中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

3泊4日北海道の旅(6) 待望のアルメニアコニャック開栓

2010年01月26日 | 食道楽紀行(日本国内編)

 私が来たら開けるといっていた「アララト」。
 アララトというのはトルコにある山の名前で、ノアの箱舟が漂着した場所として知られているが、ここでいうアララトは世界的に有名なアルメニア共和国のコニャック(ブランデー)の名前だ。

 旧ソ連邦時代より以前の19世紀から製造されており、その濃厚芳醇な味わい、甘い香りが特徴的で、昔から熱烈なファンが多い酒である。
 ソ連旅行のお土産に、何本も隠し持って帰国した人も多いと思う。
 当時、ソ連に行ったことのない人でも、新橋にあった物産品・土産物店「ベリョースカ」でこれを購入した人はいるでしょう。

 でも、あれらは720ml入りの普通サイズだった。
 今回開けることになったのは約2ℓ入りの巨大なビン!
 しかもクリスタルでできているから、指で弾くといい音が出る。


 どんだけデカイか、見てください!
 日本酒の一升瓶以上のサイズ!
 購入したのは1992年!
 10年ものだとすれば製造は1982年!
 ソ連邦崩壊前のものだ。
 20年ものなら1972年製!

 美味いだろうなぁ。

 でも、一抹の不安が……。

 そう、コルク製の栓がどうなっているか、やばそう。



 案の定、コルクが乾いていて、抜ける前に破損してしまった。


 これ以上、栓抜きを使ってコルクを引っ張り出すのは無理!
 仕方ない、穿り出そう。
 
 乾ききった上半分ほどを穿っていくと、その下から湿った部分が現れてきた。
 ここで再び栓抜きを使って引っ張り出すと、スポンっとコルクが抜けた。


 いや~、一時はどうなるかと思ったよ。
 最悪の場合、コルクをビンの中に落とし込まなければいけないからね。

 でも、めでたく開栓できて乾杯!

 味?

 長いこと置いていたため香りや濃厚な味が少し薄れてしまっていた。
 でも、元が最上級だから、これだって充分に美味しい!


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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (つちころり)
2010-01-28 00:47:14
贅沢なコニャックの宴ですね。

時にコニャックという酒が、
カニに合いましたか?
意外な取り合わせでした。
返信する
アララト (管理人)
2010-01-28 07:31:37
◆つちころりさん
この酒にはキャビア、チーズです
返信する

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