8月23日(土)、横浜高島屋の8階催事場で開催されている「ヨコハマ・グラフィティー」に行ってきた。 実はこの催しは13日からやっていたのだが、いろいろと忙しくて今まで出かける機会がなかったのだ。 それでも、この日は作家の山崎洋子氏と俳優の金田賢一氏が対談をするというので、万難を排して駆けつけた次第。 テーマはこの本のタイトルと同じ、「天使はブルースを歌う」だ。 トークショーの中身も、本の内容に沿って進められた。 お話の柱は2本。 横浜の人ならたいていは見たことがあると思うが、白塗りの「メリーさん」と「ゴールデン・カップス」だ。 山崎氏は彼らを語ることによって、横浜の戦後史のある一面を浮き彫りにしている。 思い出すのは本田靖春が書いた『戦後 ~美空ひばりとその時代~』。 筆者は〈美空ひばり〉を語ることは〈戦後〉を語ることだと言う。 この本は、国民的大スターがいかに誕生したか、その40数年の軌跡をたどりながら〈戦後〉の意味を追求する。 ちなみに彼の『疵~花形敬とその時代~』は、戦後の盛り場で生きてきた安藤組の大幹部・花形敬を描くことによって、時代の空気を切り取っている。 『天使はブルースを歌う~横浜アウトサイド・ストーリー』、『戦後 ~美空ひばりとその時代~』、『疵~花形敬とその時代~』の3冊は私のおすすめ。夏休みの宿題がまだできていない中高生は、これらを読んでレポートを書いてみたらいかがかな。 当日、会場に置かれていたエディ藩のギター。 ミッキー吉野のハモンドオルガン。 ルイズルイス加部のギター。 トークショー終了後、会場入り口で。 中央は「ゴールデンカップ」オーナーの上西氏。 催しは本日25日まで。 ブギーカフェのホットドックやピザが食べられるよ。 ********************************* 以下は以前に書いた参考記事です。 お時間のある方はどうぞ。 エディ藩が開港記念会館に現れた!! ゴールデンウィークは「ゴールデン・カップ」で中華を! ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
土日が2回ずつ入っていたので、
平日は行けない人でも、
なんとかなったのではないでしょうか。
聞くところによると、一日あたり3500人くらいの入場者だったとか。
上西氏のお話しや、カップスメンバーによる演奏とか、
いろいろあったのに、私も行けませんでした。
行けなかったなぁ・・・