追加の制服は自分で買い、自分で道具を全て買いそろえないといけません。
売っている製品もヤクルト本社から「仕入れ」ます。
仕入れて、お客さんに売って、その数円が利益となるという仕事です。
ヤクルトは自転車の後ろのケースに積んで、氷の袋をドドーンと入れてあちこちに運びます。
スピードを出して道の段差のところを「がたーーん!」と通ったりすると、ヤクルトのあのアルミホイルのフタに穴が空きます。
時々、というよりはよく穴があきます。
これを「破損品」というのですが、破損品は自分で買い取ります。
自分で買い取った分は
・・・飲みます!もったいないからね
あのころ小さかった娘もよく飲んでました。よく冷凍室で凍らせて、スプーンでほじくって食べてました。
つまり、ヤクルト配達していた時代の自分の腸内は、ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株がたくさんだったのです😅
施術中と施術後の反応は、症状の再現
翌日も突如歩けなくなってびっこひいたり、翌々日も起きた瞬間にびっこひいていたり、筋骨格が大ダメージでしたから、このラクトバチルス・カゼイの施術は相当自分にとって重いものでした。
この施術中に起きる身体の反応と、回避時間(治療後○日)中に起きる体の不具合は、その施術項目である物質を体内に取り入れたときの「再現」です。
普段は気づかずにこのような症状が体内で起きているのですが、施術すると目に見えて分かるように再現することがあります。
あ、この反応はちゃんとなくなっていきますので、まずはご安心くださいね(^^)
さて、善玉菌とは
「善玉菌」「悪玉菌」は人間が勝手に決めたもの、とはよく斉藤先生が言ってますね。
テレビで「善玉と言ってたから」とか「腸活」だとか、「悪玉菌をやっつけよう」だとか言われるとそのまま受け取ってしまうのは、あまりおすすめできないことではあります。
それが合っている人には合っているけど、合わない人もいるからです。
合っていても毎日摂って良いものか否かは、また別の話・・・。
私には、ラクトバチルス・カゼイさんは合ってはいなかったわけですが、知らずに「よかれと思って」飲んでいた20代の頃の私がいたのです。
今はあらゆる菌が出てますよね。
徳洲会さんの▼このページが参考になりますね
ヨーグルトの菌の種類の違いは? | お知らせ | 神戸徳洲会病院
自分にとって「良い菌」かどうかは、まっ・・・たく別の話です(@_@;!!
自分に合っているかどうかは分からないものですから、「毎日健康のために飲む」「体を治すために飲む」とかいう考えは、いったんリセットしましょう。
かといって「摂ってはいけない」などとは言ってませんから、極端に走らないようにご注意ください😅
だから、どうすればいいかというとですね・・・
施術して合わせるようにすればいいんですよー(^^)
ただし、合わせても「よかれと思って毎日摂る」のではなく、たまに飲んだとしても「それにやられない」体になる、ということですので
くれぐれも本末転倒にならないように生活していきましょう~
※「健康のために」「体のためによかれと思って」は気をつけましょう(^^)/
※ヤクルト1000が流行ってたとか、今も流行ってるとか聞きますが、合っているかどうか/毎日摂ってよいものかどうか、確認しましょう(^^)
※どんな健康食品・栄養のサプリメントでも同じですぞー
参考にどぞ・・・
R-1 明治
Lactobacillus bulgaricus(ラクトバチルスブルガリクス)
LG21明治
Lactobacillus gasseri (ラクトバチルス・ガセリ)
BE80 ダノン
Bifidobacterium lactis(ビフィドバクテリウム・ラクティス)
BB536 森永
Bifidobacterium longum(ビフィドバクテリウム・ロンガム)
L-92 カルピス/アサヒ
(ラクトバチルス・アシドフィルス)
プラズマ乳酸菌 キリン
Lactococcus lactis(ラクトコッカス・ラクティス)
ラブレ菌 KAGOME
Lactobacillus brevis(ラクトバチルス・ブレビス)
BifiX グリコ
Bifidobacterium animalis(ビフィドバクテリウム・アニマリス)
BY株(ミルミルに代表される) ヤクルト
Bifidobacterium breve(ビフィドバクテリウム・ブレーベ)
L.カゼイシロタ株 ヤクルト
Lactobacillus casei(ラクトバチルス・カゼイ)
※どれも、菌ちゃんをしっかり腸に届けるために強化されている「株」ですが、増田カイロでは「菌」ごとに区別します。
毎日摂るものなのか摂っていいのかどうか・・・それは人によって違います
桐井 記