一昨日、「大新園」の店頭で偶然見つけた限定ランチの看板。 その第1弾として、通常900円の“トロットロの豚角煮 味玉付御飯”が750円となるようだ。 なんとなく「美味しいのではなかろうか」という予感が働く。私の好きな「大新園」ということもあるのだが、身体に埋め込まれている“美味しさ予知機”がピピッと反応したのだ。 入り口のドアを開けようとしたら、サラリーマンの大群が押し寄せてきて、7~8人に先を越されてしまった。オジさんたちに跳ね飛ばされた私は、よろけながら彼らのあとを追うように入店したが、時すでに遅し。フロアは満席だった。 こうなったら合席でもいい。 お店の方に一人であることを告げると、なんと、左側の別室に案内された。上の写真がその部屋である。 ここは別室といっても間仕切りのある部屋ではなく、1階フロア本体の別コーナーという感じのスペース。静かで落ち着く空間だ。 真ん中に置かれたクリスマスツリーには、正月飾りも一緒に吊り下げられている。 テーブルの一輪挿し。いつもは美しい花が入れられているのだが、この日はまだ正月バージョンのまま。 例によって、一人客に対する心配りの新聞が、お茶と一緒に運ばれてきた。 テーブルの下に週刊誌やスポーツ新聞が乱雑に突っ込まれている店も好きだけど、こういうサービスをしてくれる店はもっと好きだなぁ。 店に入って、五目そば一杯食べて、「はい、サービス料金10%ね」という大店よりも、「大新園」みたいな店にこそサービス料を払いたいくらいだ。 待つこと13分。限定ランチの東坡肉飯が来た。 旨そうな香りが湯気に乗って立ち昇り、私の鼻腔をくすぐる。「あ~早く食いたい!」という思いをグッと堪え、まずは匂い、肉質、店頭の写真との違いなどを観察する。 そして、いよいよ実食。 東坡肉に箸を入れると、簡単に切れてしまう。それほど柔らかいのだ。 八角、桂皮、花椒などの香辛料は、何がどのくらい入っているのか、よく分からない。何かを使って煮込んでいるのだろうが、あまり刺激的な風味はなく、優しくおとなしい味わい。 タレは濃厚で深みがある。これだけでご飯を食べられるくらいだ。 店頭の表示には味玉子付きと書いてあったが、ドンブリにのっているのは味玉ではなく半熟の玉子。この黄身を突き破ると、黄金色に輝く魅惑の液体がドロリと溢れ出てくる。これがタレに絡まって、ますます濃厚に。 箸でサックリと分断したバラ肉を、このタレにまぶして口中に放り込み、間髪を入れずご飯も投入。 すべてが混沌として、口の中は美味しさで溢れかえる。 至福のランチ。 またと言わず、毎週でも食べたいと思う。 デザートの杏仁豆腐も、こっちもなかなか美味しいぞ。 これで750円とは、お得なランチだった。 第2弾は何なのだろうかね。気になるところである。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
しかしその「そう」とハイカロリーには協力な相関関係が感じられるところが悩ましい限りです。
それほどでもないですよ。
一度召し上がってみてください。