あれは8月のことか。モルがびっこをひいた感じになり、エキゾ科の動物病院に行ったところ、万一脱臼等だった場合にこれ以上衝撃があるといけないという理由からだと思うけれど「モルのほかにモルモットはいるか」と聞かれました。
その質問により、2019年6月にこうそんが虹の橋を渡って以来、その分私と娘が愛情いっぱい降り注ぐ!という名目で、見て見ぬふりをしてきた「モルの孤独」が現実的になってしまいました。2か月の時にうちにきて、以来4歳になるまでずっと一人だったこうそんは、モルが来た時点ではもうすっかり一人の生活に慣れていて、モルが来ても困惑状態でした。また、モルも結構しつこくこうそんのおしりのにおいをかいだり、顔の毛づくろいをしようとしたりして、さらに嫌がられ・・・ という状態でしたが、モルはこうそんが大好きで、こうそんがいなくなってしまってからは隠れ家にいることが多くなっていました。
もっと早く仲間を迎えるべきだったのですが、これではずっとモルモットが絶え間なくいる生活になってしまう、正直2匹のお世話はきつかった等諸々の事情から前述した「私たちがその分愛情をそそぐ」ことで、モル我慢してということになってしまったのです。
で、8月に獣医さんとそんなやりとりをしてから、こうそんが旅立ってしまった後のモルのことを考えたりして、やはり仲間が必要かも、でも私お世話できるのだろうか… 遅すぎないか…(モルは今年10月で3歳になりました)と思い、いろいろな方に相談したところ、「あなたなら大丈夫。モルには仲間が必要」ということだったし、覚悟を決めました。
モルが3歳になるので、年齢差が比較的少ない、せめて2歳くらいの子で何とかならないかと思い、獣医さんのところやいろいろ当たってみたけれど、該当なし。そもそもモルモット里親募集のウェブサイトもかなり少ないし、遠隔地まで行くのは無理。地元にモルモットレスキューはないのかとさらにネットで調べまくったところ、私が住んでいる県に、奇跡的に1件ありました。それが9月の上旬で、さっそく「申し込みフォーム」に記入し、できたら2歳くらいで女の子を希望の旨明記し送信したけれど、しばらく音沙汰無し…
1週間ほどたってからやっと返事が来て、「モルモットの女の子はいるにはいるけれど、一番大きな子で6か月くらいです。それでもよければ写真を送りますよ」ということだったので、念のため送ってもらったところ、モルやこうそんのようなアビシニアンではなく、イングリッシュ?直毛で体は真っ白、顔だけなんだかベージュになったモルモットの写真が送られてきました。
娘に見せたら「優しい顔をしている!」と、すぐにメロメロになりました。
そして9月27日に、見に行くことになったのです。
車で1時間くらいの、この辺によくある典型的な田舎(自然に囲まれている)の一軒家で、「今外に出している」ということで見に行ったら、モルモットのスペースにたくさんのモルモットが走り回っていました。
その中から写真の子と、もう一人全身白の子を、家の中でゆっくり見せてもらうことにしました。
写真の子はZélie(ゼリー)、全身白の子はBianca(ビアンカ)という名前です。
モルとの相性が良いことが大前提なので、先方に了解をいただいたうえでモルも連れて行き、同じケージに3匹放したら、ひとまわり体の大きなモルがボスとなり、後の2人がモルの後ろをついて歩いており、またモルは体が大きいのにほかの子を攻撃するなどはなく、やはりおしりのにおいをかいだり毛づくろいを申し出て、終始穏やかでした。
やはりゼリーとの相性が良さそうだったので、ゼリーにしようかなあと言っていたら、レスキューの女性が「直感でなんとなくゼリーの写真を送った。そしたら相性がいいなんて。こんなことってあるのねえ~」と感慨深げにしていました。
ゼリーがここに引き取られたいきさつを聞いたところ、なんでもたぶん事故?でモルモットを繁殖させまくってしまった男性がいて、引き取りに行ったところ100匹くらいいたそうです。その中から1部をこのレスキューセンターで引き取り、あとは他のレスキューセンターでも引き取って何とかしたそうです。ゼリーは8月くらいに子供を産んだのだけれど(レスキューに来る前に妊娠していた)、子供は全部亡くなってしまったという可哀そうなお話でした…
