国会議員が新型コロナで急変という報道がありました。
突然死ともいえる状況ですから、本人も周囲も、さぞ驚き無念であったことでしょう。
同様のケースは世界的にも少なくありません。
そのために、基礎疾患があってもなくても、「体温」と「血中酸素飽和度」を常に測り、自分のいつもの値を知っておくことが大切です。
「体温がいつもより高い、酸素飽和度がいつもより低い」という状態が6時間~半日続くなら、すぐに病院に相談しましょう。
急変する何日か前にはすでに「酸素飽和度」は下がってきているはずです。
でも呼吸苦の自覚症状はありません。
ですから呼吸器関連の自覚症状が出たときには、すでにウィルスと細菌と真菌が肺全体に拡がり、あっという間に肺が真っ白になる可能性が高く、病院に行っても手遅れなのです。免疫が過剰に働くサイトカインストームが関連しているかもしれません。
それが急変といわれている内容じゃないかと思います。
酸素飽和度を測る機器は、パルスオキシメータといわれます。
当院では、自宅にない方は、来院時に測れるようにしています。自分の通常値を知っておくことで、異常の早期発見につながります。
また血管の問題や脳機能の問題がある場合は、左右差も出ますから、たまに左右差の有無も調べておくといいでしょう。
そして酸素飽和度・酸素飽和度の左右差があれば、かかりつけに相談したらいいでしょう。
「よくわかるパルスオキシメータ」
https://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/guidelines/pulse-oximeter_general.pdf
1月6日追記
「パルスオキシメーター」需要増大のためか、以下に2つ挙げておきましたが、値上がりしたり、在庫切れのものもあるようです。現在の状況を反映してか、本当に様々な商品が売られています。
すぐ壊れるものではないので、多少の価格上昇は仕方ないかと思いますが、1万以上出す必要はないと思います。
2000~3000円前後の商品もありますので、自分に無理ない価格帯のものを購入しましょう。
そして自分が購入したものが大丈夫かどうか気になるなら、来院時お持ちいただきこちらにあるパルスオキシメーターと数値を比較してみてください。
そして私個人的には、この医療状況の中、呼吸器をつけても回復が見込めない状況に薬剤漬けで延命し続ける意味も、自分の身に置き換えて考えておく必要がどなたにもあると思っています。もちろん正解は家族ではなく、自分自身の中にしかありません。ですから何が正解かという話ではありません。
自分はどうしたいのかを考え、周囲に知らせておくことが大事だという話です。
これまでの看護師、そしてNAET施術者としての経験から、私がもしそうなったら、基本的には呼吸器を含めた延命処置の一切はしてほしくありません。
私があえてこの人ならと頼れる医師であるなら話は別かもしれませんが、たまたまついた担当医に自分の人生の最後を決めてほしくありません。
新型コロナに関係なく、自分の終活ノートはすでに作ってあるので、毎年、年末年始に変更・更新しています。
院長も心臓術後に想定外のことが起きてしまいましたが、院長が自分で選んだ執刀医ですから、本人に後悔はありません
あるのは「今の自分をもって今日を生きる」ただそれだけです。
こんな時ですが、こんな時だからこそ、自分はどうしたいか、どうしてほしいかを家族で話し合う機会をもって、お互いに伝えておきましょう。
終活は自分がどう生きていきたいかという宣言ですから、ざっくりとでもいいので、元気なうちにこそ済ませておくべきですよ。
死を意識することで、自分の人生を振り返ることもでき、生きることをよりもっと大切に思える、意識できることに繋がると思いますから。
そしてまずそうならないために自分にできる対策をしっかりしておくことが、家族と仕事を守るためにまず自分を守るということだと私は考えます。
突然死ともいえる状況ですから、本人も周囲も、さぞ驚き無念であったことでしょう。
同様のケースは世界的にも少なくありません。
そのために、基礎疾患があってもなくても、「体温」と「血中酸素飽和度」を常に測り、自分のいつもの値を知っておくことが大切です。
「体温がいつもより高い、酸素飽和度がいつもより低い」という状態が6時間~半日続くなら、すぐに病院に相談しましょう。
急変する何日か前にはすでに「酸素飽和度」は下がってきているはずです。
でも呼吸苦の自覚症状はありません。
ですから呼吸器関連の自覚症状が出たときには、すでにウィルスと細菌と真菌が肺全体に拡がり、あっという間に肺が真っ白になる可能性が高く、病院に行っても手遅れなのです。免疫が過剰に働くサイトカインストームが関連しているかもしれません。
それが急変といわれている内容じゃないかと思います。
酸素飽和度を測る機器は、パルスオキシメータといわれます。
当院では、自宅にない方は、来院時に測れるようにしています。自分の通常値を知っておくことで、異常の早期発見につながります。
また血管の問題や脳機能の問題がある場合は、左右差も出ますから、たまに左右差の有無も調べておくといいでしょう。
そして酸素飽和度・酸素飽和度の左右差があれば、かかりつけに相談したらいいでしょう。
「よくわかるパルスオキシメータ」
https://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/guidelines/pulse-oximeter_general.pdf
1月6日追記
「パルスオキシメーター」需要増大のためか、以下に2つ挙げておきましたが、値上がりしたり、在庫切れのものもあるようです。現在の状況を反映してか、本当に様々な商品が売られています。
すぐ壊れるものではないので、多少の価格上昇は仕方ないかと思いますが、1万以上出す必要はないと思います。
2000~3000円前後の商品もありますので、自分に無理ない価格帯のものを購入しましょう。
そして自分が購入したものが大丈夫かどうか気になるなら、来院時お持ちいただきこちらにあるパルスオキシメーターと数値を比較してみてください。
そして私個人的には、この医療状況の中、呼吸器をつけても回復が見込めない状況に薬剤漬けで延命し続ける意味も、自分の身に置き換えて考えておく必要がどなたにもあると思っています。もちろん正解は家族ではなく、自分自身の中にしかありません。ですから何が正解かという話ではありません。
自分はどうしたいのかを考え、周囲に知らせておくことが大事だという話です。
これまでの看護師、そしてNAET施術者としての経験から、私がもしそうなったら、基本的には呼吸器を含めた延命処置の一切はしてほしくありません。
私があえてこの人ならと頼れる医師であるなら話は別かもしれませんが、たまたまついた担当医に自分の人生の最後を決めてほしくありません。
新型コロナに関係なく、自分の終活ノートはすでに作ってあるので、毎年、年末年始に変更・更新しています。
院長も心臓術後に想定外のことが起きてしまいましたが、院長が自分で選んだ執刀医ですから、本人に後悔はありません
あるのは「今の自分をもって今日を生きる」ただそれだけです。
こんな時ですが、こんな時だからこそ、自分はどうしたいか、どうしてほしいかを家族で話し合う機会をもって、お互いに伝えておきましょう。
終活は自分がどう生きていきたいかという宣言ですから、ざっくりとでもいいので、元気なうちにこそ済ませておくべきですよ。
死を意識することで、自分の人生を振り返ることもでき、生きることをよりもっと大切に思える、意識できることに繋がると思いますから。
そしてまずそうならないために自分にできる対策をしっかりしておくことが、家族と仕事を守るためにまず自分を守るということだと私は考えます。
斉藤記