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11月! シーズン到来である。 そう、町の洋食屋ではいよいよ「カキフライ」の札が目立つようになってきたぞ。 もちろん中華街でも「カキ」を使ったメニューが出回っている。 たとえば、ここ「謝朋酒楼」のランチ。 四川風の料理だろうか、〔カキと野菜の辛味煮〕とある。 ![]() 次の写真は最近リニューアルした「天外天」のランチメニュー。 過去の記録やネット情報などを見ると、薬膳専門店だったり上海料理店だったり、あるいは広東料理店だったりと、いろいろ変えているようだが、リニューアル後の看板には「四川 上海」と書いてある。 先日のメニューに〔カキと春雨の土鍋煮込み〕というのが出ていた。 ![]() ところで、上記2店とも「カキ」とカタカナで書いてあるが、我々はこれを見て当然、「牡蠣」というふうに思っていますよね。 そう、この時期の中華メニューに「カキ」と書いてあれば、だれでも牡蠣をイメージするはず。 両店とも食べたわけではないので正確には分からないが、おそらく牡蠣で間違いないと思う。 だが、秋の食材といえば「柿」だってあることを忘れてはいけないのだ。 実際、「重慶飯店」で柿を使った料理がランチに登場したこともある。 ということで、メニューに「カキ」と書いてあっても、実際に出てきたのを見るまでは、「牡蠣」なのか「柿」なのか、本当のところは分からないのである。 こんなことを考えていたら、先週、「一楽」のホームページ上で、日替わりランチに〔カキと大葉の豆鼓炒め〕を出すという予定表が出た。 おそらく「牡蠣」に間違いないと思うが、0.1%の「柿」も想定しながらお店を訪問した。 ![]() 土瓶に入れられたお茶を飲みながら、キュウリの糠漬けを食べているうちに〔カキと大葉の豆鼓炒め〕が到着。 やっぱりカキ=牡蠣だった! さっそくその容貌、数量などを確認する。 よくあるチッポケなヤツではなく、大ぶりの牡蠣が6個! 普通だと牡蠣にコロモをまぶして揚げたものを豆鼓で炒めるのだろうが、これはコロモなし! 裸で炒められていた。 そこに筍、タマネギ、ピーマン、シメジ、絹サヤが参加して豆鼓まみれに。 大葉はどうしたっ! と思っていたら、みじん切りにされてまぶされ状態に。 これがいいアクセントになっていた。 まずは牡蠣をひと口。プニュプニュした胴体を噛み切ると、牡蠣の旨みが一気にこぼれ出てきた。そこに豆鼓の味が混じり、これはもうご飯がすすむ、すすむ。 牡蠣と一緒に炒められた野菜類もシャキシャキとしていて美味しい! ![]() サービスで出していただいたシュウマイ。これもなかなか美味しい。 ![]() 食後の杏仁豆腐。やっぱりウメ~! こういうのがデザートで出てくると、ほんとうに嬉しくなる。 長年、中華街で食べてきた「よくある寒天+缶詰フルーツ」という杏仁豆腐が、まったく無駄なデザートだったということがよく判る。 ![]() 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ ![]() |
夜定食もこういう感じになれば良いのですが、、。
女将さんが北海道物産展に行ってきたそうです。
そのおすそ分けを頂きました。
「B サマン麪+点心」は、謎の麪「サマン」と点心十種かも知れないし、
「D カきと春雨の土鍋煮込み」も、謎の食材「チカラき」かもしれないし、
「E 牛肉とカぼちゃんの四川風炒め」に至っては、カぼちゃんというカボス
の登録商標かもしれんです。
って、そんなわきゃねえか。
たしかに、すごい表示です。
こういう中途半端な日本語メニューって、
面白いです。
ほかにもいろいろありますよ。