数日前に初めて入った本牧の中国料理店「香(しゃん)」。 あれからすぐに再訪の機会がやってきた。中図書館にしかない本を借りに行った帰りに寄ることができたのである。 2時少し前だったので、どうにかランチに滑り込むことができた。 この日は前から決めていた「土鍋麻婆豆腐」を迷わず注文。 メニューには「それほど辛くはない」、「辛いのを希望する場合は申し出てください」みたいなことが書いてある。 ここはデフォルトでいこうと思っていたのだが、つい、「辛くしてください!!」なんて言ってしまった。 料理が出てくるまでの間、ミントの香りのするオシボリで、汚い顔や手足を拭く。あ、足は余分だった。 いい匂いだから何度でも顔を拭きたくなる。 まず最初に来たのが、自家製野菜ジュースだ。 ご覧になって分かるとおり、サラサラタイプではない。 添加物なし、キッパリ野菜だけ。 飲む野菜だね。 もちろん、これは美味しいに決まっている。お代わりしたいくらいだった。 そしてスープ。 優しく穏やかな、ホッとするような味わいである。実にウマイ。 しばらくして本体が運ばれてきた。 ジュージュー音を立てて、見るからに熱くて辛そうな姿である。 折角だから動画でご覧いただこうかな。 どうです、旨そうな音でしょ。 食べる前に耳と目で味わうんだよね。 特筆すべきことは、麻婆豆腐の煮えたぎる音の背景から聞こえてくるBGM。 ここは本牧だからね、かかっている音楽はJAZZだ。 このダブル音源が、これから食べる麻婆豆腐に対する期待を膨らませてくれる。 そして実食!! 注意していたのに、うっかり啜ってしまい、ゲホッ!! 熱くて、辛くて… 山椒の粒がかなり入っているのかな? だけど美味しいのよ♪ あとから入ってきた若い女性は、同じものをデフォで食べていたが、私よりはるかに早く食べ終えていた。 別に大食い、早食いの女王じゃないようだけど、辛くしなければこんな感じで食べられるようだね。 こっちは辛くしてもらったから、大変な大汗!! 汗まみれになった禿げ頭や首筋をオシボリで拭いていたら、食べ終えて勘定を済ませたお婆さんが奥の席から出てきて私の目の前を通りかかった。 千代崎町に住む知り合いの方だ。 声をかけると「あらまっ! 最近はよくお会いしますね」といいながら私のテーブル席に座り、近況報告などを話し始めた。 そのうちに「ここの甘いものが美味しいのよ。食べましょ」とお婆さん。 そこで頂いたのが、これ。 2種の杏仁豆腐(200円)だ。手前半分は「一楽」や「獅門酒楼」で食べるようなタイプで、後ろ半分はかなりネットリして超濃厚な杏仁豆腐。 これがまた実にウマイ!!!! 「ね、美味しいでしょ」 「これはすごいです」 「今日は私も麻婆豆腐をいただいたけど、お粥が美味しいのよ」 なんて会話が続き、それなら次回はお粥ランチを食べに来ようと決め、店をあとにした。 ≪参考情報≫ ここの女性の御主人は、千代崎超バス停前にある居酒屋「酒楽喰」をやっているそうだ。 あの酒場では八海山の焼酎が呑めるよ。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
麻婆豆腐の沸騰する音、これにピアノの音が合っていますね。
どちらも軽いタッチで、なぜか愉しくなります。
若い店主もいい感じですよ。
どこか元町のラーメン「下前商店」に通ずる部分も。
BGMが抜群に良い感じですねェ、
まさしく此処は横濱って感じです。
ここはゴールデンカップの2軒隣ですからね。
いい店ができました。
月曜は休業ですので要注意です。
バスに乗ってランチを食べにいく価値アリです。
本牧方面に頻繁に用事があるといいですne.