りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

方舟、ランディング

2021-05-15 07:14:01 |  日 記 
ひかるくんと続けている、英語で読む「創世記」。
8章を読み終えた。
アララト山に留まる方舟。
徐々に水がひいてゆき、いよいよ鳩を放つ。
そして、ノアたちが方舟から出る。

字面としての英語を読むだけならそんなに苦労はないのだけど、
ゆっくり、じっくり読んでいくことにはそれなりの意味がある!
と信じてやっている。
分量としてはやっと8章を読み終えた程度なので、
たくさん読んだとは言えない。
「創世記」は50章あるわけなので、まだまだ先は長い。
だが、この「じっくり読む」の効果が少しずつあらわれてきている。
ひかるくんから飛んでくる質問のレベルが、この数回の間に
飛躍的に高まってきたのである!
読みはじめた最初の頃なんて、「君は本当に読めているのか?」って、
本気で言いたいくらいで(^ω^ゞ
もちろん、そんなことは言わない。
口が裂けても言わない。
絶対に言えないのだけど、それにしたってトンチンカンな質問だらけで(^ω^ゞ
まぁ、それがおかしくて、とっても楽しいのですけどね♪
それに比べたら、急にすごく真っ当なと言うか、
正面から的を射た質問が飛んでくるようになった。
これは本当にうれしい!
と同時にとてもこわい。
まともな問いは、テキストをどう読んでいるか?を正確に反映する。
真正面から受け止めるにも、謎の多い文章だから、安易には答えられない。
しかし、その問いを受けて、繰り返し読んでみて、
ひかるくんの思うところを引き出して、さらに僕の考えを添えてみて、
そこでようやく、実はこの場面、この言葉については歴史的にこういう解釈がある
ということを提示する。
少なくともその典型的な解釈については、必ず事前に調べておくことにしている。
わからないところは、「わからない」理由までは突き止める。
もう、やたらと手間はかかるけど、我ながら「ちゃんと読み進めているぞ」と。
実際、知っているつもりを排して読み進めるのは、
僕にしても新鮮というか、どこかで必要なことだったんじゃないか?と
この頃、つくづく思う。
少なくとも、僕に能う限りの誠実さで読んでいる
ということだけは言えるのだけど、実はそのきっかけを与えてくれたのは
他ならぬひかるくんなのである。
だからこそ、ひかるくんの質問のレベルの高さが本当にうれしい。

次は「ノア契約」の章になる。
ここで「虹」が契約のしるしとして示されるわけだが、
僕はひかるくんと一緒にいくつかの虹を見てきている。
たいていは富士山を一緒に登った時には見ているのだけど、
その時はこんな風に一緒に「創世記」を読むことになるなんて
想像さえしていなかった。
ひかるくんとどんな「虹」の話ができるか、これをとても楽しみにしている。






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