トライフープ岡山が岡山学芸館高校と環太平洋大学の男子バスケ部と提携し、日本初となる小学生からトップチームまで全カテゴリーを網羅
9/14(火) 18:14配信バスケットボールスピリッツ
<トライフープ岡山が新たに岡山学芸館高校と環太平洋大学の男子バスケ部との提携を発表>
B3リーグで昇格を目指すトライフープ岡山は、5歳からはじめられるスクールに400人以上の生徒が在籍。Bユースのトライフープ岡山U15チームや今シーズンの3×3.EXE PREMIERでは準優勝に輝いたTRYHOOP OKAYAMA.EXE、サテライトチームと様々なカテゴリーで活躍の場を広げている。
それらに加え、新たに岡山学芸館高校と環太平洋大学の男子バスケ部との提携を発表。「小学生からトップチームまで全てのカテゴリーを網羅したのは、全国においてもはじめての試みとなる」と話す比留木謙司ヘッドコーチは、岡山県内のバスケットボールの育成とともに、さらなる地域貢献を促進していく。トップチームが掲げる「ハードワーク」「コミュニケーション」「スマートにプレーすること」の3つは、新たなチームでも共通のコンセプトである。これらをベースにしながら、「コーチ陣がコミュニケーションを取り、ブラッシュアップさせながらタイムラグなく取り組めること」をメリットとして挙げた。コーチ陣が情報共有し、刺激し合いながら、より良いチーム作りを目指していく。
全国大会常連の岡山学芸館高校だが、担当教諭の体罰問題がニュースとなったのはご存じのとおり。その後任として、トライフープ岡山U15チームの下川拓帆コーチが新たに就任した。先週から始動しており、今週末(9月18日)にはウインターカップへ向けた岡山県内備前地区予選がはじまる。
「選手の自主性や考える力を大事にし、練習中も選手たちに問いかけるように指導しています。コーチ歴はまだ浅く、まだまだ勉強中であり、トップチームのコーチ陣と密に連携を取りながら選手とともに成長していきたいです」(下川コーチ)
環太平洋大学はトップチームと同じく比留木ヘッドコーチ、大森勇アシスタントコーチ、酒井達也アシスタントコーチ兼通訳が担う。メインで指導するのは、昨シーズンまではトップチームで選手として活躍した24歳の酒井コーチだ。
「インカレ予選へ向けて2週間前から指導がはじまりました。海外でプレーしていたときに少しコーチした経験はありましたが、日本でははじめての機会になります。年齢も近いので、大学生の気持ちに寄り添いながら僕自身も成長していきたいです。プロとして得た知識や経験を還元しながら、トップチームで学んでいることも同時進行で教えていきます」(酒井コーチ)
「チームを探していたが良いオファーがなかった」という酒井コーチは、選手として引退したわけではない。今シーズンはコーチとして、トライフープ岡山からチャンスを与えられ、「いろんな経験ができる1年にしたい」と新たなスタートを切った。そんな矢先に、環太平洋大学でコーチするチャンスがめぐってきたわけである。アメリカ留学やスペインでプレーした経験とともに、前橋育英高校での体罰問題も踏まえ、目指すべきコーチ像を語ってくれた。
「小学校からプロになるまでたくさんの指導者と出会い、いろんなことを学びました。時代の流れもあって、指導も変わってきているのが現状です。今まで経験してきた良い部分をしっかり還元し、選手としてだけではなく、人間として良い選手たちを輩出できるようにしていきたいです」
岡山出身の大森コーチは、「県内には良いものを持った選手がたくさんいる」と胸を張り、「岡山県内で育ててトップチームにつなげたい」と育成にも励んでいる。環太平洋大学の選手たちにも同じ印象を持ち、「今まで積み上げてきたものに、トライフープのエッセンスを提供することで選手たちの可能性を最大限伸ばす指導を行っていきたいです」と岡山県のバスケ熱を高めていく。
スクールからはじまり、トライフープ岡山U15チーム、岡山学芸館高校、環太平洋大学、サテライトチームで様々なチャンスを与えながら、トップチームにつなげる一貫育成はプロクラブにとっての新たなモデルケースとなる。その価値を高めるためにも、10月2日よりホームの津山総合体育館で開幕するB3リーグで勝利し、トップチームが上のカテゴリーへと進んで行かねばならない。