ビアンカも引き取りたいと思ったのだけれど、ケージの大きさ的に3匹はきつそうなので、ゼリーのみ引き取ることにしました。
契約書にサインして、寄付という形で気持ち程度だけれど少しお渡ししました。
帰宅後、以前こうそんが使っていたケージにゼリーを入れました。ここで2週間過ごしました。
私たちに対して警戒心MAXでしたが、1日目から野菜も欲しがり、ちょっとびっくりでした。
モルにもすぐ慣れていて、というかモルがゼリーのところに行きたくて仕方なく、1週間後くらいから時々モルをゼリーのいるケージに入れて様子をみていましたが、モルがゼリーを時々追いかけまわしているくらいでケンカもなく、とにかくモルが「もっと長くゼリーといたい」と全身で表現していたので、2週間後からゼリーはモルと一緒に暮らすことになりました。
割と早くから「ゼゼッコ」(ゼリーという名から派生したあだ名)と呼ぶと反応したり、抱っこをせがむようになったりと、来たばかりとは思えない速度で慣れて、まるで昔からいたような感じです。
モルと一緒に抱っこ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/db/d3257058dc8f9b40ee1f1c90a812d46b.jpg)
モルと一緒に人参の葉っぱを食べています(お昼のおやつ!)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/ed/cbfcc3fa0194395f28604e92421a171c.jpg)
牧草も一緒に食べます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/96/1e397427df72fc3704c5ed6f89b2169b.jpg)
カリカリは、争奪戦です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/3f/24ef24fbcdd90122e52639e7344d56d3.jpg)
またゼリー(ゼゼッコ)のお話も書いていきますので、引き続きよろしくお願いします!
注・写真の無断転載等はご遠慮ください
その質問により、2019年6月にこうそんが虹の橋を渡って以来、その分私と娘が愛情いっぱい降り注ぐ!という名目で、見て見ぬふりをしてきた「モルの孤独」が現実的になってしまいました。2か月の時にうちにきて、以来4歳になるまでずっと一人だったこうそんは、モルが来た時点ではもうすっかり一人の生活に慣れていて、モルが来ても困惑状態でした。また、モルも結構しつこくこうそんのおしりのにおいをかいだり、顔の毛づくろいをしようとしたりして、さらに嫌がられ・・・ という状態でしたが、モルはこうそんが大好きで、こうそんがいなくなってしまってからは隠れ家にいることが多くなっていました。
もっと早く仲間を迎えるべきだったのですが、これではずっとモルモットが絶え間なくいる生活になってしまう、正直2匹のお世話はきつかった等諸々の事情から前述した「私たちがその分愛情をそそぐ」ことで、モル我慢してということになってしまったのです。
で、8月に獣医さんとそんなやりとりをしてから、こうそんが旅立ってしまった後のモルのことを考えたりして、やはり仲間が必要かも、でも私お世話できるのだろうか… 遅すぎないか…(モルは今年10月で3歳になりました)と思い、いろいろな方に相談したところ、「あなたなら大丈夫。モルには仲間が必要」ということだったし、覚悟を決めました。
モルが3歳になるので、年齢差が比較的少ない、せめて2歳くらいの子で何とかならないかと思い、獣医さんのところやいろいろ当たってみたけれど、該当なし。そもそもモルモット里親募集のウェブサイトもかなり少ないし、遠隔地まで行くのは無理。地元にモルモットレスキューはないのかとさらにネットで調べまくったところ、私が住んでいる県に、奇跡的に1件ありました。それが9月の上旬で、さっそく「申し込みフォーム」に記入し、できたら2歳くらいで女の子を希望の旨明記し送信したけれど、しばらく音沙汰無し…
