「ミウラ折り」のことを知ったのは、お取引先の「部長」さんとお会いした時のこと。「ねぇねぇ、こんなの知ってる?」と話しかけられて手に持った地図を一瞬で広げて、ニコッとされたあとに、一瞬でまた元の状態に戻されたのでした。「え?それってなんですか?」とかえしたら、「それじゃぁ応接室に行こうか♡」と部屋に通され、ひとしきり講義を受けたのが最初です。
「部長」とお呼びしていますが、それは長くなったおつきあいの間に固定してしまった呼び方で、いまはリタイアされていて、嘱託として働かれています。根っからの技術者で、面白い話を引き出しにいっぱい隠していらっしゃる。だいたい、どこも厳しい風がやまないため、現役でも、役員などをされている方は「技術どころじゃない」っていう本音が見え隠れするものですが(。。。いや、いろいろご事情はあるのでしょうけど。。。)、この「部長」は「僕、そういうことで苦労するのは卒業しちゃったから」とニコニコ。この余裕を高踏的とみるか、悟りとみるか、はたまた嘱託として新たに獲得した立ち位置とみるか。僕にはなかなか判断つかないのですが、こと「技術」にたいしては本当にお好きなんだなぁと思わされることがしばしば。たまにつかまえられては、一緒にお話しできるのが楽しみな「部長」さんなのです。
その時は、「ミウラ折り」を機械で大量に「折る」ことができるという会社を訪ねた直後だったらしく、興味深い話をたくさん聞かせていただきました。特殊な型を使うそうですが、それまで難しくて実現されていなかったとのこと。諸事情あってなかなか大々的な普及が難しかった頃の話ですが、「こういうことに可能性を見いだせなきゃさぁ、つまんないよね~」とおおいに盛り上がったのでした。
三浦公亮教授がミウラ折りを考案されたのは1970年ということですので、世に知られるようになってからすくなくても40年は経っていることになります。人工衛星の太陽電池パネルの展開/格納のための研究から生み出されて、その直接の成果も得られたわけですが、スピンオフというか、一般にはおもに地図の折りたたみなどに利用されているそうです。が、本当にそれが役に立つフィールドはもっともっとひろい所にあるんじゃないかという期待はあって、どんなアイデアが有効なのか楽しみなところでもあります。
知っている人にはあまりにも有名ですが、知らない人には「!」目から鱗の驚きがあります。
いろいろ検索してみたら、爆問学問などでも取り上げられてたのですねぇ。しかも今年。し、知らなかった。。。じゃぁ、世間ではすでに高い認知度を得ているのかも。。。東京マラソンのコースマップなどに取り上げられて、手にしていたっていう人もたくさんいらっしゃるようでしたし。
そういうことがどんどん現実に飛び出していける時代に生きているのですから、おもしろいことを指向するアンテナは張り続けていなくては。。。
ところで、そのお取引先に今度お伺いすることになったので、折りがよければまた「部長」さんとお話しできるといいなぁと思っています。
「部長」とお呼びしていますが、それは長くなったおつきあいの間に固定してしまった呼び方で、いまはリタイアされていて、嘱託として働かれています。根っからの技術者で、面白い話を引き出しにいっぱい隠していらっしゃる。だいたい、どこも厳しい風がやまないため、現役でも、役員などをされている方は「技術どころじゃない」っていう本音が見え隠れするものですが(。。。いや、いろいろご事情はあるのでしょうけど。。。)、この「部長」は「僕、そういうことで苦労するのは卒業しちゃったから」とニコニコ。この余裕を高踏的とみるか、悟りとみるか、はたまた嘱託として新たに獲得した立ち位置とみるか。僕にはなかなか判断つかないのですが、こと「技術」にたいしては本当にお好きなんだなぁと思わされることがしばしば。たまにつかまえられては、一緒にお話しできるのが楽しみな「部長」さんなのです。
その時は、「ミウラ折り」を機械で大量に「折る」ことができるという会社を訪ねた直後だったらしく、興味深い話をたくさん聞かせていただきました。特殊な型を使うそうですが、それまで難しくて実現されていなかったとのこと。諸事情あってなかなか大々的な普及が難しかった頃の話ですが、「こういうことに可能性を見いだせなきゃさぁ、つまんないよね~」とおおいに盛り上がったのでした。
三浦公亮教授がミウラ折りを考案されたのは1970年ということですので、世に知られるようになってからすくなくても40年は経っていることになります。人工衛星の太陽電池パネルの展開/格納のための研究から生み出されて、その直接の成果も得られたわけですが、スピンオフというか、一般にはおもに地図の折りたたみなどに利用されているそうです。が、本当にそれが役に立つフィールドはもっともっとひろい所にあるんじゃないかという期待はあって、どんなアイデアが有効なのか楽しみなところでもあります。
知っている人にはあまりにも有名ですが、知らない人には「!」目から鱗の驚きがあります。
いろいろ検索してみたら、爆問学問などでも取り上げられてたのですねぇ。しかも今年。し、知らなかった。。。じゃぁ、世間ではすでに高い認知度を得ているのかも。。。東京マラソンのコースマップなどに取り上げられて、手にしていたっていう人もたくさんいらっしゃるようでしたし。
そういうことがどんどん現実に飛び出していける時代に生きているのですから、おもしろいことを指向するアンテナは張り続けていなくては。。。
ところで、そのお取引先に今度お伺いすることになったので、折りがよければまた「部長」さんとお話しできるといいなぁと思っています。