![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/81/a9a6c67e2c7fd7b7a21e85fa52b6239c.jpg)
先日、先輩の作治さんからこんな写真が送られてきました。 北仲通にある帝産倉庫(倉庫棟)の建物が解体されている光景です。 以前に聞いた話では、倉庫棟はこのままの状態で引っ張って移築するということだったのですが、一体どうなっているのでしょうか? 一帯は三井不動産レジデンシャル、丸紅、森ビルが超高層ビルを計画している場所です。なにか情報が出ているかと思って調べてみると、こんな記事が出ていました。 倉庫棟は解体して事務所棟(北仲BRICK)側に復元するというのです。 でも、作治さんが送ってくれた写真を見る限り、解体復元という感じはしませんね。完全に解体してデザインだけを復元するのでしょうか。 ![]() 本町通にある「総通横浜ビル」や海岸通りの「農協ビル」のように外壁だけ保存して内部は新しく造る、そんな方法なのかもしれませんね。 これで歴史的建造物のプレートを貼るとしたら、どうなのかなぁ… 倉庫棟が全て健在だった2007年に内部見学したことがあります。 ちょっとだけアップしますので、覗いてみてください。 ![]() 既に工事は始まっていましたが、倉庫はまだ残っていました。 ![]() ホームです。鉄道はここまで入っていなかったようなので、これはトラック用なのでしょうかね。 ![]() 以下、内部をご覧いただきましょう。 ![]() レトロなエレベーターがありました。 ![]() キノコ型の柱が特徴的ですね。 ![]() RAW SILK MAIDE IN OCCUPIED JAPAN メイドイン・ジャパンの生糸ではないんですね。占領下日本製の生糸です。 昭和24年(1949)までは連合国軍最高司令官によって「MAIDE IN JAPAN」という表示は禁止されていましたので、この表示は1945年から49年の間に書かれたようです。 ![]() 輸出先でしょうかね。 ![]() 冒頭の解体風景に写っているフロアと同じ構造です。 ![]() 第2合同庁舎に近い部分にあった倉庫棟の屋上。 ![]() いい景色が見られました。 ![]() ここにも蛾のデザインが。 これはほぞんするのでしょうかねぇ… ![]() |
なんかもったいないなぁ・・・。
移築しても、それは『本来の姿』ではないし、その辺を理解しない頭の固さが役人的という感じですね。
古いですねー帝産。
帝産はバスもあって、学生時代ちょっとバイトしたりしてました。
もうないかもですが。
丸の内の三菱一号館を思い出しました。
生糸検査所の外壁をモチーフに、
何か企画しているんでしょうかね。
三井関連の建築物や意匠ってあるのかな?
北仲一帯を三井の「丸の内」にするんでしょうね。
すると、日本郵船は三菱グループだから、
海岸通り、本町通りは、仲間外れになる訳だ・・・
理解に苦しみます。
張りぼて復元と保存は全く違います。重要な観光資源にもなりうる建物を壊しちゃうって信じられない。
あの蛾のメダリオンは私もほしいです。
でも貼りつける場所がありません…
以前、レンガを1個貰ってきましたけど、
使い道がないです。
あの辺は走るのにはいい場所です。
次回はぜひ寄ってみてください。
山下町にも帝産倉庫の古い建物がありました。
これは、たいした価値はなさそうでしたが、
北仲通のモノは残念です…
三井というよりも森ビルですね。
森ビルだらけになるのでしょうか。
帝産倉庫の倉庫棟は外壁と内部意匠を復元するみたいです。
あの建物を移築する計画だったのですが、
聞くところによると3.11でダメージを受けたため、
引っ張っていけなくなったとか。
残念ですね。