それにしても「ネクストアニメ化マンガについて思いをはせる」なのだ。

　人気マンガで、連載の早い段階から多くの人に「これはアニメ化するだろ！」って思われる作品はいくつもあり、その中の一つ「SPY×FAMILY」はちょっと前にアニメ化され人気を博した。そして先日、「ダンジョン飯」もアニメ化決定がアナウンスされ、2023年辺りに放送される予定になった。ただ、ダンジョン飯は長く期待され続けたせいか、待ち疲れて「もう熱冷めちゃったよ」とイヤな事言う人もちょいちょいいた。
　で、次にアニメ化の発表が期待されるマンガは「よつばと！」だろう。ちょっと変わった5歳の女の子「よつば」と、とーちゃんのふたり暮らしを中心に、周りの人たちとの何気ない日常を描いたこの作品は、2003年から連載されているのだが、結構早い段階から人気を博すと共に「これはアニメ化するだろ！」と方々で言われていた。でも、全くアニメ化される事無く、それどころか人気も多分上り調子であったであろう10年くらい前（もっと前からだったかな？）からなぜか連載ペースががっくりと落ち、ペースが落ちた当初は、連載雑誌発売日にネットの掲示板で「今月こそは掲載あるか！？」「今月も無しかぁ」と、期待と落胆の声もあがっていたが、みんなもう休載に慣れきってしまったのか、いつ頃からか期待の声をとんと聞かなくなってしまった。
　・・・とはいえ、アニメ化すればまた活気が戻ってくるんじゃないだろうか？いや、これはファンがというより、マンガの著者に向けての期待と言える。なんで連載ペースがこんなにも悪いのか？連載誌には、目次の休載マンガ告知に「予定通り」と「作者の都合」の二種類があり、よつばと！は毎回作者の都合で休載となっている。で、その都合ってヤツを全く知らないけど勝手を言うと、こんなペースではファンは好きの気持ちを維持できない。
　で、そんなこんながありつつ、今思う事は、『“好き”って熱量を保存しておけるひみつ道具が欲しいなぁ』って事。そんな感じで、アニメ化よりも好きエントロピーの事を考えていたら、今日は寝るのが遅くなりそうなのだ。