9/14(火) 18:14配信バスケットボールスピリッツ
<トライフープ岡山が新たに岡山学芸館高校と環太平洋大学の男子バスケ部との提携を発表>
B3リーグで昇格を目指すトライフープ岡山は、5歳からはじめられるスクールに400人以上の生徒が在籍。Bユースのトライフープ岡山U15チームや今シーズンの3×3.EXE PREMIERでは準優勝に輝いたTRYHOOP OKAYAMA.EXE、サテライトチームと様々なカテゴリーで活躍の場を広げている。
それらに加え、新たに岡山学芸館高校と環太平洋大学の男子バスケ部との提携を発表。「小学生からトップチームまで全てのカテゴリーを網羅したのは、全国においてもはじめての試みとなる」と話す比留木謙司ヘッドコーチは、岡山県内のバスケットボールの育成とともに、さらなる地域貢献を促進していく。トップチームが掲げる「ハードワーク」「コミュニケーション」「スマートにプレーすること」の3つは、新たなチームでも共通のコンセプトである。これらをベースにしながら、「コーチ陣がコミュニケーションを取り、ブラッシュアップさせながらタイムラグなく取り組めること」をメリットとして挙げた。コーチ陣が情報共有し、刺激し合いながら、より良いチーム作りを目指していく。
全国大会常連の岡山学芸館高校だが、担当教諭の体罰問題がニュースとなったのはご存じのとおり。その後任として、トライフープ岡山U15チームの下川拓帆コーチが新たに就任した。先週から始動しており、今週末(9月18日)にはウインターカップへ向けた岡山県内備前地区予選がはじまる。
「選手の自主性や考える力を大事にし、練習中も選手たちに問いかけるように指導しています。コーチ歴はまだ浅く、まだまだ勉強中であり、トップチームのコーチ陣と密に連携を取りながら選手とともに成長していきたいです」(下川コーチ)
環太平洋大学はトップチームと同じく比留木ヘッドコーチ、大森勇アシスタントコーチ、酒井達也アシスタントコーチ兼通訳が担う。メインで指導するのは、昨シーズンまではトップチームで選手として活躍した24歳の酒井コーチだ。
「インカレ予選へ向けて2週間前から指導がはじまりました。海外でプレーしていたときに少しコーチした経験はありましたが、日本でははじめての機会になります。年齢も近いので、大学生の気持ちに寄り添いながら僕自身も成長していきたいです。プロとして得た知識や経験を還元しながら、トップチームで学んでいることも同時進行で教えていきます」(酒井コーチ)
「チームを探していたが良いオファーがなかった」という酒井コーチは、選手として引退したわけではない。今シーズンはコーチとして、トライフープ岡山からチャンスを与えられ、「いろんな経験ができる1年にしたい」と新たなスタートを切った。そんな矢先に、環太平洋大学でコーチするチャンスがめぐってきたわけである。アメリカ留学やスペインでプレーした経験とともに、前橋育英高校での体罰問題も踏まえ、目指すべきコーチ像を語ってくれた。
「小学校からプロになるまでたくさんの指導者と出会い、いろんなことを学びました。時代の流れもあって、指導も変わってきているのが現状です。今まで経験してきた良い部分をしっかり還元し、選手としてだけではなく、人間として良い選手たちを輩出できるようにしていきたいです」
岡山出身の大森コーチは、「県内には良いものを持った選手がたくさんいる」と胸を張り、「岡山県内で育ててトップチームにつなげたい」と育成にも励んでいる。環太平洋大学の選手たちにも同じ印象を持ち、「今まで積み上げてきたものに、トライフープのエッセンスを提供することで選手たちの可能性を最大限伸ばす指導を行っていきたいです」と岡山県のバスケ熱を高めていく。
スクールからはじまり、トライフープ岡山U15チーム、岡山学芸館高校、環太平洋大学、サテライトチームで様々なチャンスを与えながら、トップチームにつなげる一貫育成はプロクラブにとっての新たなモデルケースとなる。その価値を高めるためにも、10月2日よりホームの津山総合体育館で開幕するB3リーグで勝利し、トップチームが上のカテゴリーへと進んで行かねばならない。
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