植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

カードゲームとプリンター②

2008年06月29日 12時09分26秒 | ゲームシステム
 前回、完全にプリンターが壊れてしまい新しいプリンターを買うことになったのですが、何気に寄った量販店でEPSONのPX-A640が1万円ちょっとで売っていて、「コピー機の機能まで付いたプリンターが1万円!!」って言うのにとても驚きました。
 前にプリンターの購入を考えた数年前は、プリンターは最低でも2~3万円時代でしたから…。これを見てかなりグッときて、まずはEPSONとCANONのカタログだけ貰って家で検討することにしました。

 買うに当たってその最たる用途は、勿論このカードゲームの印刷です。(*^_^*;)

 今の1500円と言う価格を維持するためにも、ランニングコストは譲れず、あと現状問題となっている唾対策としての防水性が強化されれば言うことが無いということで検討に入りました。

 まずは、前から気になっていたEPSONの「つよインク」。特につよインク200Xと言うのは、防水性があると銘打っていて、「これだ!」と思いました。しかも量販店で見たPX-A640が対応機種だったので、かなりこれを買う方向に傾きました。

 しかし、ここで問題となったのがランニングコスト。実際は使って見てからでしょうが、この機種のLサイズの写真で21円。同じぐらいのCANONでは13円とかなり違います。A4サイズを両面20枚も印刷するのですから、このランニングコストの差は結構きます。
 一応、メーカが表示しているランニングコストだけでなく、ネットで調べてみると、総じてEPSONの機種はインクの無駄使いが多いとか、目詰まりを起こしたなどのレビューがあがっています。

 そこで、今度はCANONを検討。CANONのインクの防水性は…と調べてみると、どうもインクには顔料インクと、染料インクの2つがあり、顔料インクが油性で水に強く、染料インクは水が付くと滲むことが判りました。
 CANONは、1つの機種を除いて、その殆どが染料インクないしは黒色だけが顔料インクで、EPSONほど防水性を求めることが出来ません。どうもCANONはCANON製の用紙が良いらしく、染料インクでも専用紙を使うことで、多少の防水性や発色の良さが得られるみたいです。しかし、紙をコストの都合、コクヨのマルチカード用紙に決めているので、CANONの専用紙は使えません。

 そして、残る防水性がある1機種とは、最近出たばかりのMX7600。こちら専用のクリアインクを普通紙に先に付着させ、CANONの専用紙並みに紙質を改善させた上で、その上から顔料インクを付着させるという途轍もないコンセプトで作られた機種です。
 こちらそのコンセプトだけで、かなりグッと来ました。

 しかし、本体価格が6万円、重量が16kg、そしてEPSONほどじゃないにしろクリアインク代が余計に掛かるランニングコスト。そして出たばかりなので、インクがあまり売られていなく(=安売りしていない)、またリサイクルインクも出ていない…と問題点が多々あります。

 もし、1年後にプリンターを購入するのであれば、MX7600にしたかもしれませんが、結局何よりもランニングコストを重視し、CANONのMP610を選択しました。
 こちらは最初見たEPSONのPX-A640の対抗機種であるMP470の2つ上位の機種。MP470がランニングコストが悪く除外され、その1つ上のMP520と、このMP610との検討でしたが、ランニングコストは同じでMP610の方が4000円ぐらい本体価格が高いのですが、印刷スピードが速いのと両面印刷が出来ることから、初期投資をすることにしました。

 2週間ぐらい機種選定に悩んで買ったMP610ですが、防水性は今までどおりで唾には相変わらず弱いのですが、印刷スピードと両面印刷が出来ることからカードゲームの量産がすこぶる楽になりました。やはり前のプリンターと印刷位置が微妙にズレるので現在も紙を無駄にしながら印刷位置を調整しています。また、色合いも異なるので、前のプリンターで印刷したカードと混ぜては使えないですね。

 後は、幾つか量産してみてインク代が1部あたり今の1500円以内で作れるのかを見極めないといけませんね。(~_~;)


オリジナルカードゲーム 植民地戦争
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http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~usa_neko/
コメント (6)
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