CODE BIKE

茅ケ崎市で自転車販売、修理を行う≪CODE BIKE≫のブログです。

パンクの色々

2009年09月16日 | わたくし事

 皆さんこんにちは 店長のNです。

今日は久しぶりに修理関係の事を書きますねぇ 笑

タイトルでも触れていますが、皆なさんはどの程度パンクの原因をご存じでしょうかぁ?

イメージ的には、タイヤに鋭利な物が刺さったり、石やガラスを踏んだからなどが多いと

思いますが、実はそんな多い訳ではありません。

パンクにも色々な種類が在るのですが、当店に修理で持ち込まれる自転車の大多数が

チューブがすり減った事によるパンクなんです。 

Dvc00012_2  左の写真の黄色い〇で囲われて居る

処に穴が空いていますが、その周りが

帯上に肌が荒れ、傷の様になって居るのが

お判りになりますかぁ?

これがパンクの原因の擦り傷です。

この擦り傷はチューブの表面がタイヤの

内側で擦られ、パンクに至ります。

では、なぜこんな風にチューブが削られてしまう

のか説明して行きます。

Dvc00009_3

左の写真はワザと空気を抜いたタイヤを

机に押し付けて居る写真ですが、こんなに

風にペチャンコになったタイヤを皆さん

見た事ありますよねぇ 笑

頻繁に空気を入れなったり、お子さんを後ろ

に乗せたお母さんの自転車の後輪なんか

こんな感じが多いんじゃないでしょうかぁ?

正にこれがパンクの原因なんです! 

もう一度写真を良く見て頂くとタイヤ

に亀裂が入っていますよねぇ この亀裂は空気が少ない状態で自転車

を走らせると、走行中にタイヤは何十万回と潰れたり伸びたりを繰り返します。

そうすると上に写真の様にタイヤの肩の部分が伸縮に耐え切れなく為り避け

て亀裂が入ります。

 Dvc00010

ただ亀裂が入るだけなら良いのですが、

亀裂が入るとタイヤを形造る為に入って

いる繊維が露出し、タイヤの中でチューブ

が擦られ肉厚が薄くなりパンクして

しまう訳ですねぇ 

簡単に書くと、空気が少なく為る 

⇒ タイヤに亀裂が入る 

⇒ チューブが削られる 

⇒ パンクする 「とっ!」こんな具合に悪循環と言うかぁ?

 負の連鎖が発生する訳です。

もう1つパンクの原因で多いのがこれ!

Dvc00014_2

やはり空気が少ない事が原因何ですが

写真中央の短い棒状の物が、空気を

入れる為の口です。

その右側のチューブだけが、芋虫の

様にシワクチャに為っているのを確認

出来ますでしょうかぁ?

左の写真の場合、時計の反対周りに車輪が

回転して前へ進みます。

そうすると、写真中央の空気

を入れる為の口だけが車輪の外に出ている為、口の左側のチューブ引

っ張られ伸び、伸びたチューブが口の右側にシワクチャに為って貯まります。

そのシワクチャのチューブが、タイヤの内側で集中的に擦られ穴が複数あいて

パンクしてしまう訳です。

更に悪いのが、空気を入れるための口の周りはパンクパッチ(パンク穴を塞ぐ

絆創膏見たいのです。)が貼れない為、自動的にチューブ交換になり修理代が課さ

んでしまう訳です。  最悪ですねぇ…

「皆さんここまで読んで頂いて如何でしょうかぁ?」 

タイヤに空気を入れるだけでパンクは、かなり減らせる事がお判り頂けましたかぁ? 

以外かも知れませんが、基本は大事であると言う事ですねぇ!

余談ですが

メール便のお仕事されている方や、遠くまで通勤、通学されて居る方

お子さんを乗せて長距離を走ったりする方で、タイヤの減りが凄く早い方いませんかぁ? 

ご相談頂ければランニングコストを下げる事が出来るかも知れませんよ!

ご相談お待ちしてまぁ~す!

  ではでは