植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

航海の時代 2人プレイルール

2015年12月07日 22時28分18秒 | ゲームシステム
航海の時代、3・4人用のゲームなんですよね。でも、このゲーム、
十分、2人でも遊べるんじゃないかって思いました。
特にうちは連れと2人で遊ぶことが多いので、2人で遊べるって重要なんですよね。
折角、こんなにも楽しいゲーム、うちでも遊ばないと損!ということで、
勝手に2人用ルールを考えちゃいました。

ポイントとなるのは、ダミーの3人目を作ること。
普通にそのまま2人で遊ぶと、各島に置く投資チップが2人だけになるので、
これだとちょっと面白みが少ないと考えて、
ダミーの3人目が決められたルールに従って移動して、
投資チップを置いていくルールを考案してみました。

・3人目の船は、外周の島カードの中で、一番最後に置かれたカードから
 スタートします。

 はじめから外周に居ますので、プレイヤーが中央の島(母港)から、
 この3人目の船がある島に行けないのも、プレイヤーが外周の島に居て、
 3人目の居る島に停泊するにはお金を1支払うのはルールどおりです。
 3人目はお金を貰っても仕方ないのでお金は銀行に行きます。

・3人目の船は、それぞれのプレイヤーのターンが終了した際に時計回りに
 次の島に移動します。

 先手の後にも後手の後にも動くことになります。
 動いた先に、プレイヤーの船があった場合でも、
 お金をプレイヤーに払うことはありません。
 ルール上は払うべきですが、
 これを行うと無制限にお金を得るように出来てしまう為です。

・プレイヤーがその島に対して、2つ目や3つ目の投資チップを置いたら、
 3人目の船が置かれた島に3人目の投資チップを1枚置きます。

 つまり、プレイヤーが各島に1つずつしか投資チップを置かないと、
 3人目の投資チップは発生しません。
 しかし、プレイヤーのどちらでも2つ目・3つ目の投資チップを置いたなら、
 投資チップのコスト関係無しに無条件でそこに居る島に置かれます。
 3人目の投資チップも既に置かれている上で、さらにこの条件が発生すれば
 2つ置かれたり、3つ置かれたりもします。
 ルールどおり3人目が3つの投資チップを置いたら、プレイヤーは3つには
 できません。

・3人目は、上記の移動と投資チップを置く以外の収入や
 コストの支払いは行いません(面倒なので)


これだけです。これで擬似的な3人目を作って2人で遊ぶわけです。
ルールに従って3人目はコントロール出来るので、2つ目の投資を行う場合、
今、3人目がいる島に3人目の投資が入ることを加味することが出来ます。
無いとは思いますが、3人目がトップを獲得してしまうことも出てくるかもしれません。

ということで、このルールを付け加えて早速2人で遊んでみました。

これはイケます!!!

お邪魔の3人目を上手くコントロールすることで、
3人目に相手プレイヤーの単独トップを蹴落とさせることを計画的に
行うことすら出来ます。
3人目がコントロールできるので、ガチの戦略ゲームになるのですが、
そもそも航海の時代が運要素が無いゲームなので2人で遊ぶならこうなっても良いでしょう!
バランスも良さげな感じで、3人目の投資チップが置かれる数もいい感じで、
2人の邪魔になります。

是非、航海の時代をお持ちで、2人で遊ぶ機会が多い方は試されては如何ですか?


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属州統治ゲーム
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