りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

お菓子で源氏物語、の続き

2021-09-28 21:08:36 |   本  

先だって手に取ったお菓子の本。

ページをめくるのが楽しいので、自分では食べることのできない

お菓子をただただ眺めているのだけど、

「あぁ~、これいいなぁ♪」と目にとまるそのほとんどに

北大路魯山人の皿が使われているので、

それに気づいたときには「またしても、やられた」と思った。

どういうわけか、魯山人の器に反応してしまう自分がいるのである。

たくさんの作品を知っているというわけではない。

「いいなぁ」と思うと、それが「魯山人」だったということが、

ひたすらに重なっているのだ。

 

こないだ、ポーラ美術館に行ったときもそうだった。

わりと遠目に「おっ!」と思ってしまって。

近寄ってみると、それが「魯山人」。。。

 

懐かしい伊勢丹相模原店でのことも思い出す。

尊敬すべきS崎さんと。

近くまできたので寄ってみたのだけど、特撰の売場で催事をやっていて。

なんかいいのあるな!と思って、ツツッと近寄ると、やけに強烈な存在感。

 

すると、いつの間にかS崎さんが後ろにいらっしゃって。

「いやいや。お目が高い♪」

とか、なんとか、おだててくれたのだけど、

「魯山人なんですよ♪」と教えてもらって。

「おひとつ、いかがです?」とか、勧められて、

こっちが二度びっくりしたという。。。(^ω^ゞ

 

いやぁ、こういうのは美術館にあるものだと思ってたもんですから(^o^;)

まさか、こんな身近で、しかも「いかがです?」なんて、お勧めされるとは思ってもなくて。

 

好きなんだけど持っていない、っていうのは考えてみると結構たくさんある。

っていうか、好きなものの大半は、常に憧れの存在のままでいる。

「手に入れる」ということと「好きでいる」っていうことは、

必ずしもイコールではないと思う。

だけど、持っていないと実現できないことがあるというのも、また事実である。

ま、借りるとか、そういう手立てもあるにはあるが。。。

 

ところで。

源氏物語五十四帖をお菓子で表現したこの本にあって、

北大路魯山人の登場回数は8回に及ぶ。

バリエーション豊かに、いろんな景色を見せてくれる

実に見事な一冊なのだけれど、この本を編んだ粋人にしても、

「魯山人」の魅力に抗えないとするなら、

僕などがやられぱっなしなのも致し方あるまい!

。。。なんてね(^o^;)♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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