黒羽城再訪計画♪

あれは最初の緊急事態宣言が明けて、でも、
どうにも出かける雰囲気にならなかった昨年の６月のこと。
ながらく続いたそういうわが家の空気を打ち破るために、
これなら喜んでくれること間違いなし！と踏んで、詳しいことを調べるよりも前に「えいやっ！」と深谷まで出かけた。
いままでまったくご縁がなかった場所。
ドラマの「聖地巡り」っていうのを、人生ではじめてやってみたのだけど、
それが「アシガール」っていうところがなんともわが家らしい(^ω^ゞ

事前調査が全然できてなかったわりには、順調に推移。
「やぁ、きちゃいましたね♪」って、さっちゃんのテンションも高い。
せっかく思いついたんなら、まずは動くに限ります。
来てみるもんだよね♪
それに、来たからわかるってこと、
思うよりもたくさんあるものなのですな。

見てすぐにそれとわかることはもちろんなんだけど、
あれってどうだったっけ？って、ちょっとあやふやだったことも
現場に来るとはっきりする。

唯ちゃんが神社の階段を走る姿を、タケルくんがそっと見守っているシーンなどは、
さっちゃんがとても詳しく覚えていて、
「そうそう♪この鳥居の後ろからスッと出てくるのですよ♪」と
僕に解説してくれたりする。
実は、２か所で撮られていて、ストーリー上では気にならないのだけど、
階段の下の方と、登った先の境内でのカットが使われていたりする。
そこのところ、僕は曖昧だったので、なるほど(^o^)と。
ホント、よく見てるなぁって感心する。

別のシーンでは僕の方が詳しかったり。
「若君が手を当てた石垣ってここだよね♪」とさっちゃんが手を伸ばしたところは、
なんだか微妙に違う気がする。
いや、そのとなりの石だったと思うよ♪と僕が指摘すると、
「あれ？そうでしたっけ？」
帰ってからお家で確認すると、ほらね、僕の言ったとおりでしょう♪
すると今度はさっちゃんが
「ホント、よく見てるよね♪」と感心する。
まぁ、お互いにうまいこと補完できてるってことですな(^。^)♪

そんな僕らでも、「あれ？あれってあっち？それともこっち？」みたいな(^ω^ゞ
あやふやなところが何か所があって。

たとえば。
SPの若君の「壁ドン」シーンなどは、画面上では任意な「壁」ではあるけれど、
偶然に現場を特定できた。これがわかったときは
「やってやったぜ！」くらいに得意気だったけど、
見つけたのは「壁」なんですよね(^ω^ゞ
だけど、この「壁」がクセモノで。
似たような「壁」が何スパンか連続している。
「これって、どっちの壁面を使ったのかな？」
でわからなくなる。
せっかく名シーンの現場にたどり着いているのに、
あと一歩の決め手が足りない？
まさにこのポイント！っていうことがわからなかった。
確認できたのは、お家でそのシーンをも一度見直してから。
「こっちだったのか〜？！」って(^ω^ゞ
ひとつとなりのスパンが肝心な「壁」だったのでした。
惜しかったね(^ω^ゞ
「まぁ、楽しかったし、また行こうね♪」って、
さっちゃんもたいへん喜んでくれたようだし。
なかなか充実した旅だったし、当然、２度目の深谷を楽しみにしていたのだけど、
これがなかなか実現しない。。。
実際にやりたいことと言ったら、ささやかにもほどがあるっていうくらい他愛ないのにさ。

しかし、いまや僕らには彼の地についてちょっとした土地勘もある。
それに「アシガール」とは別の関心もある。
黒羽城再訪計画はもう出来上がっていると言える！
ホント、タイミングだけが問題なのかもね。