北大近くの清華亭で開拓使時代の歴史を学んだあとは、ススキノ方面に移動します。 お昼はとっくに過ぎていましたが、「香州」の海老入りチャーメンか中華風チキンカレーを食べたくて無理してやって来ました。 札幌まで来てなんで中華なのかと思われるでしょうが、コチラの記事を読んでいて、いつか行ってみようと思っていたのです。 頭の中では海老入りチャーメンになっていたのですが、店頭の黒板メニューを見て気が変ってしまいました。 気分はすっかりA定食に… ドアを開けて店内に一歩、足を踏み入れたら、なんと1階席は満杯! 3時近いのに、近隣で働く会社員たちで溢れているのでした。 一人であることを告げると、2階の座敷に上がるようアナウンスがありました。階段を登ってみると、そこには四角いテーブルや円卓があり、すでに半分くらいお客で埋まっているのでした。 ここでまた海老入りチャーメンにするか、それとも中華風チキンカレーにするか、迷ってしまったのですが、結局はA定食「豚肉とキャベツの甘味噌炒め」を注文。 待つこと20分。やっと定食の全貌が現れてきました。 手前の真中はご覧のとおり麻婆豆腐。ほとんど辛さを感じさせないもの。横浜中華街で食べている自分には、ちょっと物足りなかったかな。 サラダはごく普通の千切りキャベツ。ここの定食にこれが必要かどうかは疑問ですが、まぁ、脂ぎった口中をリセットするには有用だったようには思えます。 豚肉とキャベツの甘味噌炒め! タレが濃い目で、これは私の好みの味付け♪ お肉はもちろんですが、キャベツにもタレが絡みついて白飯が進みすぎます。 ということで、地元サラリーマンたちに囲まれてのランチは、まずまずの結果でした。 次回にも行く機会があれば、その時は海老入りチャーメンですね。 食後は腹ごなしを兼ねて、市内の建物ウォッチングです。 ここは大通西5丁目。大通美術館の入っている「大五ビル」です。 反対側の歩道を歩いていた私の目に飛び込んできた建物で、一瞬にしてこれは古いビルだと感じました。 帰浜してから調べてみたら、昭和29年に建築された羽幌炭砿鉄道本社ビルだったことが判明。 北一条通りに面して建つ札幌中央警察署。昭和9年建築の古い建物でしたが、平成10年に解体復元されています。 1階部分は石張りで、2,3階はスクラッチタイル。昭和初期の雰囲気が感じられます。 これもなんだか古そうな建物です。 垂直線を感じさせるデザイン。円柱をあしらっているのが面白いですね。 下層部分は石張り。上層部分はスクラッチタイルです。 これは一体、なんていう名前のビルなのか… 左側に回り込んだら、 「北菓楼」のビルでした。 これも、帰浜してから調べてみると、やはり歴史のある建築だということが分かりました。 大正15年(1926) 北海道庁立図書館として竣工。北海道で初めての図書館でした。 昭和42年(1967) 画家 三岸好太郎の作品が北海道に寄贈されたのを機に「北海道立美術館」として開館。 北海道で初めての美術館となりました。 昭和52年(1977) 道立三岸好太郎美術館として開館。 昭和62年(1987) 北海道庁文書館別館として使用開始。 平成28年(2016) 北菓楼札幌本館としてオープン。 私がこの建物を撮影したのは「北菓楼札幌本館」がオープンする前日でした♪ 建物ウォッチングのあとは、飛行機の時間まで立ち飲みです。 ほろ酔いセット♪ 選べるツマミから「おでん」と「ポテサラ」です。そして、もちろん生ビール♪ 店内に流れるジャズを聴きながら、もう一杯追加します。 あとは日本酒でも行きたかったのですが、空港に行く時間が迫ってきたので、ここで撤退です。 ほろ酔い加減で飛行機に乗り、羽田に到着したときはすっかり覚めていました。 次回はいつになるのかなぁ… (このシリーズ おしまい) ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
ワシも海老チャーメンが気になります (^o^)
地元じゃ人気店みたいです。
ランチを食べたあと再び通りかかった時も、
お客がどんどん入っていきました。