きらり!(^^)!

子どもたちの限りない可能性を求めて!

理解の広がりを期待!

2022-06-05 17:56:48 | 社会
障害児のありのままの魅力をより多くの人に 広告モデルで多様性訴え 都内企業「華ひらく」の挑戦

2022年6月5日 06時00分・東京新聞
 
障害の有無の違いを認め合える、誰もが堂々と生きられる社会へ—。障害児支援事業を展開する民間企業「華ひらく」(東京都新宿区)の経営者内木うちき美樹さん(39)=千葉県市川市=が、障害のある子どもが企業広告などのキッズモデルとして活躍するマネジメント事業を立ち上げた。自身も障害児の母親。見て、知ってもらうことこそが認め合う前提になると信じる。内木さんは「ありのままの障害児の魅力を、より多くの人に知ってほしい」と願う。

◆こんなに楽しんで撮影できるなんて…来て良かった
 雨傘に、ピンクや紫のカラフルな雨粒が降り注いでいた。同県鴨川市にある一軒家の窓ガラス。華ひらくに所属するなぎさちゃん(6)とすみれちゃん(7)の2人は窓の外の雨を見て、チョークで思い思いに絵を描いた。
 日本理化学工業(川崎市)が開発した、つるつるした面に使え、簡単に拭き取れるチョーク「キットパス」。その広告写真の撮影現場で、同社商品企画部の雫しずく緑さん(42)は「誰にでも、多くの人に使ってほしい商品。多様性を訴えるメッセージにぴったり」と手応えを語る。
 軽度の知的障害と自閉症と診断されるなぎさちゃんの初仕事を見守った父親(34)=千葉県習志野市=は「娘は絵が大好きで、普段通りの姿が出た。こんなに楽しんで撮影できるなんて。来て良かった」と喜ぶ。
 2010年に設立した華ひらくに所属する障害児モデルは、現在、ゼロ歳から10歳までの21人。当初は主に英会話のレッスン事業を展開していたころ、2歳になった内木さんの長男尊たけるちゃん(8)が重度の知的障害と自閉症と診断された。どんな風に育つのか、不安と恐怖に襲われた。内木さんは「障害について何も知らなかった。無知だったから、障害者に対して偏見もあった」と振り返る。
◆障害を知り、理解してもらうきっかけをつくりたい
 インターネットで調べ関連本を読みあさった。知識を身に付けるたび、不安が徐々に和らいだ。そんな経験から「まずは知的障害について知ってもらわないと」と思い立ち、長男と暮らす日々の動画を、ユーチューブで発信し始めた。
 「大半の人は、障害者に触れる機会がないから、どう接すればいいのか分からないだけ。見てもらう機会を増やそう」。たどり着いたのがモデル事業だった。
 「障害児だからと、つくられたポーズをするのではなく、そこにいるありのままの姿を、より多くの人に知ってほしい」と内木さん。シナリオ、演出に沿うには難しさがあるため写真の仕事に限定し、企業側から「障害児モデルと分からないのではないか」と懸念されることもあるが、障害の種類などを写真に付記してもらうようにしている。
 内木さんは言う。「モデルの親たちは決してわが子を芸能人にさせたいわけではない。障害を一度公表すれば、2度と削除できないかもしれない。それでもモデル登録を決めるのは、障害を知り、理解してもらうきっかけをつくりたいからなんです」。

ようやく日常が戻るのかな……Ⅱ

2022-05-26 17:49:30 | 社会
3年ぶりに川越まつり 「できるだけ盛大に」10月15、16日開催が正式決定 山車は全29台巡行へ

5/25(水) 8:51配信・埼玉新聞

 国指定重要無形民俗文化財でユネスコの無形文化遺産に登録されている川越まつりの実行委員会に当たる川越まつり協賛会の理事会が24日、川越市役所で開かれ、今年のまつりを10月15、16日に開催することを正式決定した。まつりは新型コロナウイルス感染拡大のため昨年と一昨年が中止され、3年ぶりの実施。

