けむりだま

ワークライフバランスについて考える。

本来仕事は楽しくするものだという考えがある僕には、仕事とプライベートをキッパリ分けることは苦手のようです。

見方によっては24時間全てが仕事であり、全てがプライベートです。

公私混同だ！と思われることもありますが、僕に言わせると、アナタが人間である以上、多かれ少なかれ公私混同しているというのが僕の持論です。

楽しいプライベートの予定を考えることで、楽しくない仕事の時間を耐える。という考え方は好きではありませんでした。

それなら、どうやったら仕事が楽しくなるか考えて行動すればいいやないかって思う人間です。


…そう思ってたはずです。

今もその考え方には賛成です。

ただ、
雇用者という立場。
権限と裁量によって形成される絶対的なヒエラルキー。
異端思想を排除する職場環境。
明瞭な方向性と指針のない幹部陣によって、ポテンシャルが抑えつけられ、独創性と爆発力とモチベーションがカスカスに削がれてしまいます。


そういう状態になって気がつきました。
こういう環境こそワークライフバランスって必要だなって。

人事にダイバーシティについてどう考えていますか？って聞いたときに「え、お台場？ダイバーシティって何？」と返されたことが強く記憶に残っています。

そんな会社では、ワークライフバランスの考え方がないとどうやら生きていけないようです。

少しずつ、少しずつですが、最近プライベートを充実させるためだけに予定を入れることをしました。

確かに、週末に楽しい予定を入れると辛い時間を耐えられる感覚が味わえました

ただ、それは何ら根本的解決に繋がってないこともわかっています。

一時的にはいいが、そんな生活をずっと続けていくことには耐えられない。

そして、何よりそんな格好悪い大人にはなりたくない。

やっぱ、俺こんなサラリーマンは向いてないや。と思い離脱する。

憎しみと怨みの爆弾を込めて、

弱い自分への自己嫌悪にさいなまれながら

理解者を求めて

志の赴くままに。