りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

 手 

2010-05-15 00:48:49 | 秀 春 作 品
昨年、秀春氏のアトリエを訪ねたときに撮ってみた作家の手です。
陶芸家の手などは、ごつごつして骨っぽいイメージがありますが、秀春氏の手はどちらかというと「ぷにぷに」していて柔らかそうなので、意外です。
ある写真家がピアニストの手ばかりをおさめた写真集を出していたけど、芸術家の手をおいかけて撮ってみるのは面白そうです。



        

秀春氏はかつての町工場を借りて、そこをアトリエにしています。
今は別の場所も探しているそうですけど、僕はこの元町工場に染み付いている職人の空気みたいなものがいい感じだと思っています。ここの工場の持ち主にもお会いしたのですけど、モノを作るっていうことになみなみならぬ情熱をお持ちの方です。とっくに現役を引退されているのですが、「彼が作っているのを見てたらやる気がでちゃって」と言って、自作の「戦艦大和」の写真を見せてくれました。全長1.5mほどの木造戦艦!これがリベットまで打ち込んでいる念の入れようで、造形作家秀春氏もかたなしです。実物は近所の病院に飾らせてもらっているというので、戻ってきたら写真を撮らせてもらうつもりでいます。


        


作品「歌を待つ」。このキツネのような生き物にはある使命というか、役割があるそうなのですが、いずれその物語が明らかにされるだろうと楽しみにしています。できれば写真の都合もあるので、はやめにお願いしたいです。





     アトリエ 造形作家秀春氏の仕事場
      












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