媽祖廟前から海側へ斜めにすすむ小路がある。中華料理店の少ない路地だが、昨年、この中ほどに「仙鶴楼」という店がオープンした。 ところが、新規開店から1年も経過しないうちにそれは消えてしまい、その後はなにやら工事をしていると思っていたら、先月、この跡地に新たな中華料理店がオープンしていた。「客満堂」という店だ。 それにしても妙なネーミングである。「閣」「楼」「飯店」などを付けるか、あるいはそれを付けないか、どちらかがこの横浜中華街では一般的なのだが、「堂」とは珍しい。それに「客満」というのもすごい。 そんなすごい店でランチを食べてきた。 この日のメニューは①五目野菜炒め、②麻婆豆腐、③豚肉とピーマンの炒め、④ニラレバ炒め、⑤イカとエビのチリソース。どれも杏仁豆腐が付いて600円だ。 私が選んだのは、町の中華屋さんでよく食べるニラレバ炒め。 レバの厚みはそれほどではないが、なかなか、味・食感ともに良い。モヤシで増量することもなく、全体的にバランスのとれたニラレバである。 キュウリの漬物。たたいてタレにまぶしたのだろう、これが結構いける。酒がほしくなる一品であった。 そして意外にもスープがウマい。海苔と玉子がいい味にまとめられていた。 食後の杏仁豆腐。これは硬い寒天のようなタイプでよくあるもの。ほとんど印象に残らない。 が、この容器には記憶がある。 前の店「仙鶴楼」の容器。これとそっくりではないか。 さらに似たような…こちらは「小翔記」の容器。 杏仁豆腐に使う食器には、この手のガラス製と、湯のみ風の瀬戸物とがある。多くの店では後者のタイプのものを使っているが、これだとスープの容器と同じだったりしてイマイチおしゃれではない。 やはり杏仁豆腐はこのようなガラス製の器でいただきたいもの。 これは別な日に行ったときのランチメニュー。前回と似たようなラインナップで、とりたてて興味あるものはない。 が… 鶏肉の四川風炒め。なかなか美味しいではないか。 9月27日のオープンということだが、すでに昼間は常連客でかなり賑わっている。近隣の事務所だけではなく、もしかしたら堀川の向こう、元町からも来ているのかもしれない。 それと目に付くのは中国人グループ。彼らも常連客のようだ。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
ここのお姉さんは、ほんとうに愛想が良くて、お客さんの顔をよく覚えているみたい。
ちゃんとした中華店員ですねぇ
いらっしゃいませ。
ご愛読いただきありがとうございます。
>福満園さんと御親戚だそうです
やっぱり、そうだったんですね。
それにしても、
一度行っただけなのに、
顔を覚えてくれているなんて、
いい店です。
最近こちらに辿り着きまして楽しく拝見させております。
今月初旬の夜に気になって一人で入店しました。
感じのいいお姉さんですね。
日本人客が私しかいなくてちょっとお話したのですが福満園さんと御親戚だそうです。
数日後友人と再訪したら顔を覚えていてくれてびっくりしました。
また行きたいお店です。
私が食べに行った日も、相当な喫煙率でした。
こんなことでお客が離れていったらもったいないですよね。
景徳鎮の花が出てましたかぁ。
隣ならまだしも、こんなに離れているのに出すとは、
親しい関係なのでしょうかね。
景徳鎮、福満園、客満堂…
単品メニューの値付けが低めですね。
メニューは四川系が結構入っていました。
開店時に景徳鎮の花が出てましたから、
そちらの系列なのかもしれません。
フロア担当のお姉さんも愛想が良い方ですね。
問題は常連と思われる近所のサラリーマンの
喫煙率が高いことでしょうか。
先日食事をしていたら、隣に座った4人組が
テーブルにつくなり全員吸い始めて拷問状態でしたよ。