当院では、基本的な栄養素に対するアレルギー除去が済んでいる患者さんには、だいたい施術毎に、「栄養素の過不足」を伝えています。
車を車検に出して、全てOKとなっても、ガソリンが入っていなければ動かないのは当然ですよね。
それと同じで、アレルギー除去をしても、必要な栄養素をきちんと確保できていなければ、心身はうまく機能してくれません。
暑くなる前の比較的過ごしやすい時期には、栄養的には問題なく過ごせている方も多く、あってもミネラル(トレースミネラル)の不足を指摘する程度でした。この場合は、どなたにもアレルギーがなく安心して使える「岩石由来の液体ミネラル」をもう少し摂っておきましょうというように伝えています。
それからだんだん気温が上がってきて、たまにエアコンつけようかな、ということになると、トレースミネラルや塩が足りなくなってきます。
液体ミネラルの量を上げるとともに、食事において塩をしっかり米やスープにかけて摂るよう勧めていました。
特に日本の糖度が高い甘い米には塩でバランスをとることが不可欠で、塩辛い海の塩よりも鉄の甘味でたくさん使っても塩辛くないピンク岩塩を当院ではお勧めしています。
また5月以降はカビ・寄生虫も活発化してくるので、お腹や血管内のお掃除目的もかねて「食物繊維源」の摂取が足りない方には、その人にあった食物繊維源の食材をお伝えしました。一般的には、雑穀・根菜・キノコ・こんにゃく・大豆・小豆・海草類などが、食物繊維源の食材として挙げられますが、万人向け(嫌い・アレルギーのある人は別)は小豆と海藻(わかめ・昆布・ヒジキ・寒天など)で、それ以外は摂りすぎて逆効果になる食材も多いため、合っている人にしか、食物繊維源としてはお勧めできませんと伝えてます。
そしてここ最近は、暑さに加えて湿度がかなり上がってきました。外に出ると「もわっ」としてすぐに腕がベタベタしてきますね。このベタベタ汗にはミネラル分が多くでてしまっています。そしてほとんどの方に「鉄不足」を認めるようになるのもこの時期です。
この傾向は毎年同じですから、ヘロヘロしてきたら、1日中エアコンが必要になってきたら、「トレースミネラル・塩、そして鉄」の摂取量を上げるんだな、と思っておくといいでしょう。なくても大丈夫な人はもちろんいりませんが、現代の電磁波社会において塩とミネラルの需要は上がっていますから、元気に長生きしたいなら使っておくべきです。元気で長生きそして国債がNISAよりも何よりも一般人にとっては一番安全確実な保険・投資ですからね。
そして夏と冬の貧血時期には、睡眠時間もいつも+αが必要になります。
体調がすぐれない人は9時消灯が基本です。元気に夏を乗り切りたいなら、遅くても10時台には消灯してください。
寝る前に部屋をしっかり冷やしておいて、日が昇る4時ころにはエアコンのタイマーを入れておくと朝までしっかり眠れて、かつスッキリ起きられますね。
皆さんきっとそう思っていないと思いますが、病院に入院して一番いいことは、医療を受けることじゃなく、「消灯時間が早いこと」ですからね。次にいいことは、嫌な現実から強制的に隔離できること、医療が受けられる利点はその次くらいですね。
鉄の補給に関しては、赤身の肉・魚を増やしてもらったり、どなたにもアレルギーがなく安心して使える阿蘇のリモナイト由来の鉄サプリ(VOR)をいつもより多めに摂ってもらったりしています。生理のある女性は当然ですが、生理の終わった女性でも、男性でも、子供でも、現代の電磁波社会において、鉄欠乏性貧血じゃない人はまずいませんからね。
栄養療法を実践する医師・医療者にも、「なんでもいいから鉄をしっかり摂りましょう」「鉄はしっかり摂りましょう、でもヘム鉄じゃないと意味ないです」「鉄をサプリで摂ってはいけません」というように、言っていることがバラバラになりがちなのは栄養素の中でもこの「鉄」だけですね。それだけ人体システムにとって重要だからこその見解の違いと考えます。
NAETにおいては、これらどれでもありませんし、どの栄養素もスタンスは同じ。
ビタミンCだって、アレルギーのある人が摂り過ぎたら病気になりますし、ビタミンA・D・Eといった脂溶性ビタミンもアレルギーのある人が取り続けたら体調が悪化します。
まず「栄養素自体にアレルギーがないこと」、これが最低条件です。
栄養素自体にアレルギーがなければ、また栄養素を横取りする潜在感染源の影響が抑えられていれば、栄養素の恩恵を最大限受けることができるので、大量に摂る必要もなく、感染源にやられることもなく、バランスのとれた食事を摂れている人なら、サプリメントはミネラル系だけで十分といえます。
