B&B&B

回り道を全力疾走

芽を潰すな

2012-03-29 19:46:37 | 未分類
出張先の現場で、若い社員が突然とんだ。

その社員が担当していた顧客を周りの全員でカバーしないといけないということもあって、今回の出張はかなり放置プレイが多かった。

顧客伝票に記された住所を探し歩く一週間で、本来の出張目的があまり達成できなかった。

そこの課長に言われました。

「最近の若い人は、多いんだよね。突然来なくなって、連絡出来なくなる人…」

まぁ…同じ、ゆとり世代の若者として、とびたくなる気持ちもわかるが。

会社側が合わせるべきなのか、会社側に合う人を見つけるべきなのか。


いずれにしても、優秀な人材にいつまでも泥臭い仕事をさせないことが俺の仕事。


頑張ります

歯車

2012-03-29 19:44:57 | 未分類
本気になれない仕事って、だいたい責任を与えてくれない仕事。

失敗も成功も上に吸収されていく感覚が拭えないから本気で議論する気が起こらない。

だから、職場を居心地よくするには、とりあえず上にへらへらへつらっておけばいい。

意見を求められたら、自分のアイデアは出してあげる。

ただ、意見がぶつかりそうになればすぐに引っ込める。


仕事に熱い思いクソもないと、必然的にそうなるわな。


金の為に、生活の為に仕事をするって、そんなことかい?

今の自分。カッコ悪いなぁ…


飛び出す準備、再開しますか!

信じるものに必要な良識

2012-03-09 22:06:58 | 未分類
蒼穹の昴より

朕はひそかに宣教師たちのなしたる著述をひもとき、できうる限り天主教の教理を学んだ。その教えは尊い。しかし尊ければ尊いほど、信ずるものには同じだけの良識がなければならぬ。

科学と宗教とは、均衡せる両輪の轍でなければならぬ。


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今の自分の置かれた立場に相応しい言葉だったので、この節は印象に残った。

メトロに飛び乗って。

2012-03-03 10:45:17 | 未分類
昨日は、取引メーカーのセミナーで直帰だった。

部署がメインで取引している業務用のユニフォームメーカーは古い体質(保守的)な会社が多くて、世襲制のところがほとんどだ。

昨日行った会社もそんな感じのところで、副社長が30歳前後の若い青年なのに対して、その下の取締役はかなりの年配の方という組織構造。

名前を紹介してもらうと、とりわけ若い役職者の苗字が同じ。

息子兄弟が会社を背負うんだなっていう意図がすぐにわかる。


丁度、今読んでいる浅田次郎の『メトロに乗って』もそんな会社の世襲の問題が含まれていたりしたので、社内は色々苦労してるんだろうななど思いながらみていた。


そういえば、小説を読むのは久しぶりだ。

いつも読む本は、簡単なハウツー本とか自己啓発とか勉強の参考書とか、実務的な本ばかりだ。


今週は、小説が読みたくなって、本屋に立ち寄った。
最初はライトノベルあたりにしようと思っていたのに、あまりピンとくるものが探せず、読みなれた「浅田次郎」「司馬遼太郎」「森博嗣」あたりから探すことにした。

メトロに乗っての様なSFチックな小説でも感じたが、時代小説を読むと、歴史って大切だなってのを改めて感じさせる。

確かに、技術は今現代の方がはるかに進んでいて、時代の変化が以前よりも激しさを増して、それに対応できなくなった長老や年長者の尊厳が薄れつつあるのだが、

歴史には、深く、熱い思いが込められている。


技術の進歩だとか変化とかを起こすのは、まさしくその思いであるからこそ、変化の先頭に立つ私たちが歴史を学ぶことは重要なんだと感じるんです。

靖国神社の隣にある歴史資料館。遊就館。ここに行くと、いつもいろいろな思いがこみ上げて、やる気をもらう。

多くの先人の努力や、思いの上に自分たちがいて、この社会があるんだって実感ができれば、きっと誰一人として自殺なんて考えれないと思う。


自分探しをする際、海外とか旅行に行くという空間軸の旅行もひとつだが、歴史を学ぶという時間軸の旅行をオススメしたい。

時間も空間も今の自分を形成する重要なつながりなのですから。