植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

<ゲームレビュー>星をなくしたキャロテイン

2015年12月27日 11時17分58秒 | ゲームシステム
ゲームマーケット2015秋のPubitsさんの新作ですが、
直前に出したので知らない方も多いのではないでしょうか?
こちらテストプレイで遊んだときに衝撃を受けるほど驚いた作品でした。
それがさらに体裁・ルールがグレードアップされてきたのがこの作品です。

まず、見ての通り、夜空をイメージした濃紺のプレイマットに、星のコマ、
そしてウサギの星座をつくるアクリル板と言う他には無いコンポーネント!
しかも、システムは人の「感覚」に頼ったこちらもあまりないものとなっています。

そのルールは、プレイマットの上に各プレイヤーが順番に星のコマを配置していきます。
最終的に、ウサギのアクリル板2枚を使って、星のコマを隠していくので、隠せるか
隠せないかギリギリのラインを狙います。
他のプレイヤーが隠せないと思う位置に置いたら手番をパスして、
一番最後に星を置いたプレイヤーが、責任を持って星を隠せるかチャレンジします。

隠せたらチャレンジしたプレイヤーが得点となり、
隠せなければそれ以外のプレイヤーが得点となるというルールです。

ようは、星のコマの位置を感覚で、星座ボードで置けるか置けないかを判断する

 感覚ゲーム

と言う訳です。今まであまり無かったタイプではないでしょうか?
感覚ゲームですので、ゲーマーも初心者も一緒になって遊べるし、
対応人数も6人までと多いので、みんなで置ける!置けない!を言い合って、
自分の感覚を試すのが面白いです。

ルールの詳細では、星2つまでは星座ボードに含まれなくても良く、
含まれなかった星コマの持ち主は得点が入るなど、ゲーマー向けに
細かな得点調整が成されていて、ゲーマーはこう言った部分を加味しながら、
勝利を目指せますし、初心者は単純に置ける置けないを楽しめば良いと思います。

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