「子どもの頃から、いつか自分も山車の上で踊りたいと思った」と語る川越市出身の俳優・市村正親さん

 川越まつりについては、まつりで巡行する山車を持つ市内の27町で構成した中核的な組織である川越市山車保有町内協議会の今年度の第1回全体会が4月に開かれ、開催の方針を決めていた。

 理事会では、事業計画などの議案を審議。今年は川越市の市制施行100周年記念として行い、27町と市が所有する計29台の山車を巡行することを決定した。山車は例年、半数程度の17台ほどが引き回されており、全てが登場するのは市制施行90周年の2012年以来、10年ぶり。

 開催の詳細については、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえながら、7月と9月に予定されている川越まつり全体会議で詰める。協賛会会長を務める川越市の川合善明市長は「3年ぶりに開催される川越まつりが、川越市民に元気を与えてくれるまつりとなるよう、期待しています」とコメント。同協議会の井上誠一郎会長は「私たちが4月に山車を出すことを決めた後、多くの喜びの声を聞き、たくさんの人が待っていたのだと感じた。感染が収まったわけではないが、市制100周年を祝い、できるだけ盛大に行いたい」とあいさつした。

インクルーシブ公園~どんどん増えて欲しい!~

2022-05-13 21:19:20 | 社会
<子どものあした>みんな、一緒に遊ぼうよ! 三郷にインクルーシブ公園 本年度中の完成目指す

2022年5月13日 07時49分・東京新聞
 
 障害がある子もない子も一緒に遊べる「インクルーシブ公園」が、三郷市内で計画されている。市内の障害児施設の関係者からは、どの子も隔てなく安全に遊べる公園を心待ちにする声が上がっているといい、本年度中の完成を目指す。
 インクルーシブは英語で「包み込む」「包括的」といった意味がある。インクルーシブ公園は障害の有無にかかわらず、あらゆる子どもが家族や友だちなどと安全に、安心して遊ぶことができるよう設計、整備された公園。二〇二〇年に東京都立砧(きぬた)公園(世田谷区)に整備されて注目され、各地で導入の動きがある。
 三郷市では「インター南中央公園」(同市インター南二)の一部約千五百平方メートルに整備され、約五種類の遊具が検討されている。
 車いす利用者も楽しめる滑り台とジャングルジムの複合遊具のほか、安全バー付きのチェア型や寝転がったままでも楽しめる皿型のブランコ、車いすのまま遊べる砂場などを設ける予定。市が本年度予算に遊具購入費など四千万円を計上し、実施設計と工事を行う。
 市は昨年四月の「緑の基本計画」策定をきっかけに、市公園運営委員会の委員長として計画策定に関わった跡見学園女子大の赤松瑞枝准教授(福祉住環境)と、インクルーシブ公園の整備について共同研究してきた。
 赤松ゼミの学生も八月から公園見学などの実習を経て、車いす利用者も遊べる遊具の種類や広場を囲むフェンス、休憩できるベンチの設置などを提案した。市はこれを受けて案を作り、障害児施設の関係者にもヒアリング。「どの子も安全に遊べる公園になれば素晴らしい」「障害がある子の親が周囲から向けられる視線に傷つくような経験が少しでもなくなれば」と期待する声が寄せられたという。
 市は遊具の安全な使い方を周知するなど、公園運営の仕組みについて障害児施設の関係者などと協議していく。
 赤松准教授は「ハード面の整備とともに、利用する親子や教育・福祉の専門家、公園の近隣住民などが運営に積極的にかかわれる仕組みづくりも必要だ」と話している。

◆スロープや接触防止のパネルも 秩父
 豊かな自然が人気の秩父ミューズパーク(秩父市)では、県営公園で初となる「インクルーシブ遊具」が三月末にお目見えした。パーク内の展望ちびっこ広場にあり、車いすで上れる緩い勾配で幅広のスロープや、車輪との接触事故を防ぐためのパネルがついている。
 各地でインクルーシブの公園や遊具が広がるのを受け、県が遊具の更新時期に合わせて採用した。熊谷スポーツ文化公園(熊谷市)にも、本年度中にインクルーシブ遊具を設置する計画だ。

なるほど!

2022-03-08 19:51:55 | 社会
埼玉県独自の“エスカレーター条例”その効果は?

