(2006.2.13)撮影
(2006.2.21)撮影
上の2枚の写真はいつも散歩する川沿いの道から
少々角度は違うが、同じ方向を撮ったもの。
霞んで、いつも見慣れた山が見えないというだけなのだが変な感じ。
ずっとずっと平野が広がって広々した感じがするが何となく味気ない。
あるべき場所にあるべきモノがちゃんとないと落ち着かない。
そこで落ち着かない話をひとつ。。。
義母が10日ほど前から私に、しきりに何か訴えようとしていた。
義母は脳梗塞の後遺症で半身麻痺と失語症になった。
言いたい事、やって欲しい事があっても、なかなか相手に伝える事が出来ない。
リハビリのおかげで言葉も少し出るようになったが
悲しいかな、思った事とは違う言葉となって出てしまう。
そういう病気なのだ。
義母の話を聞くには、かなりの時間を要する。
伝わらないもどかしさから涙をこぼす義母。
傍から見たら私がいじめてるみたい?(笑)
義母の言いたい事、10日かかって何とか形が見えてきた。
いつも通ってるデイケアで気になる事があるらしい。
月曜と木曜はデイケアに行く日でお迎えのバスが来る日なのだが
気になる事を解決するために、私に一緒に来てくれと言うのだ。
だが、その気になる事が何なのかを伝えられなくて悔しそうだ。
事情を話し、今朝のお迎えのバスをお断りして
早い目の時間に家を出て、夫の車でいつもお世話になってる施設へ。
顔見知りの職員の方が出てきてくれて義母の車椅子を押して下さる。
部屋に入るとすぐにうがいをするようで、義母が自分のコップをしきりに指差す。
どうやらコップに関わりがありそうだ。
「コップが違う?」「ちゃんと○○さんの名前書いてあるよ」
それでもコップを指差す義母。
「お水?」「お茶?」「新しいコップにしたい?」
首を振る義母、今度はしきりにコップの中を指差す。
「何か入ってる?」「汚れてるの?」「何か入れる?」
そんなやり取りを10分あまり続けたろうか。。。
今度は歯ブラシを持って職員さんの顔の前に突き出す。
「歯ブラシ替える?」「歯磨き粉?」
ここで義母の顔が輝く、ウンウンと深く頷く。
自分の歯磨き粉がないと訴えたかったのだ。
歯磨き粉を使い切り、人のを借りるのがしのびなかったようだ。
「新しいの持って来てあげるから」と約束すると満面の笑みの義母。
10日ほど落ち着きのなかった義母に平穏が訪れた。。。
これにて一件落着!!
されていたことでしょうね
でも、ちょびママが付いていって解決できて本当によかった
失語症については何の知識もないのですが
思ったことを伝えられない、理解できないというのはお互いに辛いでしょうね
家の方は山は天気の良いときにたま~に
ちっちゃな三角の富士山がみえるくらいです
だから、下の写真のような風景です
いつも山が見られる風景に憧れています
右が麻痺されているんですね。
そうするとお箸も左手でしょうか。
左手では字が書けませんものね。
目は大丈夫ですか。
文字は読めるんでしょうか。
何か言葉が伝わるものがほしいですね。
簡単な挨拶程度なら、首につるしたカードでもいいですが・・・。
文字が読めるのであれば、私は自分が失語症になったとき、
周りに訴えるカードを作ろうと思っているんです。
たとえば、「心配」「困っている」というように。
あとは、歯磨き粉が切れたりだったら、
ヘルパーさんから家族に補充の連絡いただきたいですね。
でもよかったですね。
お母さまの悩みを理解して差し上げて・・・。
私も人工呼吸器が入っているとき、唇から読み取れる
看護婦さんがったったの二人で、
その方が担当だとすごく安心でした。
お母さまの笑顔が戻ってよかったですね。
さすがはちょびママさんです。
お疲れさまでした。
とくにお義母さま、この一つを伝えるのにたくさんたくさんの
時間を要して、胸の中は伝えられない言葉や行き場のない思いで
はちきれそうだったでしょうね。
でも、ちょびママさんと二人三脚の努力のかいあって
一件落着、よかったです~~
お義母さま、失語症というと文字の理解もかなり失われて
いらっしゃるでしょうか。
もし、文字の理解を取り戻せたら、文字ボードと言う手段も
あるのでしょうけれど…。
自閉症の場合は、絵のカードがとても有効的です。
言語能力が劣っているので、言葉のみのコミニュケーションが苦手。目からの情報の方が、理解しやすいんですよ。
脳梗塞の方とは、違いますが、なにかの参考になればと思いました。
あるはずの物がなく、霞がかかった状態を人に伝えられなかったんですね。
ちょびママさん初め皆さんのねばり強いお世話で解決して、本当によかった。
言葉が話せないだけなのでしたら、
「あいうえお」の五十音カードで指差しを
してもらう方法も有りますね。
言葉が喋れる者同士でも、時に伝わらない事があるのに、大変です。
一件落着までの長い道のり、伝えられなくてやきもきした、義母さんも大変ですが、
ちょびママさんもご苦労様。
辛いことでしょうね。なにか身につまされる
ような、そんな気がします。自分がそのよう
な容態になったら、どうするのだろうなどと
考えてしまいました。
思うに、このような容態の方からの訴えは
無視されてしまいそうな気がします。ちょび
ママさんは一所懸命それが何かを探るべく
努力されたのですね。頭が下がります。
とにかく無事解決してよかったです。
失語症というものを言葉としてだけしか知りませんでした。
「歯磨き粉がなくなったから、新しいのが欲しいの」というメッセージが伝えたい、それなのに、伝えられないもどかしさで涙をこぼされた、とのこと。
ちょびママさんが家族で本当によかったですね。お疲れさまです。
おばあちゃん、感謝の気持ちいっぱいですよ!満面の笑みが物語っていますよね
お義母さんもずいぶん難儀をされましたね。きっと几帳面な方だったのでしょうね。でもこういう方のお世話ならば大変でしょうが、やった甲斐がまだありますね。頑張ってくださいね。
それにしても石鎚(?)はきれいに消えてしまいましたね。下の写真も晴れているのに。でも春が来た証拠でもありますね。
他人事ではなく、当方もいつそのような状態になっても.....という年頃です。