日本の土地にはもともとミネラルが少ないため、現代社会において、トレースミネラルは食事だけでは圧倒的に足りません。
よって心身ともに元気に過ごしたいなら、トレースミネラルの追加は必須です。
岩石中のミネラルを根が吸収することで、大木が岩に生えることが可能となるのですが、植物と動物の違いはひとつ。「自力で動く」かどうかです。
岩石由来の液体トレースミネラルに足りないのは鉄分ですから、活動状況(運動する・良く動く・電磁波をよく使う・ストレスが多い)や食生活(ベジタリアン・ビーガン・赤身が嫌いなど)においては、鉄の補給も必要となるのです。
鉄の不足により貧血⇒酸欠⇒全身の細胞の機能低下、その結果としての各種症状、痛み・かゆみ・痺れ・疲労・睡眠不足・アレルギー・免疫低下・感染の長期化・慢性炎症悪化・慢性疲労・副腎疲労・リーキーガット・各種過敏症・精神疾患・発達障害もどき・・・などの症状に繋がります。皮膚・粘膜の状態にはビタミンA・C・Eも大事ですが、その前に「酸素」ですからね。
食事を1週間食べなくても生きていられますが、酸素(鉄+タンパク+空気)がなければ3分、そして次に水と塩がなければ数日で身体機能は失われます。(だから万・万・万が一の時には、生き残るためには、尿でも飲まないといけないですね)
地球温暖化という現代における日本の「高温多湿」環境は、世界で一番きつく、本当の意味で「天国に近い夏」と言っても過言ではありません。
体温を超えるような気温において、屋外活動やすべての運動はミネラル・塩・鉄を浪費しますから、不足している人が体調を崩すのは当然のことです。
学校において、冷房をつけていても窓を常に解放したままの状態では、貧血・脱水・熱中症で体調を崩す子で保健室が満員というのも当然のことです。
体温近い学校の「温水になっちゃったプール」に長時間浸かりっぱなしで発汗できずに熱中症をおこすのも当然のことです。
熱中症対策としてこまめな水分・塩分補給と休息はもちろんのこと、必要な栄養素(タンパク・トレースミネラル・鉄)を食事やサプリで意識して摂り、日常生活における脱水予防として水分・塩分・糖分をセットで摂るよう心掛けておきましょう。
車を車検に出して、全てOKとなっても、ガソリンが入っていなければ動かないのは当然ですよね。
それと同じで、アレルギー除去をしても、必要な栄養素をきちんと確保できていなければ、心身はうまく機能してくれません。
暑くなる前の比較的過ごしやすい時期には、栄養的には問題なく過ごせている方も多く、あってもミネラル(トレースミネラル)の不足を指摘する程度でした。この場合は、どなたにもアレルギーがなく安心して使える「岩石由来の液体ミネラル」をもう少し摂っておきましょうというように伝えています。
それからだんだん気温が上がってきて、たまにエアコンつけようかな、ということになると、トレースミネラルや塩が足りなくなってきます。
液体ミネラルの量を上げるとともに、食事において塩をしっかり米やスープにかけて摂るよう勧めていました。
特に日本の糖度が高い甘い米には塩でバランスをとることが不可欠で、塩辛い海の塩よりも鉄の甘味でたくさん使っても塩辛くないピンク岩塩を当院ではお勧めしています。
また5月以降はカビ・寄生虫も活発化してくるので、お腹や血管内のお掃除目的もかねて「食物繊維源」の摂取が足りない方には、その人にあった食物繊維源の食材をお伝えしました。一般的には、雑穀・根菜・キノコ・こんにゃく・大豆・小豆・海草類などが、食物繊維源の食材として挙げられますが、万人向け(嫌い・アレルギーのある人は別)は小豆と海藻(わかめ・昆布・ヒジキ・寒天など)で、それ以外は摂りすぎて逆効果になる食材も多いため、合っている人にしか、食物繊維源としてはお勧めできませんと伝えてます。
そしてここ最近は、暑さに加えて湿度がかなり上がってきました。外に出ると「もわっ」としてすぐに腕がベタベタしてきますね。このベタベタ汗にはミネラル分が多くでてしまっています。そしてほとんどの方に「鉄不足」を認めるようになるのもこの時期です。
この傾向は毎年同じですから、ヘロヘロしてきたら、1日中エアコンが必要になってきたら、「トレースミネラル・塩、そして鉄」の摂取量を上げるんだな、と思っておくといいでしょう。なくても大丈夫な人はもちろんいりませんが、現代の電磁波社会において塩とミネラルの需要は上がっていますから、元気に長生きしたいなら使っておくべきです。元気で長生きそして国債がNISAよりも何よりも一般人にとっては一番安全確実な保険・投資ですからね。
