りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

懐かしい「光」

2021-05-14 06:37:04 |  日 記 
「アシガール」をひと通り見直して、すっと気分が落ち着いた感じのわが家(^ω^ゞ
なんというか、これだけ繰り返し見ているのに、まったく擦り切れないストーリー。
僕にしても、ついついセリフが口をついて出てくるくらいだし、
さっちゃんにいたっては、ほぼ完璧と言っていいほど諳んじている。
その上、見るたびなにかを話したくなるっていうのは、なかなかに不思議♪
ストーリーが変わるわけはないのに、何度見ても言うべき何かがある。
何かがいっぱい詰まってるっていうわけやね♪

今年の2月頃だったのだが、唯ちゃん(っていうか、黒島さん(^^ゞ)が出演したドラマがあって。
「ハルカの光」っていう名作照明を題材にとったドラマ。
速川のお父さんと天野の爺さまとも久しぶりに共演するっていう話だったので、とても気になっていた。
しかしながら。
ドラマを見るクセがないっていうか、そもそもテレビを見ないので、
すっごい気にしていたのにあっさりスルーしてしまった格好にΣ(゚Д゚)
結局見られなかったのである(^ω^ゞ
リアルタイムでキャッチできないのは、わが家のデフォルト(^ω^ゞ
でもね。すぐ後にやってた再放送で1話だけだけど、見れたのである(^。^)
アルバ・アアルトのゴールデン・ベルを巡っての話だったのだけど、
実はドラマそのものは全然頭に入ってこなくて。
ごめんなさいm(_ _)m
そのかわりに、アアルトの「ゴールデン・ベル」にとっても心ひかれてしまって。。。
いや、アアルトの照明はホントにステキだし、なんならあれをいくつか買ってきて
わが家の新しい照明にしたっていい♪くらいは思ったのだが、
そう思ったすぐ後に
「そうじゃなくて、あんたはこっちでしょう♪」と、
ニコニコしながら、ちょっと怒ったようなフリをして
僕をたしなめるあの人の声が。。。?
あの人の顔が、僕には見えてしまったのである。
久しく忘れていた懐かしい「光」のことを鮮やかに思い出した。
それは、今はもうなくなってしまった特別な場所。
僕らはそこで、本当にたくさんのことを語りあった。
あの「光」の下こそ僕らのいるべき場所、僕らの本当のふるさとだと言い切れる。
もはや戻ることのかなわないあの場所で、たしかに幸せな時を過ごしてきた。
本当に幸せだった。
忘れていたわけではないのだけど、「光」の話で強烈に思い出してしまったのだ。

マジョレルの椅子に腰掛け、フランスシルバーのティーセットで入れていただいた紅茶。
もちろん美味しいケーキつき♪
時にはワインをいただく。
昼過ぎにやってきたはずなのに、いつの間にか深夜にまで
話が及んでしまったことなどは、それこそ数え切れない。
あの人と一緒にやるはずだったプラン。
話題は途切れることなく、僕らは本当に多くのことを学び、
それと知らずに多くのことを与えてもらってきた。
テーブルのそばにはシンプルなフォルムながら、
そこにあることが自然な佇まいのドーム・ブラントのランプスタンド。
あの「光」のもとで。

そう。「光」については、誰にも譲れないストーリーを僕らは持っている!
なんだかものすごく遠回りして、もとの、自分たちの、
いるべき場所に帰ってきたような、そんな気分になった。

僕らの「光」は、すでに手元にある。


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