3/8(火) 16:51配信・日テレNEWS

■“エスカレーターの日”に呼びかけ

「エスカレーターは立ち止まってご利用ください!」8日朝、浦和駅の改札前で通勤客に呼びかけていたのは、埼玉県の大野知事。

実は3月8日は、1914年に日本初のエスカレーターが設置され“エスカレーターの日”とされているのです。

埼玉県は、去年10月からエスカレーターの利用者に立ち止まって乗ることを求める条例を施行していて、8日の“エスカレーターの日”にあわせてキャンペーンが行われました。

■条例施行も、罰則はなし

この条例は去年3月、全国で初めて成立したもの。エスカレーターを使う場合、両側で、立ち止まって利用しなければならないとする条例なのですが、罰則はありません。

大野知事「エスカレーターを歩いて利用したからといって、いきなり罰金を科すのはいかがなものかという意見があるのも事実」

知事は罰則の難しさを認めています。つまりこの条例は、1人1人のモラルに頼るものなのです。

■「危険な思いをした」との声で条例成立

エスカレーターを歩くことはなぜダメなのでしょうか?知事は手の不自由な人や高齢者は手すり部分につかまるのが難しい場合があると強調。歩いたり走ったりする人がぶつかると大ケガにつながるおそれがあるといいます。

大きな事故の報告はありませんが、実際に危険な思いをしたという声が、多数寄せられたことが条例成立のきっかけとなりました。

■条例の効果は?

この条例ができてから変化はあるのでしょうか?筑波大学生活支援学研究室の徳田克己教授は、歩きスマホや障害者支援などが専門で、エスカレーター条例の効果を独自に研究しています。

教授は大宮駅と越谷レイクタウン駅で、条例施行前後のエスカレーター利用者の調査を行っていて、その結果、調査したすべてのエスカレーターで歩く人の数が減少していたといいます。

例えば、大宮駅の東武線からJRへの乗り換えの上りエスカレーター。条例施行前の去年9月17日は通勤時間帯の午前7時半から8時半の間で実に60.2パーセントの人が歩いていました。これが施行後の今年1月14日には38.1パーセントに。

大宮駅の西口エスカレーターの同時刻では去年9月17日は14.9パーセントだったのが、今年1月14日は10.1パーセントに減っています。

大規模ショッピングモールがある越谷レイクタウン駅のエスカレーターでは、去年9月26日の午前10時から11時の利用者は24.5パーセントが歩いていて、10月10日は17.2パーセントに減少。

徳田教授「条例の効果は明確で、内容が県民に浸透してきた可能性がある」

教授はこう分析すると同時に、エスカレーターの両側で人が立ち止まっていたり、直前で階段に切り替えたりする人の姿はいままで見られなかったと変化を実感していました。

ただ、「歩く人がいなくなることはもちろんないと思う」とも。

■県はさらなる周知へ

記者も浦和駅を利用していますが、最近も10人に1人ほどが歩いているという印象。

条例が成立してからも、「エスカレーターでぶつかった」などと危険を訴える声が県に届いているのも事実だといいます。

大野知事「若い方も、立ち止まらないと将来危険な思いをすることが誰でもあり得る。他の人にも危険な思いをさせないで」

知事は、この新たなモラルを県外にも広げていきたいとしています。

え~っ またなのか?

2022-02-28 18:38:50 | 社会
まん延防止は延長視野 首都圏など10都府県

2/28(月) 12:26配信・テレ玉

 3月6日までの期限で31の都道府県に適用している新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置について、政府は、埼玉、東京など10の都府県で期限の延長を視野に検討に入りました。

 複数の関係者が明らかにしたもので、新たな期限はおよそ2週間後の3月21日とする案が出ています。

 延長を視野に入れて検討されるのは、31の都道府県のうち、埼玉、千葉、東京、神奈川、岐阜、愛知、三重、京都、大阪、それに兵庫の10の都府県です。

 これらの地域では病床使用率の高止まりが続いていて、京都と大阪は、重症病床の使用率も50パーセント以上となっています。

 政府は、残る21の道と県を3月6日の期限で解除できるかどうかも含め今後の推移を見極める方針です。