〜かたることばが歌になる風になる〜

女声合唱団風コンサート2016年5月21日

合唱団のコンサートチラシができた。
いつも指揮者がデザインを考え、印刷担当のほそみっちゃんの知人の印刷屋さんに頼んでいる。
これまでの15回の分も、先生が一から十までこだわってデザインに関わってこられた。
個人的には今回のが一番素敵だと私は思う。





いよいよ本番まで2ヶ月を切った。今回16回目で最後のステージとなる。


1ステージは「ソングの花束」
『ソング』って?という方は改めてこちらを読んでみて頂きたい。

B.ブレヒトの音楽劇「セチュアンの善人」の劇中歌『けっしてこない聖者の日』
「まずしい生まれの者なら 一度は聞いた話 貧乏にょうぼの子せがれが 玉座にすわる日が来ると
 その日のなまえは 決して来ない聖者の日 決して来ない聖者の日に 奴は玉座に座ってる・・・」

中野重治の『挿し木をする』
「きょうは三月二十一日 ほのかに粉雪がちらついて 彼岸の中日です・・おいで妹たち ぼくらは挿し木をしよう・・」

宮澤賢治の詩による『くらかけの雪』
「たよりになるのは くらかけつづきの雪ばかり・・・」
他 全8曲



2ステージ「KURT WEILL」クルト.ワイルのステージ。
1 Speak Low(そっとしゃべって)は1943年に作曲したブロードウェイミュージカル『(One Touch of Venus)ヴィーナスの接吻』で歌われた曲。このミュージカルからもう一つ「I'm a Stranger Here Myself(私ここでは他人なの)」も歌う。

物語は「長く行方不明になっていたヴィーナス像が発見されて、ニューヨークの美術館に展示したのだが、若い理髪師のちょっとしたいたずらで、そのヴィーナに命を吹き込んで人間にしてしまったことから、人間に恋をしてしまうヴィーナスと男たちとのコミカルな、恋のから騒ぎが展開していく」というもの。

数年前には「風」でこのミュージカルの中から「Foolish Heart」も歌った。

ほかに「September Song」、これはミュージカル『ニッカボッカ・ホリディ(Knickerbocker Holiday)』の挿入歌で、1952年の映画「旅愁」のテーマ曲としても使われている。九月の人恋しさが感じられる物語だ。

「Youkali(ユーカリ)」理想郷の「島」を歌っている〝Tango Habanera″
この曲は劇の付随音楽だったものに、後にフランス人歌手がフランス語の歌詞をつけたもの。

ドイツ時代に作曲した「Nanna's Lied(ナナの歌)」は間奏の途中で台詞が入る珍しい曲。

完全なジャズの曲もあるこれらを日本語訳で、コーラスでどこまで表現できるのかが課題だと思う。


3ステージは「日本抒情歌曲集」から5曲。林光さんはこれらの曲を、ピアノがソロ、コーラスはオーケストラの設定で協奏曲風に編曲された。


4ステージは女声合唱曲「長くて短い六つの歌」『時』をテーマにした六つの詩に作曲されたもの。

合唱団のHPにもう少し詳細に載せてみた。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

コメント一覧

ヘリテージ
いつもありがとうございます
http://blog.goo.ne.jp/chorus-kaze
風のみんなはそれぞれ、個人的に合唱団を
指導していたり、どこかの合唱団で歌ったりと、
ほとんどはコーラスに関わっているようです。

私は同じでアルトだったほそみっちゃんと
ほそみっちゃんの指導している
「コーラス花座」のソプラノで歌ってます。
今度はミニコンサートでデュエットします。
「花座」のこともブログで書いてますよ
相愛卒業生くみこ
その後は?
最後のコンサートから、もうすぐ1年になりますね、大森先生、メンバーの皆様、如何お過ごしでしょうか?
もし、どこかでそれぞれのメンバーさんが活動されていらっしゃるなら、教えて下さい。
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