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昨年秋にオープンした「翡翠楼」。そのときの記事にも書いたが、ここは崎陽軒でやっていた方が独立して開店させたお店である。 あれから半年。早くも翡翠炒飯が名物として、あちこちで宣伝されているようだが、私は“北京風チャンポン麺”に着目したい。 店の前を通るたびに、このメニューが気になっていたのだが、先日の昼時、ランチの看板を見たら「チャンポン麺+半炒飯」が820円で出ていた。単品なら800円のところ、半炒飯と杏仁豆腐がついて20円増しだという。 炒飯も試すことができるわけで、即入店した。 ![]() 長崎チャンポンとは見た目ずいぶん違う。「@ぷちぐる」に【長崎ちゃんぽんば食らう】というレシピ集があり、そこにはこんなことが書いてあった。 「ちゃんぽん」って長崎で言えばさ、料理のちゃんぽんの他にも「なんでもごちゃまぜにする」っていう意味のあるとさ。だけんが野菜は基本のキャベツさえ入れておけば、あとは何ばいれてもよかとさ。家にある野菜ば入れればよかとよ。 で、ここの北京風はというと、白菜、ニンジン、小松菜、タケノコ、キクラゲ、イカ、エビなど、多種類の具が投入されていた。やはり“チャンポン”なのだ。 しかし、長崎と決定的に違うのはスープ。あちらは白濁していて甘みも感じられるのだが、こちらは辛い! これは唐辛子の辛さだね。大汗が噴出してくる。頭から顔から、首筋、胸までダラダラ。ハンカチが1枚、グショグショになってしまったくらいだ。 それを見ていたのか、若いマスターがすかさず水を運んできてくれた。一気に飲む。 ぷは~! こんな気配りが嬉しいじゃないですか。いい店だと思うよ。 ![]() そしてコチラは半炒飯。エビこそ入っていないが、甘めの叉焼、ネギ、玉子、グリンピースが混じった正しい炒飯だ。パラパラに炒められている。米の一粒一粒が油でコーティングされているのに、全体としては油っぽくないのだ。 食べた後のお皿にはほとんど油が残っていなかった。なかなか美味しい炒飯であった。 ![]() 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒ ![]() |
手を抜かないでちゃんと作っていて良かったです。
この手のセットではお店によってはいつ作ったんだろうと
思えるような作り置き炒飯を出してくることがあるんですよね。
ちなみに、ちゃんぽん自体は私にはちょうど良い辛さでした。
あと、この店も料理は良いのですが弱点は周囲の喫煙ですね。
狭いので店の反対側で吸っていても確実に煙が
こっちに回ってきます。
この日は知人が2人、あとから入ってきてランチを注文していましたが、料理が出てくるのは私の北京風チャンポン麺と半炒飯のほうが遅かった。それだけちゃんと作っているということですよね。
タバコの煙問題はどうしようもないです。ここに限らず、小さな店では必ずどこかから漂ってきますもんね。小さくても「愛香楼」なんかは分煙にしています。せめて、2階がある店では分煙にしてほしいものです。
ここのご主人の話では、北京風チャンポン麺を出す店が、中華街の中に他にもあるそうです。東京では何店かあるようですが…