1週間ほどたってからやっと返事が来て、「モルモットの女の子はいるにはいるけれど、一番大きな子で6か月くらいです。それでもよければ写真を送りますよ」ということだったので、念のため送ってもらったところ、モルやこうそんのようなアビシニアンではなく、イングリッシュ?直毛で体は真っ白、顔だけなんだかベージュになったモルモットの写真が送られてきました。
娘に見せたら「優しい顔をしている!」と、すぐにメロメロになりました。
そして9月27日に、見に行くことになったのです。
車で1時間くらいの、この辺によくある典型的な田舎(自然に囲まれている)の一軒家で、「今外に出している」ということで見に行ったら、モルモットのスペースにたくさんのモルモットが走り回っていました。
その中から写真の子と、もう一人全身白の子を、家の中でゆっくり見せてもらうことにしました。
写真の子はZélie(ゼリー)、全身白の子はBianca(ビアンカ)という名前です。
モルとの相性が良いことが大前提なので、先方に了解をいただいたうえでモルも連れて行き、同じケージに3匹放したら、ひとまわり体の大きなモルがボスとなり、後の2人がモルの後ろをついて歩いており、またモルは体が大きいのにほかの子を攻撃するなどはなく、やはりおしりのにおいをかいだり毛づくろいを申し出て、終始穏やかでした。
やはりゼリーとの相性が良さそうだったので、ゼリーにしようかなあと言っていたら、レスキューの女性が「直感でなんとなくゼリーの写真を送った。そしたら相性がいいなんて。こんなことってあるのねえ~」と感慨深げにしていました。
ゼリーがここに引き取られたいきさつを聞いたところ、なんでもたぶん事故?でモルモットを繁殖させまくってしまった男性がいて、引き取りに行ったところ100匹くらいいたそうです。その中から1部をこのレスキューセンターで引き取り、あとは他のレスキューセンターでも引き取って何とかしたそうです。ゼリーは8月くらいに子供を産んだのだけれど(レスキューに来る前に妊娠していた)、子供は全部亡くなってしまったという可哀そうなお話でした…
ビアンカも引き取りたいと思ったのだけれど、ケージの大きさ的に3匹はきつそうなので、ゼリーのみ引き取ることにしました。
契約書にサインして、寄付という形で気持ち程度だけれど少しお渡ししました。
帰宅後、以前こうそんが使っていたケージにゼリーを入れました。ここで2週間過ごしました。
私たちに対して警戒心MAXでしたが、1日目から野菜も欲しがり、ちょっとびっくりでした。
モルにもすぐ慣れていて、というかモルがゼリーのところに行きたくて仕方なく、1週間後くらいから時々モルをゼリーのいるケージに入れて様子をみていましたが、モルがゼリーを時々追いかけまわしているくらいでケンカもなく、とにかくモルが「もっと長くゼリーといたい」と全身で表現していたので、2週間後からゼリーはモルと一緒に暮らすことになりました。
割と早くから「ゼゼッコ」(ゼリーという名から派生したあだ名)と呼ぶと反応したり、抱っこをせがむようになったりと、来たばかりとは思えない速度で慣れて、まるで昔からいたような感じです。
モルと一緒に抱っこ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/db/d3257058dc8f9b40ee1f1c90a812d46b.jpg)
モルと一緒に人参の葉っぱを食べています(お昼のおやつ!)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/ed/cbfcc3fa0194395f28604e92421a171c.jpg)
牧草も一緒に食べます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/96/1e397427df72fc3704c5ed6f89b2169b.jpg)
カリカリは、争奪戦です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/3f/24ef24fbcdd90122e52639e7344d56d3.jpg)
またゼリー(ゼゼッコ)のお話も書いていきますので、引き続きよろしくお願いします!
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