町田で長谷川潔展♪（2）

版画美術館は町田の芹ヶ谷公園にある。入り口には「水着のままでの入館はご遠慮ください」の注意書き。
美術館に掲げられる注意事項としては独特っていうか、かなり珍しい(^o^;)
芹ヶ谷公園では子どもたちが水遊びしている姿をみるのがデフォルト。
真夏では、あたりまえすぎる光景ですな(*^ω^)b
水遊びによろこんでいる子どもたちの声を後ろに聞きながら、いざ入館！

長谷川潔展にしては、お客さんが少ないのはお盆だからかな？僕らの他に何組か。あとは係りの方が座ってらっしゃるくらい。
しかしながら。真夏の暑さ、喧騒とは関係ない別世界。
静かに、涼やかに作品鑑賞できるのだから、僕らにとってはラッキー以外何ものでもない。
１０年ほど前にやっていた横浜美術館での展示はやたらと混んでいたからな〜。
あんまり混みすぎてると、ゆったりのんびりっていうわけにはいかないものね。

丹念に「見る」ことをやっていると、いつの間にか心が直っている、ということがある。
心が軽くなるとか、あるいは風通しがよくなるとか。
それが長谷川潔作品群であれば、僕らの心には効果テキメン。
効きまくり（？）です(^ω^)♪

版画美術館で過去に開催された長谷川潔展に比べると、今回の展示は数段上の洗練を感じる。
何が違うか？と問われると即答はしかねるのだが、見ていてスッと腑に落ちる感じが自然で。
時系列的説明などはあんまり細かいと鑑賞の邪魔になることだってあるけれど、そこはうまい具合に解決していて、展示する側のセンスを感じる。
なかなかに、おしゃれなのである(*^ω^)b
見る側からの素直な感想を言わせてもらえれば、本当に充実したよい展示なのです。
やりますな！版画美術館！
過去展を凌駕するクオリティ。
横浜美術館での過去展と比較しても遜色なし。
確実に上回っている展示がある！と、これは断言しておきたい。
相当な熱意を持った方が主導し実現した展示ではないか？と勝手に推察しております。

ひと通り見て回ったので、ちょっと休憩。質、量ともに充実の展示♪
再入場可なので、ゆったりの上、たっぷり見返すことができる。余裕があるって素晴らしい。
というわけで、一旦、外に出ます。

「久しぶりに本物見れた♪
　よいものはよいね♪」
さっちゃんは超ごきげん♪
そうだよね〜♪
外に一度出られるというのはいろんな利点がある。
よい展示であればあるほど、やっぱり今見たことについて、ちょっと自由に話したいってこと、あるもんね♪

しかし。やっぱり、長谷川潔作品は僕らにとってはどストライクの中のどストライクですな〜(*´ω｀*)♪
長らく夫婦をやっていても、好みについてはいろいろではある。
だけど、長谷川潔については二人で見つけて、二人で気に入っちゃって。
僕らの好みの最大公約数的な場とも言うべき存在。
好きな作品までもが一致する♪
僕らにとっての平和の象徴？っていうくらいで(^ω^ゞ

外は、やっぱり暑いので、今度はのんびり、館内のショップを物色する。
さっちゃんはいろいろ見つけては「ふむふむ」と。ひとりで納得していたりする。
なにか気になるものを見つけちゃったのかにょ(^ω^.)？