先日当店と取り引きのある問屋さんがタイヤメーカーのポスターを1枚持って来ました。
タイヤがメインの取り扱いでポスターもそ
この物だったのですが、内容が実に興味
深い物でその場で問屋さんと立ち話にな
りアレヤコレやと話して居ると以外にもパ
ンクと言う故障のメカニズムがお客様に
知れ渡って居ないよねぇ…
と言う話に為ったので
今日はパンクに付いて書こうと思い
ます。
皆さんの頭の中に在るパンクと
はどんなイメージですかぁ?
パンクなので当然タイヤから空気が抜けてペ
タンコに為って居るのですが、ほとんど方が
タイヤに画鋲や細い針金の様な鋭利な物が刺さって居るのを想像されると思います。
ところが自転車屋はそうは思わないんですねぇ 笑
実は物が刺さってパンクして居るのは極少数でしか在りません。
借りに1日に10件パンク修理を行ったとすると、大体多くて3~4件程度で後のパンクは全て
チューブが痛んで居るかぁ、リム打ちパンクなんですねぇ 苦笑
(リム打ちパンクに付いては、改めてご説明するのでまた今度と言う事で)
では何故タイヤに覆われて居るはずのチューブが痛んだりリム打ちパンクを起こすのかぁ?
答えは簡単で空気の量が少ないのが原因なんですねぇ!
との2つで1つの物で出来て居ます。
外側のタイヤは、中に入って居るチューブに
空気を入れる事で膨らんでいます。
なので、チューブの中に入って居る空気の
量が足らないと、左の写真(ポスターより
抜粋)の更に左の絵の様にタイヤとチューブとの間に
隙間が出来てしまい、中のチューブがタイヤの
内面でタイヤを形付くっている糸で擦られ削られてしまいパンクする訳ですねぇ!
下のタイヤに2本白っぽい帯状の線が
入って居る所がチューブを削って居た
部分
上のチューブはすでに1度パンク
修理をした所ですら削られ、表面が凸凹
になって居るのがお判り頂けると思います。
そうなると、パンクを未然に防ぎ、余計な
出費や時間を割かれない為にも、まめに空気を入れるのベストな訳ですねぇ 笑
空気が適正な量キチンと入って居れば、パンクもし難いですし、走りも軽くて乗り心地も
良く為るので言う事無し!と言う訳です。
皆さん少なくとも月に1度は空気を足しましょうねぇ!!