そして夏と冬の貧血時期には、睡眠時間もいつも+αが必要になります。
体調がすぐれない人は9時消灯が基本です。元気に夏を乗り切りたいなら、遅くても10時台には消灯してください。
寝る前に部屋をしっかり冷やしておいて、日が昇る4時ころにはエアコンのタイマーを入れておくと朝までしっかり眠れて、かつスッキリ起きられますね。
皆さんきっとそう思っていないと思いますが、病院に入院して一番いいことは、医療を受けることじゃなく、「消灯時間が早いこと」ですからね。次にいいことは、嫌な現実から強制的に隔離できること、医療が受けられる利点はその次くらいですね。
鉄の補給に関しては、赤身の肉・魚を増やしてもらったり、どなたにもアレルギーがなく安心して使える阿蘇のリモナイト由来の鉄サプリ(VOR)をいつもより多めに摂ってもらったりしています。生理のある女性は当然ですが、生理の終わった女性でも、男性でも、子供でも、現代の電磁波社会において、鉄欠乏性貧血じゃない人はまずいませんからね。
栄養療法を実践する医師・医療者にも、「なんでもいいから鉄をしっかり摂りましょう」「鉄はしっかり摂りましょう、でもヘム鉄じゃないと意味ないです」「鉄をサプリで摂ってはいけません」というように、言っていることがバラバラになりがちなのは栄養素の中でもこの「鉄」だけですね。それだけ人体システムにとって重要だからこその見解の違いと考えます。
NAETにおいては、これらどれでもありませんし、どの栄養素もスタンスは同じ。
ビタミンCだって、アレルギーのある人が摂り過ぎたら病気になりますし、ビタミンA・D・Eといった脂溶性ビタミンもアレルギーのある人が取り続けたら体調が悪化します。
まず「栄養素自体にアレルギーがないこと」、これが最低条件です。
栄養素自体にアレルギーがなければ、また栄養素を横取りする潜在感染源の影響が抑えられていれば、栄養素の恩恵を最大限受けることができるので、大量に摂る必要もなく、感染源にやられることもなく、バランスのとれた食事を摂れている人なら、サプリメントはミネラル系だけで十分といえます。
日本の土地にはもともとミネラルが少ないため、現代社会において、トレースミネラルは食事だけでは圧倒的に足りません。
よって心身ともに元気に過ごしたいなら、トレースミネラルの追加は必須です。
岩石中のミネラルを根が吸収することで、大木が岩に生えることが可能となるのですが、植物と動物の違いはひとつ。「自力で動く」かどうかです。
岩石由来の液体トレースミネラルに足りないのは鉄分ですから、活動状況(運動する・良く動く・電磁波をよく使う・ストレスが多い)や食生活(ベジタリアン・ビーガン・赤身が嫌いなど)においては、鉄の補給も必要となるのです。
鉄の不足により貧血⇒酸欠⇒全身の細胞の機能低下、その結果としての各種症状、痛み・かゆみ・痺れ・疲労・睡眠不足・アレルギー・免疫低下・感染の長期化・慢性炎症悪化・慢性疲労・副腎疲労・リーキーガット・各種過敏症・精神疾患・発達障害もどき・・・などの症状に繋がります。皮膚・粘膜の状態にはビタミンA・C・Eも大事ですが、その前に「酸素」ですからね。
食事を1週間食べなくても生きていられますが、酸素(鉄+タンパク+空気)がなければ3分、そして次に水と塩がなければ数日で身体機能は失われます。(だから万・万・万が一の時には、生き残るためには、尿でも飲まないといけないですね)
地球温暖化という現代における日本の「高温多湿」環境は、世界で一番きつく、本当の意味で「天国に近い夏」と言っても過言ではありません。
体温を超えるような気温において、屋外活動やすべての運動はミネラル・塩・鉄を浪費しますから、不足している人が体調を崩すのは当然のことです。
学校において、冷房をつけていても窓を常に解放したままの状態では、貧血・脱水・熱中症で体調を崩す子で保健室が満員というのも当然のことです。
体温近い学校の「温水になっちゃったプール」に長時間浸かりっぱなしで発汗できずに熱中症をおこすのも当然のことです。
熱中症対策としてこまめな水分・塩分補給と休息はもちろんのこと、必要な栄養素(タンパク・トレースミネラル・鉄)を食事やサプリで意識して摂り、日常生活における脱水予防として水分・塩分・糖分をセットで摂るよう心掛けておきましょう。
斉藤 記