前回記事のデータをTeamRenderで分散レンダリングしようとしたところ、他のマシンでレンダリングした部分にFluidのシミュレーション結果(XRefで読み込んだ連番objファイル)が全く反映されないことがわかりました。理由はよくわかりません。プロジェクト保存も試したんだけど?
XRefで参照するんじゃなくて、連番ファイルを全部読み込んでそのファイルの番号に従って対応するフレームで「エディタでの表示」と「レンダリングでの表示」を切りかえるしかないんじゃないかと思い、Pythonスクリプトを書こうともがいていましたが、既にXPressoで実現されていました。(つまりXXXX_065.objというファイルなら65フレーム目だけ表示・レンダリングされ、他のフレームでは表示されずレンダリングもされない)
ブログでまとめられていました。
↓こちら
そして、開始フレームを任意のフレームにオフセットするために少し改造しました。いきなり始まると困る場合もあると思うので・・・
このXPressoは読み込んだファイルのファイル名の数字とフレーム番号を比較して、同じ時だけエディタで表示・レンダリングで表示ということをしているので、フレーム数からずらしたいフレーム数分を引いてやるとその分表示されるのが遅れるというものです。
それにしてもHoudiniEngineで直接読み込む事が出来ればこのような苦労はしなくて済むのになぁ。