映画 福田村事件 近日公開
福田村事件の映画をアピールしたくて時々クリニックに降りてきた院長でしたが、当初静岡では上映予定はありませんでした。しかし、いつのまにか静岡シネギャラリーで上映することが決まってました!!
静岡シネ・ギャラリー 今後の上映予定
2023/9/1-9/14です!
福田村事件について
上記のページが見られない方はWikipediaへ⬇福田村事件 - Wikipedia
振り返りたくないほど酷い事件だけど、私たちは決して目をそむけてはいけないですね。
日本人の内側にあるこの性質を自分で理解し、そうならないように…表面化させないように。
今現在多方面において進行形であり、色んな所に自分も加害者になるような罠が仕掛けられていることも。
洞察力・個人の思考力・流されない力・屈しない心・差別しない態度
毎日自分を振り返ることが大切なのではないでしょうか。
私は振り返る暇もなく、寝てしまってますが(^^;
さてさて、映画を見るのもつらそうではありますが、自分も向き合いたいと思っています。
楽しみではあります😊
桐井 記
P.S,
関東大震災から100年ということでつくられた映画ですが、現代でもこういうことありますよね。
SNSやさまざまなメディア、そして戦争によって、「人が人を攻撃する」という事態は現代でも続いてます。
どんな形であっても、他人を攻撃することは、自己愛の欠如の結果、と考えます。
良い自分・悪い自分、どんな自分をも、どんな時も認め・信じ・許し・受け入れ・乗り越えることができれば、同じことを他人にもできるのです。
この映画、ちょっと訳アリ俳優さんが数名出ているので、そういうところも気になってます。
少し前に見た「Winny」という映画でも東出さんは拝見しました。Winnyというソフトを作った実在の人物(故金子勇氏)を描いたもので、とても良かったです。こういう事実があったことを「知らなかった」自分を恥じました。
以前カナダで中国からの同年代の女の子(当時20代)に「南京大虐殺って知っている?」と聞かれて、私が「知らない」と答えたときの気持ちと同じだと感じました。
その時その子には「ほら、日本人は何にも教わってないんだから」って言われたのはずっと覚えています。(元々歴史に興味がなかったので、知らなかったんだと思いますが、帰国してから少し調べました)
「包丁を作った人が悪いのか、それとも包丁で人を傷つけた人が悪いのか」
Winnyというソフトだけでなく、どんな職業でも起こりうる事案ですから、それが日本で現実にあったことに対して、私にとっては考えさせられる映画でした。
斉藤 記